2020年9月21日の夕方から22日の朝にかけてケンサキエギングをしてきました。本当はタチウオ・アジングも含めた三目釣りだったのですが、タチウオ・アジングは撃沈。結果的にケンサキエギングのみの釣行となりました。
坊勢島へ行く際に休日でも空いている駐車場の紹介
当日の坊勢島ケンサキエギングの様子
シーズン後半でもケンサキエギングで釣れるポイント選びのコツ
についてお伝えしますね。
坊勢島には姫路港からフェリーで行く事ができます
今回ケンサキエギングに行く坊勢島は離島なので、自動車で直接行く事は出来ません。坊勢島に行くには姫路港からフェリーで行く事が出来ますよ。詳しい行き方は別ページで紹介しているので、坊勢島に行こうと思った方はそちらも参考にしてみて下さいね。
姫路港近くの駐車場がいっぱいの時のオススメ駐車場
当日、祝日という事もあり姫路港近くの駐車場が満車で使えず。なので、姫路港から少し遠いですが、ひょうご埠頭にある駐車場に自動車を駐車しました。
ひょうご埠頭にある駐車場は、料金が1日1000円と姫路港近くの駐車場の半額(姫路港近くの駐車場は1日2000円)なので姫路港まで歩くのが苦でなかったら、最初からこちらの駐車場を使用するのもアリ、ですね。
ひょうご埠頭(株)駐車場の場所
坊勢島に到着
姫路港発の16時05分のフェリーに乗り、16時40分頃に坊勢島に到着です。今回は夜釣りメインなので遅めの到着となっています。
一晩釣りするのでレンタカーを借りました
今回は翌朝まで釣りする予定なのと、色んなポイントに行きたいので、レンタカーを借りました。
坊勢島でレンタカーや原動機付自転車等を借りる方法は別記事にて詳しく紹介しています。
海水温は約24.2度
海水温を測定すると約24.2度。概ね例年並みといった感じです。
まずはタチウオ狙いから
日が暮れてまず狙うのはタチウオ。例年だったらタチウオが爆釣する時期のはずがまったくの無反応。去年に引き続き今年も坊勢島のタチウオは外れ年みたいです。
アジングも簡単には釣れてくれない
タチウオが釣れないので次は軽くアジングをすると、すぐに釣れましたがサバ・・・。その後20センチくらいのアジを数匹釣りましたが、イージーに釣れる状況ではないのを確認。
イージーに釣れる状況だったら各種ワームの釣り比べをしようと思っていましたが、とてもそんな状況でないのでアジングは早々に終了となりました。
ケンサキエギング開始
タチウオもアジもあまり釣れないという事が分かったので、これである意味しっかりケンサキエギングだけに集中する事ができるというもの。
エギとスッテに切り替えてケンサキエギング開始です。
色々ポイントをまわるも釣れず
前回のケンサキエギングで一番釣れたポイントは、夕方からの爆風で釣り不可能な状態。夜から風は弱くなる予報ではありますが、ずっと風が当たり続ける様なので、風裏になる各ポイントを次々チェックしていきますが、ケンサキイカはまったく釣れず。アタリすらない状態で0時を超えて22日に突入します。
風が少し弱くなってきたので大場所に移動
0時を超えてくると一番の本命ポイントに当たっている風が弱くなってきたので、他のポイントが釣れない事もあり移動。ポイントに到着するとなんとか釣り出来るレベルの風になっていました。
軽いエギやスッテを使用するケンサキエギングにとって風は大敵ですが、他のポイントが釣れないので頑張ってこの大場所で釣りをする事に。
遂にケンサキイカが釣れる!
大場所に移動して約5分、今までの苦戦が嘘の様にケンサキイカがヒット!その後もすぐにもう一匹追加し、坊勢島まで来てのボウズをなんとか回避します。
その後も順調にケンサキイカがヒット!
その後、時折強くなる風に悩まされながらも順調にケンサキイカがヒット!午前2時30分頃まで釣りを続けましたが、このあたりで疲労がピークになり、ストップフィッシング。
その後少し仮眠をしてから朝一のフェリーに乗って帰路に着いたのでした。
9月下旬坊勢島ケンサキエギング釣果
・サバ 25センチくらい 1匹
・アジ 18~20センチくらい 3匹
・ケンサキイカ 胴長 12~16センチくらい 9杯
9月下旬になってもケンサキイカは普通に釣れる
ケンサキエギングのシーズンは8月いっぱいまでと思われがちで、私もそう思っていましたが実際にケンサキエギングをしてみると、9月下旬でも普通に釣れてくれました。
当日は、釣れるポイントが爆風で非常に釣りづらい状況で数が伸ばせませんでしたが、風が無ければもっと釣れたと思われます。
その後、11月下旬のアジング釣行で坊勢島へ行ってきましたが、この時でもまだケンサキイカは釣れていた様です。11月は流石に厳しい日も多そうですが、普通に10月いっぱいはケンサキイカを狙う事が出来そうです。
シーズン後半でも釣れるポイント選びのコツ
8月中旬のケンサキエギング釣行の時は多くのポイントでケンサキイカが釣れていましたが、この日の釣れたポイントは定番の大場所のみでした。
小場所もチェックしましたが、アタリもなかったので、真夏が過ぎて秋になると大場所でしか釣れなくなる様です。ですが、大場所では夏にも負けないくらいアタリがありましたよ。
秋のケンサキイカが釣れる場所の条件としては、【水深がある】【常夜灯がある】【潮がある程度流れている】場所となると考えられます。概ねアジングのポイント選びと同じですが、アジと違い少し潮の流れが緩い場所(とはいえ潮の流れがない場所は釣れない)を好むみたいです。
その事を忘れずにアジングポイントを参考にチェックしていくと良さそうです。
これからの時代はケンサキエギングなのかも
私はアオリイカのエギングもよくしますが、春のエギングは元々数が釣れないですし、秋は簡単にアオリイカが釣れていましたが、エギング人口が非常に多くなり、年々釣れなくなっています。
秋のアオリイカは回遊よりも居着きが多く、基本的に【先にポイントに入って釣った者勝ち】なので、エントリーしやすい漁港や防波堤では今やほとんど釣れません。
そんなアオリイカに対してケンサキイカは回遊してくるイカなので、基本的に20~30杯釣っても同じポイントで釣れなくなる、という事がほぼ起こりません。
2020年時点では、ケンサキエギングより圧倒的にアオリイカのエギングの方が人気ですが、5年後くらいにはケンサキエギングの方が人気になっているかも?なんて思いました。
9月下旬坊勢島ケンサキエギングヒットルアー等
ケンサキエギングに必要な仕掛け
ケンサキイカは群れで行動するので、エギ単体よりエギとスッテ2連結とした方がヒット率が上がります。なのでエギとスッテを連結するのですが、連結の仕掛けを作るのはかなり面倒です。市販の仕掛けが売っているので、こだわりが無ければ市販の仕掛けを使用すると良いでしょう。今回私は【ヤマシタ ナオリー アシストリグリーダーS】を使用しました。
ケンサキエギングに必要なエギ
ケンサキイカは小ぶりなエギが好きなので、エギは小さめのを選びます。1.5~2.0号の各種エギを選べばいいですよ。カラーは夜釣りだからといって夜釣り用の派手なカラーは必要ないです。通常のナチュラル系カラーとアピール系カラー2種類あれば十分事足りますよ。
ケンサキエギングに必要なスッテ
ケンサキエギングに使用するスッテは使用するエギが小さいので、当然小さいスッテを使用します。ですが、0.8~1.2号くらいの小さいスッテはほとんどのメーカーが出してないので、実質【ナオリー おっぱいスッテ】一択です。おっぱいスッテの出来自体はとてもいいので問題なく使用する事が出来ますよ。基本は1.2号で乗りが悪い時に0.8号を使用したらいいと思います。
ケンサキエギングで必要なオモリ
ケンサキエギングでは1.5~2.0号のエギを使用するのですが、ケンサキエギングでは水深1~10mくらいまでの広い層をチェックしていきます。その際、1.5~2.0号のエギの沈下スピードでは5m~10mといった深い層をチェックが難しいです。
沈下スピードを上げる為にエギを大きくすると、今度はケンサキイカが釣れなくなるので、オモリを使って沈下スピードを調整します。私の場合はメバルスナップにガン玉を装着して調整しています。メバルスナップにガン玉を装着しているので、オモリ交換時の取り外しがワンタッチで可能になり、とても便利です。
使用するガン玉の重さは基本が3B(1.00g)で、潮の流れが速かったり、底を重点的に攻める時は6B(2.2g)くらいまで使用します。ケンサキイカが浮いたりして水深1mとかで釣れるようになったらB(0.5g)、またはオモリなしにして調整したらいいですよ。