これからエギングを始める、または始めたばかりでまたアオリイカを釣った事が
ないのでしたら、どのようにエギを動かしたらアオリイカが釣れるのか?
分からないですよね。なので、
シャクリ方の説明(動画での説明もあり)
シャクリより10倍大事!エギのフォールのさせ方
アオリイカのアタリの出方
アオリイカの引きはどのくらい?
エギングでバラさない為のやりとりとアワセ方のコツ
についてお伝えしていきますね。
目次です
エギのアクションはシャクってフォールさせるのが基本
エギングでの基本アクションはロッドをシャクって、エギを浮かせて、
その後エギをフォールさせる、 というのが基本動作となります。
その他ドリフトやジャーク、ただ巻き等もありますが、
シャクリ&フォールがエギングの基本で、それだけでも十分に
アオリイカは釣れるので、まずはシャクリ&フォールをしっかり覚えましょう。
シャクリ方の動画を見て下さいね
シャクリとは、ロッドを強くあおる事、ですが言葉で説明しても
なかなか難しいので、シャクリ方については、上の動画を見てみて下さいね。
実際に動画でのシャクリ方でアオリイカ、釣れいていますよ。
シャクリ方はだいたいでOK
2段シャクリや3段シャクリ、ハイピッチショートジャーク等、色々なシャクリの
方法はがありますが、基本、【シャクリが入っていればOK】です。
エギが急激に跳ね上げられる事によって、アオリイカにアピールして、
フォールでアオリイカにエギを抱かせるのですが、
シャクリが2段や3段、小さい、大きいという差は
大きくありません。 急激にエギが跳ね上げる事が出来たらOKです。
なので、シャクリはだいたい動画の様な感じでしていたらOKで、
多少動画と違っても問題ありませんよ。
エギのアクションはフォールの方が10倍大事
シャクリ方の差ではあまり釣果に差が出ないアオリイカですが、
【フォール姿勢】はとても大事です。
フォール姿勢の違いで、アオリイカがエギに抱くかどうかが大きく変わります。
フォール姿勢の角度が急過ぎたり、斜めや横にフォールしていくと、
アオリイカがエギに抱く確率がガクッと下がり、釣果に直結します。
少しラインを張りながらエギをフォールさせる
なので、エギにシャクリを入れた後は、エギが変な方向にフォールしないよう、
少しラインを張りながら、 カーブフォールに近い形でエギをフォール
させていくといいですよ。
ダート性能の高いエギに注意!
昨今のエギは非常に性能が高く、少しシャクると大きくダートするエギが
ほとんどです。
ダートするエギは左右に動く分、より広範囲のアオリイカを
寄せる力があるのですが、ダートした後、エギが横に向いたまま、
変なフォールをする事がよくあるんです。
図で説明すると…
エギがダートした後に
エギがダートした後に、
ダートしたエギがそのままの方向にフォールしてしまう
ダートしたエギがそのまま横方向にフォールしてしまうんですね。
ダート性能の高いエギは少し前に向けてからフォールさせたらOK
ダート性能の高いエギは、一度ラインを一直線にして、
少しエギを前に向けて(直進させて)からフォールさせると、
キレイにフォールさせる事が出来ますよ。
図で説明すると…
エギがダートした後に
エギがダートした後に…
エギを少し前に向けると
エギを少し前に向けてあげると…
キレイにフォールします
キレイにエギがフォールしますよ。
初心者はあまりダートしないエギがオススメ、でも…
ダートするエギは確かに釣れるのですが、
エギング初心者には、扱いにくい事が多いです。
ただ、現在どのエギを見ても【ダートする】等と書かれていて
どのエギがダートするのか、あまりしないのか、さっぱり分かりません。
エギングに詳しい釣具屋の店員に話しを聞ければいいのですが、
上手く当たらない事がほとんど…
でも、安心して下さい。実際に私が使用して、あまりダートしない
エギを見つけたので紹介します。
エギング初心者はあまりダートしない【エギゼヨ】がオススメ
私が最近見つけた【エギゼヨ】というエギは、近年のエギの中では
ダート幅が少ないエギです。
さらに、他のメーカーのエギよりやや沈むのが遅く、沈下角度も低い為、
あまりフォール中気にしてラインを張らなくても、フリーフォールでも
キレイにフォールしてくれます。
特にこれからアオリイカを釣るエギング初心者にオススメですよ。
アオリイカがエギにかかった時のアタリはどんなアタリ?
アオリイカがエギを抱くのはほとんどの場合【フォール中】です。
エギングをしていて、大半の場合のアタリの出方は、ロッドをシャクった時に
【ズン!】とロッドがしなるようなアタリがでますよ。
実際にこのアタリが出るまでにどんな事が起こっているかというと…
1.フォール中のエギにアオリイカが抱く
2.釣り人はアタリに気付かない
3.シャクリを入れた時、すでにアオリイカがかかっている
という事が起こってします。
アオリイカのアタリは繊細な事が多く、エギに抱いた際、アタリらしい
アタリが出ない事が多いのです。
又、アタリが出る時も、
フォール中のアタリは繊細な事が多いので、【ちょっとおかしいな】と
思ったら、軽くあわせてみましょう。
上手くいくと、アオリイカがかかってくれますよ。
アオリイカの引きはどのくらいなの?
アオリイカは独特の引きをします
アオリイカは魚とは違い、独特の引き方をします。
魚が【ギューン!】といった感じでしたら、アオリイカは【グイングイン】
といった感じです。
言葉ではなかなか伝わりませんが…。
同サイズの魚よりは引かない
アオリイカの引きの強さですが、同サイズの魚と比べるとかわいいものです。
もちろん大きくなれば、それなりに引きますが、スピードはなく、
パワーもそれほどでもありません。
さらに、根やテトラに向かってダッシュで逃げ込む、という事も
ないので、かかった事が分かったら、ゆっくりリールを巻きながら寄せてくると
いいですよ。
エギングでアオリイカをバラさない為のコツ
エギにはカエシが無いのでテンションを保って寄せる
エギには返しが無いので、ラインのテンションを緩めると、ポロッっとエギが
外れてしまう可能性があります。なので、ラインテンションだけは緩めない様、
気をつけてあせらず、ゆっくりリールを巻いて寄せましょう。
9月から10月上旬はシャクリによる【身切れ】に注意
9月から10月上旬にかけての初期のアオリイカは
まだ100~150gくらいと小さく、身も柔らかいので、シャクリや合わせの
時に足や身がちぎれてバレる事が結構あります。
リールのドラグ設定はゆるめに
なので、ドラグはゆるめに設定して、アオリイカの身切れを
防ぐようにするといいですよ。
【ドラグの目安はシャクると少しドラグが出る】
くらいです。
あまりゆるく設定すると、シャクってもドラグだけが出て、
エギが動きません。
ドラグの調整をしておく身切れでのバラシが減るので、必ずドラグ調整は
しておきましょう。
アワセも身切れしないよう、軽く、短くアワセを入れる
アオリイカのアタリがあった時のアワセも身切れを防ぐために、
軽くシャクるくらいで合わせるとさらにバラシの軽減につながります。
10月上旬以降にアオリイカには【しっかりとしたアワセ】が必要
9月も過ぎ、10月になると100g~200gだったアオリイカが、
300g~700gくらいに育ってきます。
胴長でいうと15~20センチくらいです。
このくらいの大きさになると、今までとアワセ方は正反対となります。
ドラグは強めに締めて、アタリが分かった時はフルフッキング、
シャクった時に乗っているのが分かった時は2度、3度と追いアワセを入れます。
なぜ強いアワセが必要なのか
アオリイカはほとんどの場合、上の図の様に、
エギの横から抱く事がほとんどです。
そして、アタリが出た時はまだエギの針(カンナ)にアオリイカが
かかっていない状態なんですね。
100gくらいのアオリイカだと、ちょっとアワセると、
簡単にエギが針の部分までずれるのですが、
300gくらいの大きさになってくると、ちょっとアワセたくらいでは
足の吸盤が強く、簡単にはエギがずれてくれません。
ちゃんとアワセないとアオリイカが逃げてしまう
ちゃんとアワセないと、水面近くまでアオリイカがきても、
直前でエギを離して、『サヨナラ~』です。
強いアワセで針の部分までずらしてアオリイカをかける
なので、エギにしっかり抱きついたアオリイカを
針の部分までずらす必要があるので、強いアワセが必要なのです。
なので、リールのドラグを強めに設定して、しっかりアワセてあげましょう。
エギングのアクションまとめ
シャクリ方はだいたいでOK
エギのフォール姿勢に気をつける
アオリイカの取り込み時はラインテンションを緩めない
10月上旬までは【弱めに】10月上旬以降は【強めに】アワセを入れる
という事ですね。
しっかりエギのアクションとやりとり方法を覚えて、
エギングでしっかりアオリイカを釣っていきましょう。
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