2019年11月22日、友人と一緒に福井県敦賀市へオフショアジギングに行ってきました。
オフショアジギング初挑戦!でしたが状況が良く、ナブラがずっとある状態でハマチ・サゴシがイレグイでオフショアジギング初めてなのにいきなり大爆釣という結果となりました。
当日のオフショアジギングの様子
ダイビングペンシルとシンキングペンシルの釣れ方の違い
についてお伝えしますね。
午前7時30分頃に福井県敦賀にある【シーモンキー】の船着き場に到着
午前7時30分頃に福井県敦賀にある【シーモンキー】の船着き場に到着。釣具の準備を始めます。
オフショアジギングってお金かかるイメージありましたが、1回の料金は12000円。同じオフショアのイカメタルが平均15000円なので安くはないですが、私のイメ-ジよりは安かったです。
オフショアジギング乗合船【シーモンキー】について詳しくは公式HPへ
【お金がかかるのはタックル】オフショアジギングをするには最低3タックルは必要
オフショアジギングの乗合船では【その時に釣りやすい魚】を狙います。釣り人に出来る限り釣って帰って欲しい、という船長の計らいなんですが、そうなるとターゲットや釣れる状況によって使用するルアーや釣り方が変わり、その釣りに対応したタックルがそれぞれ必要になります。
今回のオフショアジギングの場合は、ハマチやサゴシのナブラが起こった時用のキャスティングタックル、通常のジギングタックル、タイや根魚を狙う用の鯛ラバタックルの最低3タックルの準備が必要でした。
今回私が用意したのは以下の4タックルです。
・PE4号のキャスティングタックル
・PE3号のリーダー100~200gのメタルジグ用の硬めのジギングタックル
・PEと2号の60~120gのメタルジグ用の少し柔らかめのジギングタックル
・PE0.8号の100~180gの鯛ラバ用タックル
オフショアジギングは初挑戦だったので流用出来る物は流用して足りない物は5000円~1万円程の入門機種レベルで揃えましたがそれでも7万円程かかりました。
これが全て一から揃えて、中級レベルのロッドとリールを揃えると簡単に12~18万円前後に・・・。オフショアジギングで一番お金がかかるのは【タックル】という事が分かりました。
シーモンキーに乗り込んでオフショアジギング開始!
釣具の準備も終わり、シーモンキーに乗り込み遂に初オフショアジギング開始!です。
朝一はナブラ打ちから開始!
船を走らせながら船長から『湾内に魚入っている様子だからまずはナブラ打ちから始めます。』とのアナウンスが。
なので、キャスティングタックルを持って、臨戦体制に。そして船を走らせてから約20分。遂にナブラを発見!ナブラの近くに船をつけてもらい、キャスティング開始です。
シンキングペンシルでサワラ・ハマチがいきなりイレグイ!
オフショアジギング開始直後からのキャスティングゲームとなりました。キャスティングのスペースが狭いのでルアーキャストに苦労する上にフルキャストの3分の1程の飛距離しかでないですが、船がナブラの側につけてくれるので問題なし!
シンキングペンシル(マリア リライズS130)のただ巻きでサゴシとハマチを次々に釣り上げる事に成功します。
ここ最近の釣行では、友人共々いきなりイレグイという状況に無かったので、同行している友人と一緒に『癒やしの釣りですね~♪』と言いながら上機嫌に釣り上げ続けます。
シンキングペンシルに飽きたのでトップウォータープラグで釣ってみる
ただ、3、4匹のハマチとサゴシを釣り上げると飽きてきました・・・。
なのでシンキングペンシルと共に入れていたトップウォータープラグ(マリア ラピードF130)に切り替えてナブラの中に入れ込むとすぐに水柱が上がります。
が、バイトは多発するものの、なかなか乗らず。でもバイト数は友人のシンキングペンシルより多い感じ。結局、トップウォーターでも友人のシンキングペンシルと同じくらいの魚を釣り上げる事が出来ました。
ナブラで食っていたのは5センチ程のカタクチイワシでした
船から真下の海を覗くと、表層のそこら中に3~5センチくらいのカタクチイワシが泳いでいて、それを狙ってハマチやサゴシのナブラ起こっている様子でした。この日は表層にいるカタクチイワシにハマチやサゴシが夢中担っている様子で、船長が魚探を見ても、『ほとんど底に魚いないねえ。』と言っていました。
午前11時過ぎまでナブラ祭りが続きました
結局午前11時過ぎまでナブラ祭りが続きました。いえ、実は午前11時以降もずっとナブラがどこかで発生している状態だったので、このまま釣り続けていたら、この日1日ずっと釣れ続いたかもしれません。
が、午前10時頃からは船中の皆が釣り飽きたみたいで、目の前でナブラが起こってもほとんどの釣り人はルアーをキャストせずにご飯を食べたり、釣ったハマチやサゴシを捌いたりしていて、釣ろうとすらしていませんでした。
船長もその様子を見て、昼前にナブラ祭りから鯛釣りの方に切り替えた為、午前にてナブラ祭りは終了したのでした。
午後からは鯛ラバで鯛釣り開始
オフショアジギング初挑戦だったのですが、実は鯛ラバの釣りも初挑戦。鯛ラバの釣りもやってみたかったので楽しみです。
2匹のレンコ鯛が釣れるものの真鯛は釣れず
鯛ラバでは初めてのレンコ鯛を2匹釣り上げるも、真鯛は釣れず。船の反対で釣っていた方達はタングステンのメタルジグメインで次々に良型の真鯛を釣り上げていたので、私の腕が足りなかったみたいです。
まあ、初挑戦ですし、釣れただけでも良かったです。
こうして初めてオフショアジギングは大満足の釣果で幕を閉じたのでした。
福井オフショアジギング釣果
・ハマチ 45~55センチくらい 20匹くらい(もう何匹釣ったかよく分かりません)
・サゴシ 45~65センチくらい 15匹くらい(こちらも何匹釣ったか不明・・・多分ハマチより少なめ)
・レンコ鯛 30~35センチくらい 2匹
福井産のハマチはめっちゃ美味しい
和歌山や神戸方面で時々ショアジギングをしていて、釣れるツバスやハマチはあまり油が乗っていない事が多く、美味しくない事が多いのですが、福井のハマチは丸々に太って、油もたっぷり!
天然だけあって脂が乗っているのにくどくはなく、刺し身にしても煮付けにしてもすごく美味しいです。神戸でも沖のハマチだったら美味しいかも?ですが福井のオフショアのハマチの美味しさは本当やばいです。
こんな美味しいハマチがたくさん釣れるなら、また釣りに行かないといけないなあ、と思いました。
福井オフショアジギングまとめ
ナブラ打ちにはダイビングペンシルも持っておくとより楽しい
シーモンキーの船長がシンキングペンシルを推している事から、ほとんどの人がシンキングペンシルを使ってハマチやサゴシを釣っていましたが、せっかくのナブラ打ちなんですから、『トップウォータープラグ』を持っていかない手はないですよ。
確かにシンキングペンシルがあれば魚は釣る事が出来ますが、せっかくのナブラ祭りの時に水面を割って出てくるサワラやハマチのバイトを楽しまない手はありません。シンキングペンシルと共に最低一つはダイビングペンシルを持っておく事をオススメします。
シンキングペンシルとダイビングペンシルの差はどれくらい?
バイト数自体はダイビングペンシルの方が多かった
ナブラの状況次第で変わってくると思いますが、今回のナブラの状況でのバイト数はシンキングペンシルよりダイビングペンシルの方が多かったです。やはり水中より水面の方が目立つからでは、と考えています。
追い食いはシンキングペンシルの方がしっかりしてくれる
ダイビングペンシルはバイトは多いものの、ミスバイトが多い上に、バイト時にプラグを弾き飛ばしてしまう事が多く、追加のバイトを得る事が難しかったです。その点シンキングペンシルは水中にあるので、ミスバイトの後もリトリーブしていればそのまま追い食いしてヒット!といった釣れ方をしてくれました。
シンキングペンシルの方がより飛ぶ
ダイビングペンシルとシンキングペンシル、共によく飛ぶルアーですが、同じ大きさならシンキングペンシルの方が重く、飛距離がでます。
キャスティング船で十分なスペースがありフルキャスト出来るならダイビングペンシルとシンキングペンシルの飛距離の差は小さいのですが、スペースが非常に狭いジギング船なので、無理な体制からキャストしないといけない為、不十分な体制からでも飛ばしやすいシンキングペンシルの方が使いやすいです。
総合的にはシンキングペンシルの方がナブラ打ちでは使いやすい
今回の釣行では、同行してくれた友人がずっと使っていたシンキングペンシルと大差ない釣果でしたが、私が使い比べた結果では総合的にシンキングペンシルの方がナブラ打ちではより釣りやすいと感じました。
なので最低限のルアーだけ持っていくならシンキングペンシルだけ用意しておけば事足りますよ。
実はほとんどジギングしていない
初めてのオフショアジギングという事だったのですが、実はメタルジグの出番がありませんでした。この日はナブラが立っていてほとんどのハマチやサゴシが表層に浮いていた為です。
なので実際にハマチやサゴシを狙ってのジギングをしていた時間は30分くらい。オフショアジギングといいつつ、ほとんどジギング出来ませんでした。
ナブラ祭りはとても楽しかったですが、本当の意味でのオフショアジギングデビュー出来なかったのはちょっぴり残念です。
オフショアジギングはすごくしんどい
今回メタルジグをハイピッチショートジャーク等でジギングしていた時間は30分程でしたが、たった30分でも腕がしんどかったです。
前回のヒラマサ釣行の時にジギングしんどいなあ、と思っていたのですが、それはキャスティングロッドが原因で、専用のジギングロッドなら楽なのでは?と思ったのですが、キャスティングロッドよりは疲れなくなったものの、やっぱりしんどかったです。
どうやらメタルジグでなくインチクを使えばただ巻きで釣れるみたいなので、次回オフショアジギング釣行の時にインチクを用意して試してみようと思いました。
福井オフショアジギングヒットルアー
マリア ラピード F130
今回使用したダイビングペンシルは全て【ラピードF130】でした。今回ベイトが小さかったのでクリア系カラーを多用しましたがあまりカラーによるバイト数の差はなかったです。
マリア リライズ S130
今回使用したシンキングペンシルはほぼラピードF130と同じ大きさの【リライズS130】でした。ラピードF130 とほぼ同じ大きさで重さは約倍で飛ばしやすいので狭い船内でのキャスティングで使いやすいです。