2024年2月10~11日「つりぼりマルヨ」海上釣り堀ミーティングに参加してきました。
11日、12日とも魚の活性が低く釣りの方は大苦戦!でも色々工夫してなんとか魚の顔を見る事ができました。
先日「釣りおじさん試作ウキ釣りスピニングロッド」が出来たので、もちろん試してみましたよ。当日の釣行の様子と、
魚が低活性で渋い中での釣り方
「釣りおじさん試作ウキ釣りスピニングロッド」の特徴
についてお伝えしていきますね。
2月10日、11日の「つりぼりマルヨ」の釣果
2月11日
・真鯛 6匹
2月12日
・真鯛 2匹
海上釣り堀ミーティングの概要
海上釣り堀ミーティングは「つりぼりマルヨ」、「うろこ屋」が主催となった海上釣り堀親睦会です。
親睦会なので、釣果による順位はない大会で、閉会式では、各人各社からの釣り餌や釣り道具の解説がありましたよ。
・PEラインを使った脈釣りのコツ→がまかつテクニカルインストラクターの林賢治さん(Instagram)
・団子エサ「火山」・「ゴールドファイヤー」の使い方→本多商店(公式HP)
・エビ系エサ「AKB」シリーズの紹介と使い方→おうみ楽釣会青年部(公式HP)
・釣りおじさん各種ロッドの使い分け方→HAPPY ANGLER(公式HP)
等がありました。その他、各協賛会社からの商品の提供がありまして、全員になんらかの商品が当たりました。
2月10日、11日の「つりぼりマルヨ」の状況
2月10日の状況
2月11日の「つりぼりマルヨ」の天候は晴れ。海水温は約12.4度でした。気温も高めで暖かい1日となりました。
天気・水温共に大きな問題はなさそうでしたが、魚の活性は釣り場全体で低め。海水の透明度も高く、ネット際なら底のネットまで見えている状況。
魚の活性が低い事もあり、「サイトフィッシング」がメインの釣り方となっていた様です。
2月11日の状況
2月12日も引き続き晴れ。海水温は約12.6度でほぼ前日と同じ水温。海水の透明度も引き続き高い状態が続きました。
魚の活性の方は前日よりさらに下がり、全体的に前日より釣果がさらに落ちている状況でした。
2月10日、11日の「つりぼりマルヨ」の釣り方と様子
受付をしたら色々な物を貰えました
当日は午前6時頃「つりぼりマルヨ」に到着。全てのイケス貸切の大会なので多数の方が並んでいていました。
しばらく列に並んで無事に受付終了!受付時に画像にある様に色々な物を貰えました。
「海上釣り堀ミーティング」の開会式が始まりました
午前7時過ぎに開会式が始まりました。大会ルール等の説明がありましたよ。今回がまかつの海上釣り堀ロッド「アルティメイト」シリーズの貸し出しもしていましたよ。
そうこうしている内に開会式も終わり、各人決まったイケスへ向かいます。
遂に釣り開始!
イケスで釣り準備も終わり、午前8時前に遂に釣り開始!となりました。
釣り開始前に青物がイケス内でボイルしまくっていたので、「これはエサを投入したら青物速攻釣れるでしょ!」と思いつつウグイを投入。
が、青物沈黙。さらにイワシの切り身を使うもやっぱり沈黙。
他の方がモーニングで真鯛を次々釣る中、青物狙いが完全に裏目になります。
釣り開始から2時間…遂に今日初の真鯛ゲット!
モーニングが終わった後はイケス全体が沈黙。私も青物狙いをやめて真鯛狙いに切り替えるも時すでに遅し…。
普通に釣っていても釣れないので、ネット際は底まで見える事から、底付近にいる真鯛をサイトフィッシングで狙う事に。
真鯛の反応が悪く、食いが浅そうなので小ぶりなエサを選択。
使用エサは開会式の時に提供された「快釣エサ二刀流(甘エビ)」を使用。
真鯛の目の前でゆっくり「快釣エサ二刀流(甘エビ)」を上下させていると遂に「パクッ!」とするのを確認。
すかさずアワセを入れて遂に今日初の真鯛ゲット!となりました。
★使用エサ:本多商店 快釣エサ 二刀流(甘エビ)
★使用ロッド:釣りおじさん 試作ウキ釣り用スピニングロッド
サイトフィッシングで次々真鯛をゲット!
引き続きサイトフィッシングで真鯛を狙い続けます。エサは「快釣エサ二刀流(赤エビ)」を使用。
同じく底付近のサイトフィッシングで2匹の真鯛を追加できました。
★使用エサ:本多商店 快釣エサ 二刀流(赤エビ)
★使用ロッド:釣りおじさん 試作ウキ釣り用スピニングロッド
少し沖狙いで真鯛がヒット!
ネット際の見え真鯛が反応しなくなってきたので、少し沖側を狙ってみる事に。
海水の透明度が高く、エサが見切られてきている感じがしたので、エサがバラけて濁りをだしてくれる団子エサ、「快釣エサ火山」を使用。
底近くを丁寧に探っているとウキに反応があり、ヒット!
4匹目の真鯛をゲットとなりました。
★使用エサ:本多商店 快釣エサ 火山
★使用ロッド:釣りおじさん 試作ウキ釣り用スピニングロッド
中層の回遊真鯛を狙い撃ち!
この1匹を釣った後、再び沈黙。ですが水深3~4m程の中層に真鯛の群れが時々通りかかります。
今回は「釣りおじさん 試作スピニングロッド」のテストが主な目的でしたが、食い渋る真鯛を繊細に狙うにはウキ釣りは厳しい…。
という事で脈釣りロッド「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」を選択。
団子、快釣エサ二刀流を使っても無反応だったので、シラサエビを投入。時々かるくシャクリを入れながら誘っているとヒット!
2匹の真鯛を追加する事に成功しました。
★使用エサ:シラサエビ
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
釣りおじさんとTさんが真鯛を釣りまくる!
「海上釣り堀ユーチューバーの釣りおじさん」と「Tさん(関西釣り堀KINGバトル2023ベスト4)」が釣り方を聞いてきたので簡単に伝えると、ボコボコ真鯛を釣っていきます。
ベテラン2人に真鯛を釣り切られて、その後は追加で釣れる事なく1日目の釣りは終了となりました。
やっぱりベテランの方は、ちょっとのヒントですぐに釣れる要領を掴むので、すごいなあ、と思いました。
海上釣り堀ユーチューバー釣りおじさんのYouTubeチャンネルはこちら
2月10日(1日目)閉会式の様子
釣りが終了し、1日目の閉会式。
色んな方の釣り方のコツや釣具の使い方、全員に当たるプレゼント抽選会がありましたよ。
詳しい内容は記事上部にある【海上釣り堀ミーティングの概要】にてお伝えしています。
閉会式の内容は【海上釣り堀ミーティングの概要(記事上部)】へ
籠ちゃんTVの関係者ミケネコさんに単1電池を譲って頂く
無事閉会式も終わったのですが、ここで問題が発生。残ったシラサエビとウグイを翌日釣行の為に活かしておきたかったのですが、ブクブクの予備電池を忘れるという失態…。
このままだと単一電池を買う為だけに、往復1時間くらいかけて釣具屋まで行かないといけなくなる感じに…。
「アクションカメラを持っているユーチューバーさんならきっと予備電池を持っているはず…」と、近くのアクションカメラを持っている女性の方に
「単一電池、良かったら売って頂けないでしょうか。」と頼むと快く応じて頂き単一電池をゲット!
どの様な方か尋ねると「籠ちゃんTVの関係者ミケネコさん」との事でした。
本当に助かりました、ありがとうございました。
「籠ちゃんTV」のYouTube動画があるので、興味ある方は一度チェックしてみて下さいね。
「かわちや旅館」に泊まって一休み
という事で夕方には「かわち旅館」に到着し、一休みして翌日に備えるのでした。
「かわちや旅館」は「つりぼりマルヨ」からは自動車で約10分の距離なので、三重の海上釣り堀で連日釣りをする時に使うと良さそうですよ。
※道が結構狭いのでその点は注意です。
昨日と同じ流れで「海上釣り堀ミーティング」の開会式となりました。開会式を終え、皆さん各イケスへ移動します。
集魚力の高いエビ系エサ「バッカスのえさ」で真鯛をゲット!
2日目の「海上釣り堀ミーティング」の釣り大会開始。ですが魚の活性が低くモーニングは無い様で、釣り開始からほとんど誰も釣れない状態。
「ここは集魚力と食い込みが良いエサが必要かも。」
という事で1月の水宝釣行で活躍した海上釣り堀用のエビ系エサ、「バッカスのえさ」を使う事に。
すると早速アタリがあり、真鯛をゲット!この時開催されていたイケス内での早掛け大会でも3位となりました。
とりあえずボウズが無くなり安心です。
★使用エサ:バッカスのえさ
★使用ロッド:釣りおじさん 試作ウキ釣り用スピニングロッド
ネット際に集まっていた真鯛を釣る!
1匹目の真鯛を釣った後は沈黙。イケス全体でもほとんど釣れず。
そうこうしている間にネット際の底に真鯛が集まってきたのが目視できました。
なのでそこにエビ系エサや団子エサを投入するも、まったくの無反応。
なので、何をしても反応が無いときの最後の希望、「シラサエビ」を投入。
シラサエビは半透明で底まで落とすと見えないので、サイトフィッシングは無理。
底付近でチョンチョン小さいアクションをさせていると、「コツッ!」とアタリ!
しっかり合わせて2匹目の真鯛を釣る事ができました。
★使用エサ:シラサエビ
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 際釣りSP240
その後は釣れず
その後は結局釣れないまま釣り終了。いやあ、厳しい1日でした。
「海上釣り堀ミーティング」無事終了
その後は昨日と同じ流れで閉会式も無事に終了。2日目は私も「釣りおじさん 即掛」シリーズの紹介もさせて頂きました。
こうして2日間にわたる「海上釣り堀ミーティング」が無事に終了し、帰路につくのでした。
「釣りおじさん 即掛」シリーズの詳しい説明はこちら(公式HP)
海上釣り堀ミーティング「つりぼりマルヨ」ヒットエサ
本多商店 快釣エサ 二刀流
「快釣エサ 二刀流」は赤エビと甘エビをそれぞれミ濃厚とろみミソに漬け込んだエビ系エサ。エビ系エサは主にAKB+を使っていますが、AKB+より一回り小さいので、AKB+や他のエビ系エサであと一歩食い込まない時に使うと良さそうです。
赤エビと甘エビ、どちらも使いましたが今回あまり違いは分かりませんでした。気分で使い分けるといいかも、です。
本多商店 快釣エサ 火山
「快釣エサ 極みシリーズ 火山」は個人的には本多商店の最高傑作と思っている団子エサ。バラケ具合と残り具合のバランスが絶妙でしっかりバラケて濁りを作ってくれつつもそれなりに団子の持ちも良い団子エサです。
バラケ系団子エサを使う時は魚の活性が低い時が多く、ガンガン使っていく事が多いので1パックがあっという間に無くなるのが玉に瑕。
コスパは悪いエサにはなってしまいますが、この団子でしか釣れない状況は結構あるので「他の人よりたくさん釣りたい!」と思うのなら1~2パック持っておくといいですよ。
バッカスのえさ
「バッカスのえさ」は基本的には釣れない状況の時に使う切り札的なエビ系エサ。独自配合の漬け込みダレにより、非常に高い集魚力と食い込みを持っています。
大きいエビを使っているのでボリュームがあり、見た目も目立ち、視覚でもアピールしているエサです。
なので、今回はエサの大きさと集魚力の高さから放流直後に使ってみました。結果は1匹しか釣れなかったですが、その時に行われた早掛け大会でも3位にはなれたので、モーニングや放流直後にも使えそうなエサだと思いましたよ。
釣りおじさん試作ウキ釣り用スピニングロッドの特徴
釣りおじさんから「こんな海上釣り堀ウキ釣り用スピニングロッドが欲しい」との要望があり、去年の春から開発開始。
・誘い重視のショートロッド
・エギングロッドの様に軽くて細い
・青物でも余裕をもってやり取り出来る
・真鯛とシマアジに対してもオーバーパワーにならずしっかり曲げて取り込める
上記の希望をかなえるべく、どういう素材の組み合わせするかを私と釣りおじさん、宇崎日新の担当者全員がウンウン悩みながら遂に決定。この日試作ロッドが届きました。
今回作った試作ロッドは2本。1つ目がバランス重視の通常の強さのロッド、2つ目がバットパワーをさらに上げた強さのロッドとなりました。
私は「2つ目のより強いバットパワー」のタイプを今回の釣行で使用。結果、このロッドで複数の真鯛を釣る事が出来ました。
釣りおじさんの方は「1つ目のバランス重視」のタイプで青物を釣ってくれましたよ。
ロッドの長さは270cm
ロッドの長さは「釣りおじさん」の希望で270cmとなりました。ウキ釣りロッドとしては短めの長さ。
「ちょっと短すぎるのでは?」と思いましたが、実際に使ってみると、誘いながら釣ると丁度いい長さで使いやすかったです。
私は今、スピニングロッドは「スプリガンM3304(長さ330cm)」を使っていますが、330cmで誘いをかけようとすると、隣の方に当たりそうになるのできっちり誘えない事もありましたが、270cmまで短くなるとほとんどの場面でしっかり誘いを入れる事ができました。
大口径ガイドでスムーズに糸が出る
ウキ釣りは「ウキ止め糸」があり、小口径のロッドだと結構ウキ止め糸が引っ掛かります。なので「ウキ止め糸」が引っ掛かりにくい様に大口径のTOPガイドを採用。今回釣りをした際、ほとんど引っ掛かりがなくスムーズにラインが出てくれたので良かったです。
「1つ目のバランス重視」のパワーでも中型青物なら余裕をもってやり取り出来ました
釣りおじさんが「1つ目のバランス重視」の方で青物を釣ってくれました。中型の青物でしたがこのサイズの青物だったらまだ余裕が感じられました。
青物を釣る事ができたのはこの1匹だけだったのでこれからたくさん青物釣っていきテストしていきたいです。
「真鯛」相手でもしっかり曲がってやり取りできるロッドに
バット部分だけでなく、ロッド先端近くまで4軸カーボンを入れる設計に。
青物を想定した固いバット部分が曲がらなくても、ハリと粘りがあるベリー部分が仕事をして、真鯛相手でもしっかりロッドが曲がり、真鯛の「ゴンゴン!」と頭を振る引きを、しっかり吸収しながら取り込む事ができました。
青物相手に負けないロッドながら、真鯛相手でもしっかりロッドが曲がり、バレにくいロッドとなったと感じています。
釣りおじさん試作ウキ釣り用スピニングロッドの特徴まとめ
・誘い重視のショートロッド
・エギングロッドの様に軽くて細い
・青物でも余裕をもってやり取り出来る
・真鯛とシマアジに対してもオーバーパワーにならずしっかり曲げて取り込める
というコンセプトで設計したロッドでしたが、実際に魚を釣ってほぼ上記の条件を満たす形なっている事となっている事が実際に魚を釣った事で確認できました。
これからたくさんの魚を釣りながら調整をかけていく予定ですが、恐らく基本設計は今のままでいけそうな気がしています。
また続報があり次第お伝えしていきますね。
海上釣り堀ミーティング「つりぼりマルヨ」使用ロッド
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
「即掛 脈釣りSP290」は「即掛 脈釣りSP350」より全長を短くした事で感度と取り回しを良くしたチューンドモデル。
「即掛 脈釣りSP350」より約60cm短くした事で感度が上がり、短く軽くなった事により取り回しが良いです。
ロッドが短い分取り込みが早く確実に可能で、モーニングや大会時に僕はよく使っています。
あと290cmは際釣りでも邪魔にならない長さなので、際釣りにも余裕で対応。
ただ、短い分大きなイケスの中央部は攻める事が難しいです。
中央を攻める様に長めの脈釣りロッドかウキ釣りロッドを別に用意しておいて2本セットで運用するなら一番扱いやすい脈釣りロッドと感じています。
「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」について詳しい説明は公式HPへ
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 際釣りSP240
「 即掛 際釣りSP240」は際釣り専用の脈釣りロッド。際釣り用ロッドとしては少し長めの240cmに設計。(一般に際釣り用ロッドの全長は180~210センチ程度が主流です)
際にいる真鯛やシマアジや根魚をかけた時に最高のパフォーマンスを発揮するロッドパワーにしているのが特徴で、真鯛やシマアジをかけると、レギュラーテーパーな事も相まって非常に気持ちよくロッドが曲がってくれるロッドです。
際釣り専用に作っているだけあって、際釣りだと短くて取り回しが良く、さらに軽く・よく曲がり・感度も良いロッドです。魚をかけて楽しいロッドに仕上げているので、「際釣りで楽しく魚を釣りたい」ならオススメです。
「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」について詳しい説明は公式HPへ