【海上釣り堀】ウグイで泳がせはNG?実は誘って釣ると青物爆釣エサ!理由・釣り方を紹介in水宝

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【海上釣り堀】ウグイで泳がせはNG?実は誘って釣ると青物爆釣エサ!理由・釣り方を紹介in水宝

2024年7月15日、姫路沖にある海上釣り堀「水宝」へ。

今回はユーチューバーのポチさんのグループに混ぜてもらい、「青物コーナー」貸切釣行へ行ってきましたよ。

「水宝」での釣果・ヒットパターン・釣りの様子

「誘って釣ると爆釣エサ!「ウグイ」が釣れる理由と釣り方

についてお伝えしますね。

海上釣り堀「水宝」の釣果

海上釣り堀「水宝」の釣果

ヒラマサ 3匹
ワラサ 1匹
ハマチ 2匹

 

当日の海上釣り堀「水宝」の状況

当日の海上釣り堀「水宝」の状況

当日の海上釣堀「水宝」天候は曇り時々雨。

風はほとんどなく、海水温は約23.6度。濁りはほぼ無い状態でしたよ。

 

当日の海上釣り堀「水宝」の釣り方と様子

午前5時過ぎに海上釣り堀「水宝」に到着

午前5時過ぎに海上釣り堀「水宝」に到着1 午前5時過ぎに海上釣り堀「水宝」に到着2

午前5時過ぎに水宝の船乗り場に到着。水宝のイケスは姫路沖にあります。(船で約30分)

午前6時過ぎに船が来たので、その船に乗り込んで、水宝のイケスへ出発です。

 

「水宝」のイケスに到着

「水宝」のイケスに到着 「水宝」のイケスに到着2

船に乗り込んでから約30分。水宝のイケスに到着し、ユーチューバーのポチさんのグループとも合流。

予約していたイケスへ行き釣り準備です。

今回の釣行での僕の課題は「釣りおじさん試作ウキ釣り用ロッド」のテストです。

前回の釣行では真鯛の数釣りが出来、真鯛相手でのロッドの曲がりは確認できました。

ですが、青物をかけてのロッドテストが出来なかったので、青物を複数釣りたいので、「今回は完全青物狙い一本!」で頑張っていこうと思っています。

 

最初の一匹目は「ヒラマサ」

最初の一匹目は「ヒラマサ」

午前8時ごろ、遂に釣り開始。大事なモーニングタイムですが、今回入っているのが「青物コーナー」という事もあり、当然青物狙い。

「釣りおじさん試作ウキ釣り用ロッド」にウグイを付けて泳がせていると、ウキが消し込んでヒット!

サイズは少し小さいですがヒラマサをゲット!です。

★使用エサ:ウグイ
★使用ロッド:釣りおじさんウキ釣り用試作スピニングロッド

 

表層のヒラマサを「サイトフィッシング」で仕留める!

しばらく釣りを続けていると、表層をウロウロしている青物を発見。やる気がありそうな泳ぎ方をしていたので、ウグイを装着して狙ってみる事に。

青物の進行方向に合わせてウグイを「チョンチョン!」とさせると「パクッ!」しっかり合わせも決まり、2匹目のヒラマサをゲットです。

★使用エサ:ウグイ
★使用ロッド:釣りおじさんウキ釣り用試作スピニングロッド

 

 

ネット際に付いた「ハマチ」をリアクションで食わせる!

ネット際に付いた「ハマチ」をリアクションで食わせる!

その後釣れないまま、20分程経過。

ふとネット際を見ると、青物がまるで根魚の様にネット際に張り付いていました。

青物がいる水深は3m程で、サイトフィッシング出来そうです。

なので、青物の目の前にウグイを早速落として、青物の目の前でチョンチョンさせると、サクッと食ってくれました。

釣れたのは「ハマチ」。これで3匹目の青物ゲットです。

★使用エサ:ウグイ
★使用ロッド:釣りおじさんウキ釣り用試作スピニングロッド

 

再びネット際で「ハマチ」をゲット!

再びネット際で「ハマチ」をゲット!

先程のハマチを釣ってから約15分。

再びネット際に青物が集まってきたので、ネット際を攻める事に。

引き続き使用するエサは「ウグイ」

ここまでハリとオモリの間を1mくらいとっていたのですが、ここまでずっとウグイをアクションさせて釣っている状態。

ハリとオモリの間が長いとウグイをアクションさせにくいので、思い切ってウグイの上5cmくらいにオモリを装着して青物を誘ってみる事に。

青物がウグイの目の前を横切った瞬間に「チョンチョン!」とさせるとバイト!

が一瞬で吐き出して合わせるもかからず。ですが、もう一度落とすとすぐにもう一度食ってきてヒット!

釣り上げたのは「ハマチ」。

これで青物4匹目となりました。

★使用エサ:ウグイ
★使用ロッド:釣りおじさんウキ釣り用試作スピニングロッド

 

再びネット際でハマチをゲット!

再びネット際でハマチをゲット!

その後1時間ほど釣れない時間が続きます。

釣れそうな青物が近くにいなさそうなので、「貸切釣行」のメリットを活かしてイケスをぐるっと一回り。

すると、水深3mくらいのネット際に青物が張り付いているのを発見!

ここに再び、ウグイの上5cmくらいにオモリを装着して「チョンチョン」と青物の目の前で誘ってあげると、イメージ通りにヒット!

無事に取り込みも出来て、5匹目の青物(ハマチ)をゲットです。

★使用エサ:ウグイ
★使用ロッド:釣りおじさんウキ釣り用試作スピニングロッド

 

普通に泳がせて「ヒラマサ」を釣る!

普通に泳がせて「ヒラマサ」を釣る!

その後、目視できる青物が居なくなったので、今度は普通にハリス上にオモリを付けて普通にウグイの泳がせで青物を狙う事に。

青物の姿が見えないので、底近くを泳がせていると、ウキが横に「ツイ~」と動いたので聞き合わせ。

魚の重みが乗っている事が確認できたので、そのまま巻きアワセでヒット!

これで6匹目の青物(ヒラマサ)となりました。

★使用エサ:ウグイ
★使用ロッド:釣りおじさんウキ釣り用試作スピニングロッド

 

青物をヒットさせるもバラしてしまいました

青物をヒットさせるもバラしてしまいました

そうこうしている間に再び目の前に青物がやってきました。

なので、再びハリスの5cmくらい上にオモリを付けて誘い重視のセッティングにしてウグイを投入。

ですが、バイトはあるのに、ことごとくフッキングミス。ですが、3回目のバイトでついに合わせ成功!

が、青物に急に走られて、結局バラシ。7匹目の青物ゲット、とはなりませんでした。

★使用エサ:ウグイ
★使用ロッド:ゼスタ ランウェイ SLS S91-S ソリッドロングシューター

 

最終的に「青物6匹」でフィニッシュ!

最終的に「青物6匹」でフィニッシュ!

その後は青物は釣れずタイムアップ。最終的に「青物6匹」で今回の水宝釣行を終えたのでした。

それではここから、

「誘って釣ると爆釣エサ!「ウグイ」が釣れる理由と釣り方

についてお伝えしていきますね。「ウグイ」が釣れる理由と釣り方を伝える際には、まずは「青物を狙って釣る為の必要な要素」について説明が必要そうなので、そこから説明していますよ。

 

青物を狙って釣る為に必要な要素とは

高活性な青物を狙って釣るのは難しい

青物を釣る時の一番のチャンスタイムは「放流直後」。この時間帯は、青物がスレてなく高活性な事が多いので、非常に釣り易いです。

そして高活性なのですぐに近くの仕掛けに食いつく事が多いです。

その時々によって、切り身系が良かったり、活餌系が良かったりしますが、活性が高いだけに概ね、青物の視界に入った最初のエサに食いつく事になります。

そして、青物放流直前はアナウンスがある海上釣り堀がほとんどで、青物放流直後は、釣り人のほぼ全員が万全の準備で青物を狙っています。

もし、高活性な青物が1匹で、準備万端な釣り人が6人だった場合、誰のエサに食いつくかは単純に考えると1/6です。

そんな状況中でも狙って釣る方法はあるのですが、運任せの確率をちょっと上げる、くらいの対策なのは否めません。

 

狙って釣るには「普通の活性~低活性」の青物を釣る必要がある

なので、青物を狙って釣るには「普通の活性~低活性」の青物を釣る必要があります。

ですが、低活性の青物は普通に活きアジや切り身を流しているだけではなかなか釣れません。

 

捕食スイッチを入れる可能性が高い「フラッシング」効果がある魚系エサがベスト

そういう低活性な青物の活性を入れる事が出来るのが、「フラッシング」です。

青物の目の前で「キラキラッ!」とさせると今までやる気が無かった青物のスイッチが入ってくれる事があります。

スイッチが入らない事の方が多いですが、それでもただ流しているだけの時と比べるとずっと釣れる確率がUPしますよ。

「キラキラッ!」とさせる事が大事なので、キラキラ光るエサ、つまり「魚系エサ」が有効になる、という事ですね。

 

「魚系エサ」の中で「ウグイ」が最強エサである3つの理由

「ウグイ」は冷凍エサよりはるかに丈夫

活きているウグイを使うのですが、ほぼリーリングとロッドアクションでウグイを動かして青物を食わすので、正直ウグイが活きてなくても釣るのに問題はありません。

なら「冷凍エサを使えば良くない?」と思わないですか?私はそう思い、実際に冷凍イワシや冷凍キビナゴを使いました。

結果は「高速巻き、トゥイッチをした瞬間に身が崩れてどうにもならない。」という事が分かりました。

青物に捕食スイッチを入れさせるのに、激しいアクションは必須なので、「冷凍エサはほぼ使えない。」という結果になりましたよ。

ウグイも活きていないと、だんだん身が柔らかくなっていくので、使用時に活きている必要はないですが、使用直前まではしっかり活かしておきましょう。

 

「ウグイ」は他の活餌より身が柔らかくてよく動く

青物用の活餌は、主に「活きアジ・アユ・ウグイ」があります。何故これら3種類の活餌の中で「ウグイ」がいいのか?というと、それは「身の柔らかさ」です。

他の2種の活餌より身が柔らかいので、高速巻きした時やトゥイッチした時にとてもよく動いてくれるので、「ウグイ」がいいのです。

 

冷凍サンマと比べると「一口サイズ」なのでより釣れやすい

誘って釣る、の代名詞のエサ「冷凍サンマ」。確かに冷凍サンマは動きも良くて、高速巻きで青物を釣る事が出来る非常に優秀なエサです。

ですが、「冷凍サンマは大きすぎる。」んですよね。

狙いがワラサ~ブリのみだったら冷凍サンマでもいいと思いますが、ハマチ~ツバスクラスの青物には流石に大きすぎる事が多いです。

その点ウグイは小サイズを選べば、ハマチサイズはもちろん、ツバスサイズでも十分釣る事が可能なサイズ。

大型青物を狙う場合でも一口サイズだと口を使わせやすいので、基本的には「小さいエサの方が釣れる!」という事でウグイの方が冷凍サンマより釣れる場面が多いです。

 

ウグイで誘って青物を釣る為の釣り方

基本的には「ウキ釣り」で狙う

・青物を食わすのに繊細な穂先は不要な事。
・チョイ投げして広範囲を探りやすい事
・ウキ止め部に当たるとウキが沈むのでチョイ投げ後の底取りが脈釣りより楽な事

上記3点の理由から、脈釣りロッドよりウキ釣りロッドの方が狙いやすいです。

ですが、ウキ釣りで使う場合も、ウキはほぼ目印扱いなので、脈釣りロッドでも十分対応可能。

なので、ウキ釣りロッドを持っていない方は脈釣りロッドで実践しても大丈夫です。

 

ウグイは「鼻掛け」か「頭部」に付ける

ウグイの基本的な動かし方は、中央底まで沈めてからの高速リトリーブ。もしくはトゥイッチしながらリトリーブのどちらか、となります。

「鼻掛け」にすると高速リトリーブ時の動きが良く、「頭部」に付けるとトゥイッチした時の動きがより良くなります。

私の場合はウグイが元気な内は「鼻掛け」で使って、ウグイの元気が無くなってきたら「頭部」に付け直して使用していますよ。

 

ウグイのオモリの付け方

オモリの位置はウグイの5cmくらい上に付けています。

ウグイの近くにオモリを付けるとハリ掛かりが悪くなりそうなので5cm程隙間を空けていますよ。

あまり遠くにオモリを離すと、ウグイにアクションを加えにくくなるので、ハリ掛かりと操作感のバランスがいいのが「ハリの約5cm上」くらいだと感じています。

 

基本的ウグイの動かし方

・イケス中央付近にウグイを入れて、底付近まで沈める
・底から高速巻きをする
・青物が追っている姿が見えたら目の前でトゥイッチさせる
・青物が追っていない時は、そのまま高速巻きを続ける
・そのまま巻き取ったら再びイケス中央付近にウグイを入れる

基本的なウグイの動かし方は、上の通りとなりますよ。

後は実際の青物の反応を見ながら色々動かし方を組み合わせたりしていきましょう。

 

海上釣堀「水宝」での使用ロッド

釣りおじさん試作ウキ釣り用スピニングロッド

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現在テスト中の「釣りおじさん試作スピニングロッド」です。

釣りおじさんより「こんな海上釣り堀のウキ釣り用スピニングロッドがあれば…」との要望から釣りおじさんの希望を出来るだけ叶えるべく、現在テストしています。

釣りおじさんからの要望は以下の通りとなりますよ。

・エギングロッドの様に軽くて細い
・軽くて細いけれど青物も余裕で取り込みできるパワーが欲しい
・青物を余裕で獲れるパワーを持ちつつ、真鯛やシマアジが相手の時もしっかり曲がってロッドのタメを使いたい
・ウキ止め糸が通り易い様に大き目のガイドを使って欲しい
・誘いを入れる時ロッドが邪魔にならない快適な長さにして欲しい(現在約270cm)
・誘いを入れた時ウキが弾かれない様ティップ部分は固すぎず柔らかすぎずの固さにして欲しい
・ラインが穂先に絡んだ時でも穂先が折れにくくして欲しい(PEラインでどうしても絡みやすい為)

これらの要望を叶える為には相反する事も多く、ロッドの設計を色々やりなしています。

以前のテストロッドでは「バットが固すぎる・もしくは柔らかすぎる」・「TOP~ベリーの反発力が強くてウキの操作や真鯛・シマアジの引きを吸収しにくい。」との課題が出て、再度設計し直したテストロッドが届き、現在そのロッドでテスト中です。(以降「3番テストロッド」と記載しています。)

「3番テストロッド」ではTOP~ベリーを柔軟にする為、上半分の4軸カーボンを外し、バット部分も細かい微調整をかけています。

前回の釣行で真鯛を数匹かけた結果、真鯛相手だといい感じにロッドが曲がり固すぎる事が無い事を確認。

今回は青物を釣ってのテスト、となったのですが、結果6匹の大小の青物を釣る事が出来、しっかりテスト出来ました。

結構大きいヒラマサも釣れてくれたのですが(多分4キロくらい)このくらいのサイズなら、まだまだバットに余裕がある状態でした。

しっかりバット全体が曲がってくれて、走りも止める事も出来ていましたよ。

一番最初の「1番テストロッド」だと、中型青物以上になるとバットが曲がり過ぎて走りが止めれなくなる2番テストロッドだとバットが固すぎて真鯛・シマアジがバレやすい問題が発生していましたが、今回の微調整で丁度いいバットの固さに出来たと感じました。

この釣行後、釣りおじさんとも3番テストロッドについて話し合いました。話し合いの結果、

・ロッドティップがもう少し入った方がウキの操作がやりやすくなる
・時々ラインがロッドに絡まる(バット側)

という事で、上記の事を解決する為に、再び微調整していく事になりました。次回は上記の症状をしっかり釣りおじさんに聞きながらチェックしていきたいので、三重方面に一緒に釣りに行く事となりましたよ。

その時に実際にロッドを使いながら上記の事について具体的にどう対応していくか、詰めていく予定です。

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ABOUTこのブログの管理人

釣り歴約30年。バス釣り・管理釣り場・エギング・メバリング・ロックフィッシュ等のルアー釣りを 幅広く経験しています。特に力を入れている釣りはメバリングです。

幅広い釣り経験を通じて、釣り初心者に分かりやすく釣り方等を紹介しています。

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