2019年6月30日に南淡路方面までチニングに行ってきました。
狙いのチヌは釣れなかったものの、陸っぱりからでは最大クラスとなる27cmくらいの大ガシラを含む根魚が入れ食いになりました。
当日のチニングの様子
根魚が入れ食い・チヌが釣れなかった理由の考察
根掛かりしにくいチニングルアー
ついてお伝えしますね。
チニングのため大阪から淡路島へ
午後2時頃、昼食を終えてから地元の大阪から淡路島へ。
出発直前まで大雨が降っていたのですが、淡路島に到着する頃にはすっかりいい天気に。
梅雨の雨は透湿素材のレインコートを着てもムシムシするので、雨の中釣りしなくて良さそうなのは嬉しいです。
淡路インターでチニング釣行後の夕食を調達
この日は単独釣行でチニングが終わってから車中で夕食の予定だったので、淡路インターで夕食を調達。
今回は明石名産のタコを使ったおにぎりを買ってみました。(まあまあ美味しかったです。)
南淡路のチニングポイントに到着
お目当てのチニングポイントに到着。このポイントは2016年、2017年の過去2回もチニングに来て実績もあるポイントです。
橋の工事をしていたけれどチニングには問題ない場所だったので釣り開始!
今回このポイントに到着すると河口部で橋脚部を作っている工事をしており、この河の上に道路(高速道路?)が通るみたいです。
幸い釣りするには困らない位置だったので、タックルを準備してチニングを開始します。
水温は約24.4度
水温は約24.4度。チニングするには特に低い水温でもなく良さそうな水温です。
【チヌ釣るやつ】を使ってみる
今回チニングに使用したルアーは【チヌ釣るやつ】でした。
他のチニング系ジグヘッド・ラバージグとの違いは【誘導式】である事です。誘導式なのでフリーフォールさせるとオモリが先に着底し、ノーシンカー状態でワームふわ~と落ちていきます。あとオモリと一体式の物より食い込みは良さそうという事で使ってみました。
チヌ釣るやつを使用した結果は【まとめ】で詳しく紹介しているのでそちらを読んでみて下さいね。
まずはアナハゼがお出迎え
釣り開始はまだ午後5時。満潮潮止まりの時間帯なので、釣れないだろう、と思いながらもルアーをキャストするとアナハゼさんが釣れてくれました。
次はムラソイがヒット!
次はムラソイがヒット!河口周辺メインで釣りして、釣りしていたあたりはかなり茶色に濁っていたのですが、なんか普通に根魚が釣れます。
もしかすると濁っている水は表層だけで底の方はキレイな海水かも知れませんね。
19時を過ぎると良型のガシラが入れ食いに
満潮の潮止まりが終わり潮が動き始める19時頃から、入れ食い状態に!でも釣れるのは本命のチヌではなくてガシラ。でもほとんどが20cmUPでこれはこれで楽しめます。
遂にチヌヒット!と思ったら27cmを超えるガシラだった
その後も好調に20UPのガシラを釣り続けましたが流石に本命のチヌが欲しい・・・。
そして20時前、遂に『ゴッ!!』というニブイアタリと共にロッドが絞り込まれる!
ドラグも少しでて、首振りもしているので、30cmくらいのチヌが釣れたのかな?と思ったらなんと超でっかいガシラでした。
早速メジャーを当てると27センチちょっと。陸からの釣りで27センチを超えるガシラは生涯2匹めで、ある意味40UPのチヌより貴重な魚をゲットする事が出来ました。
これはこれでとても嬉しいです。
河口エリアからサーフエリアでチニングするも釣れたのはガシラ
河口エリアではひたすらガシラ・ソイばかりなので(日が暮れてからはほぼガシラでした。)河口エリアに見切りをつけて、今度はサーフ+敷石のエリアをラン&ガン。
しかし、こちらでも釣れるのガシラばかりでチヌを釣る事は出来ず。
こうしている間に午後9時を超えていたので、この日はストップフィッシング。帰路に着くのでした。
6月下旬南淡路チニングの釣果
・アナハゼ 12センチくらい 1匹
・ガシラ(カサゴ) 16~27センチくらい 20匹くらい
・ソイ(ムラソイ) 20~23センチくらい 3匹くらい
6月下旬南淡路チニングまとめ
今回南淡路でチヌが釣れなかったのは水温?
今回河口部では雨の影響でにごりがでていたものの、釣りにならないという程キツイにごりではなく、夕方からは地元の釣り人の方々はサビキでアジが釣っていましたし、ガシラやソイといった根魚は問題なく釣れていたので、チヌが釣れないのはにごりが原因ではなさそうです。
今までこのポイントでチニングをしていたのが8月下旬。対して今回は6月下旬、と時期が違い水温が違うのでその差なのでは?とは考えています。
他のチニングポイントではチニングシーズン真っ盛りなので、水温と時期がチニングに合ってなく釣れないという事はなさそう。なら何故釣れなかったのか?と考えてみると、
今回のポイントでは【チヌよりも根魚の方が魚影が濃く、チヌが食う前に根魚がルアーに食いつていたのでは?】と考えています。
8月下旬の水温は当時の釣行では測定していないですが恐らくは水温30度前後。(30度超えている可能性もあり。)対して今回のチニング釣行での水温は約25度でした。
根魚とチヌでは、根魚の方が適水温が低く、チヌの適水温の方が高いので、今の時期の水温ではまだ多数の根魚が浅場に残っていた、という事ですね。
根魚とチヌが混在しているポイントでは、水温の高い真夏を狙うと良さそうです。
南淡路根魚ルアーキャスティング釣行も面白そう
今回本命のチヌを釣る事は出来ませんでしたが、20UPのガシラやソイを多数釣る事が出来ました。
夜釣りとはいえ、穴釣りでなくルアーのキャスティングでこれだけ良型の根魚が釣れると楽しいですね。今回チニングに行ったのは淡路島のほぼ南端。ここまで来るとルアーのキャスティングで根魚を狙う人もほとんどいないみたいです。
ガシラやソイといった根魚が浅場で釣りやすい時期は5月から7月中旬くらいまで。今回行ったポイント以外でも、南淡路エリアなら、石畳やちょっとしたテトラのあるポイントで今回の様な釣りができる可能性は高いです。
あと今回20匹くらい根魚を釣る事が出来ました。1回の釣行で1匹~5匹くらいのチニングより根魚釣りの方が数釣りしやすいので、チニングではなくて南淡路根魚ルアー釣り釣行、というのも面白そうです。
チヌ釣るやつは思った以上に高性能だった
今回初めて【チヌ釣るやつ】を使用してみましたが、思っていた以上に使い勝手がよく流石後発のチニングルアーだな、と思いました。
今回チヌを釣る事は出来ませんでしたが小さいガシラやソイでもしっかりかける事が出来、誘導式であるメリットの食い込みの良さを実感。フリーフォールからのワームだけ漂わせるアクションでも数匹の根魚を釣る事が出来、このアクションがやっぱり使える事も確認。下のヒットルアーの紹介でも書いていますが、最も良かったのが【根掛かりが圧倒的に減った】事です。
今までのチニング用ラバージグ・ジグヘッドでは接続部がある為にオモリ部分とフックが離れ、岩などに引っかかりやすかったのですが、中通しとし、一体にする事で、オモリ部分でフックをガードさせる事が出来、根掛かりが減らす事に成功しています。
根掛かりするとロストしない場合でも、ルアーを外すためにロッドをびゅんびゅんあおったりしてポイントをつぶしてそのキャストは無駄に。
根掛からないとその分釣れるキャスト数が増えるので釣れる確率もUPしますし、根掛かりしてPEラインが高切れするとそこからPEラインとリーダーの接続からしないといけなくてその時間も大きなロスとなります。
なにより、根掛かりが少ないと快適に気持ちよくチニングできるので、根掛かりが減って食い込みも良いなら使わない手はないですよね。
今回チヌは釣る事出来なかったですが、今後チニングのメインルアーは【チヌ釣るやつ】となりそうです。
6月下旬南淡路チニングのヒットルアー
チヌ釣るやつ
今回、誘導式底ズル引き系チニングルアー、【チヌ釣るやつ】を使ってみたのですが、このルアーの根掛かり回避能力がとても高い!あとで他のチニング系ズル引きルアーを見て比較してみた結果分かったのは、玉部分とフックが接続部なしで密着するので、【玉自体がフックを隠してくれる】という事が判明。その事で他のチニングズル引き系ルアーより圧倒的に根掛かりしにくくなっていました。
今回のチニングポイントでは今まで他のチニングズル引き系ルアーを使っていて、1釣行で1~2個はロストしていましたが、今回はロスト0個。感覚的には今までのチニングズル引き系ルアーと比べると1/3くらい根掛かりが減る様な感じです。
根掛かりが本当減るので、チニングで根掛かりに困っているなら一度試してみるといいですよ。
パワーイソメ 極太
今回の釣行でのヒットルアーは全てパワーイソメ極太でした。1本そのまま使うのではなく、1/4に切ってちょんがけにして使っています。今回は根魚ばかりでしたが、味とニオイ効果でとてもよく釣れますよ。1/4にするので1袋で24切れとなりコスパが非常に高いのもオススメの理由です。
液漏れもなくコンパクトなガルプ・エコギアアクア専用容器
アミノ酸液に浸かっているタイプのパワーワーム、エコギアアクア、ガルプ等のワームの保管にピッタリの専用容器5本セットです。コンパクトかつ、指でつまむだけでワームを取り出せるので指の汚れも最小限で済みます。今回のパワーイソメ極太を1/4にしたものなら1つの容器に付き12切(ワーム4本分)で丁度くらいで、専用容器2本あればパワーイソメ(極太)を一袋分収納する事が出来ます。
長靴より蒸れなくて快適な防水透湿靴下
最近愛用している防水透湿靴下です。今回使用しているタイプはひざ下まであるので長靴代わりに使用する事が可能です。
長靴と違い透湿なので蒸れにくく快適です。これからの晩春から秋にかけての暑い季節に使うといいですよ。
ウェーディングシューズ
防水透湿靴下を使用する際には水に使っても大丈夫な靴が別途必要です。今回は足場の悪いテトラ周りをメインに攻めたのでフェルトスパイクのウェーディングシューズを使用しました。
チニングにピッタリなコンパクトなショルダーバッグ
元々自転車用のフロントバッグですが、コレがチニングにベストマッチ!ワーム数袋と小型のルアーケース1~2個、少々小物が丁度入ります。バッグ内にペットボトルホルダーがあり、バッグ内に立てて入れる事も可能となっています。
又、フタ部分はマジックテープで止めるだけなのでルアー交換も楽に素早くできますよ。小さくて軽いのもラン&ガンの多いチニングでは嬉しい限りです。
チニングにピッタリなコンパクトなショルダーバッグについて詳しくはこちら