2019年5月15日、鳥取サーフへヒラメ狙いでルアー釣りに行ってきました。
今回同行したのは私の友人で、ヒラメ釣りハンターのBEANさん。
今回、【ベタ凪】・【晴天】・【真っ昼間】と最悪のコンディションの中、2人の内1人がヒラメを釣り上げる事に成功!
厳しいコンディションの中での貴重な1枚な事もあり、本当にたくさんの気付きがある釣行となりました。
何故真っ昼間にヒラメ釣りをする事になったのか?
当日の釣行の様子
ヒラメ丼とヒラメラーメンを食べる事が出来るお店の紹介
真っ昼間のヒラメを釣る為のヒットパターンとヒットルアー
についてお伝えしますね。
真っ昼間にヒラメ釣りをする事となった2つの理由
通常サーフでのヒラメを釣るには【マヅメ】が最適で、朝マズメか夕マヅメのどちらかの時間帯に釣りが出来る様に釣りの予定を組むのが普通です。
ですが、今回午後0時から、最長でも午後5時まで、とマズメは絡めずに真っ昼間からヒラメ釣りを敢行する事は最初から決めていました。それは何故か?今からその理由を伝えていきますね。
理由1 大阪から鳥取へ行くと朝マズメ・夕マヅメどちらを狙うとしても辛すぎる
私は大阪に住んでいます。5月の朝マズメは午前4時30分くらい、夕マヅメは午後7時30分くらい、となり、朝だと午後11時過ぎにはでないといけず、夕マヅメまで釣りをすると午前1時?くらいになりかねません。
秋~晩秋のヒラメ釣りの場合だとなんとか日帰り出来るくらいの時間に朝・夕マヅメを迎えてくれるのですが、それが春のヒラメシーズンだと絶望的なんですね。
なので、無理なく日帰りで鳥取へヒラメ釣行する為に、日中に釣りをする事にしましたよ。
理由2 鳥取のグルメや観光も楽しみたかったから
元々魚が釣れる確率が決して高くないサーフゲーム。もし釣れなかったとしても楽しめる1日にしたかったので、鳥取観光やグルメも余裕を持って楽しめる釣行プランにしたかったからです。
最初から真っ昼間にヒラメ釣りする事を決めていれば朝はポイントの下見もかねて観光やグルメもゆっくり楽しめますし、夕方は早めに切り上げるので疲れないで帰路に着く事が出来るから、真っ昼間にヒラメを釣るプランとなったのでした。
道の駅かわはらでプチ観光
鳥取サーフにヒラメ釣りに行く前に、【道の駅 かわはら】でプチ観光です。
20世紀梨ソフトクリームを食べてみる
私はご当地ソフトクリームに目がないので、まずはご当地ソフトクリームを食べる事に。
鳥取といえばやっぱり【20世紀梨】でしょう!そしてちゃんと空気を読んで【20世紀梨ソフトクリーム】がありました。
当然、すぐに注文して食べましたよ。実際に食べてみるとちゃんと梨の味がして美味しかったです。あっさり系のソフトクリームでした。
鳥取のお土産も買ってみる
鳥取オススメのお土産は【もさえびせんべい】です。エビ感たっぷりのせんべえで美味しいですよ。
で、鳥取といえば梨と並んで有名なのが【らっきょう】です。もちろんらっきょうも買いました。
鳥取の各サーフを下見
鳥取サーフには午前11時前に到着。ここからいきなり釣り!でなくて、まずは各サーフの状況を見て、どこのサーフエリアがいいか絞り込んでいきます。
天気予報での天候は曇りでしたが、ものの見事に外れて晴天。さらに波・風もほとんどなくまさに、べた凪・ピーカン。
そして潮止まりに近い時間とはいえ、どこのサーフも厳しい雰囲気。
そんな中、1箇所だけ潮が動いているサーフを発見。もう一箇所、潮はイマイチだけれど狙えるポイントが多いサーフがあり、この2つのどちらかのサーフに行く事決定です。
サーフの下見が終わったら【元気海】でお昼ご飯
サーフの下見の後はお昼ご飯。ヒラメ料理が食べれるとの事で、海の駅とまりの横にある【元気海】というお店でお昼ごはんを食べる事にしました。
ひらめ元気丼とひらめラーメンを注文
ここはすぐ横で養殖しているヒラメを使ってヒラメ料理を提供しているようで、とってもリーズナブルな値段でヒラメを食べる事が出来るという事で楽しみにしていました。
なので、早速ひらめ元気丼とひらめラーメンを頼む事に。
ひらめ元気丼はひらめの身がたっぷり!
まずはひらめ元気丼の感想から。ひらめ元気丼の値段は1080円。約1000円の値段なのに、丼いっぱいにヒラメの身が乗っていて、食べごたえ十分!
ヒラメといえば普通薄造りなんですが、このひらめ元気丼のヒラメは厚切り。といっても身が硬い事もなく、もちもちした食感が楽しめて美味しかったです。
イチオシはひらめラーメン!
そしてお次はひらめラーメンの感想を。スープは透明であっさり系。これがヒラメのダシをふんだんに使っている様で、魚好きにはたまらない魚のダシがたっぷりでています。
上手くいえないけれど、ほとんど余計な味がついていないシンプルなスープで、ほのかな磯の香りと魚のコクと風味が混ざったこのスープを飲んでいると【海】をイメージ出来るようなそんな味。
黄色のちぢれ麺もスープとよくからんで合っていると思いました。
ひらめラーメン、550円と格安ですし、ここでしか食べる事が出来ない味なので本当イチオシ!です。
場所は潮通しのいいサーフに決定!真っ昼間・ベタ凪ピーカンの中ヒラメ釣りへ
昼食前に2箇所のサーフに絞ったのですが、昼食後に有力候補だったワンド型のサーフに行ってみると、完全に水の流れが止まっていて全然釣れなさそうな感じ。
なので、もう一つの潮通しの良いサーフの方に移動して、釣り準備。真っ昼間からヒラメ釣り開始です。
BEANさんと二手に分かれてヒラメ釣り開始!
潮通しの良いサーフエリアに立ってみると昼食前にはいなかったベイトフィッシュが大量に岸際に集まっていました。
潮もしっかり動いていて、晴天ドピーカンながらも釣れそうな雰囲気・・・。
最初に立った場所から左右にサーフが広がっていて、2人でそれぞれ左右に分かれて攻めていこう、という事に。
BEANさんがヒラメ初心者の私に配慮して、行きたい方を先に選ばせてくれる、との事。さらに『右側が深い所がありヒラメ釣れそうですよ。』と言ってくれていたんですが、自分的には左側の方がベイトフィッシュがいて、潮もより動いていたので、『左に行きます!』と意気揚々と左側のサーフに行く事に。
さあ、これが吉とでるか凶とでるか?とにかく真っ昼間からのヒラメ釣り、遂に開始です。
いきなりBEANさんにヒラメがヒット!
波打ち際にベイトフィッシュが固まっていたので、波打ち際周辺をフローティングミノーでテンポよくチェックし始めた時、
『たけとさ~ん!』
とBEANさんの声が。振り向くとそこにはヒラメの姿が!
BEANさんいわく
『3投目で来ました。』
『やっぱり深みにいました。ファルクラムのリフト&フォールできましたよ。』
との事でした。
釣れたヒラメは40センチ弱
釣れたヒラメは40センチ弱。
それにしても狙っていたとはいえ、本当に真っ昼間にヒラメが釣れるなんて・・・。自分の釣果ではないですがチョット感動してしまいました。
水温は約15.6度
引き続き私が浅い方、BEANさんが深場の方に分かれて釣り再開です。
水温を測定すると約15.6度。ヒラメの最適水温は16度~20度くらいなので、やっぱりちょうどいい水温でした。
キスがルアーに引っかかってきてきました
リフト&フォールで釣れた、との事なのでフローティングミノーからシンキングペンシルに変更してこちらもリフト&フォールで狙っていきます。
すると小さいキスがルアーに引っかかってきました。ベイトフィッシュがちゃんといる事を再確認。ヒラメが釣れる期待が高まります。
2度ほどなにかが追いかけてくるもヒットには至らず
2度程茶色の何かが追いかけてくるもヒットには至らず。1時間程するとベイトフィッシュもいなくなり釣れなさそうな雰囲気となったので、深場のポイントの方まで戻り、BEANに状況を報告。
BEANさんの方は一度目の前までヒラメが追いかけてきたものの、ルアーの上に乗られてかからなかったとの事。
でも『ヒラメは確かにまだいる!』という事で今度は2人で深場のポイントで釣っていきます。
その後は釣れずにストップフィッシング
その後1時間程経過すると、横風が強くなってきて、海の色も透明感のある水の色から緑っぽい色にかわり、あまり釣れなさそうな雰囲気になったので、少し早いですが、ヒラメも釣れた事ですし、午後3時過ぎにはストップフィッシングとしました。
道の駅かわはらにあるたいやき研究所で【たいやきソフト】を食す!
帰りは、道の駅かわはらにあるたいやき研究所の【たいやきソフト】を注文!
本当にソフトクリームにたいやきが刺さっていました
看板にたいやきソフトの写真があったので、分かってはいましたが、本当にソフトクリームにたいやきが刺さっています。シュールで面白いです。
実はたいやきとソフトクリームは別々に食べるしかなかったり
で、本当にソフトクリームの中に皮付きの普通のたいやきをぶちこんでいるだけなので、実はこのシュールな見た目を楽しんだ後は普通に手にとってたいやきを食べるしかなかったり。
とりあえずたいやきとソフトクリームを交互に食べました。たいやきもソフトクリームも、とても美味しかったです。
【たいやき研究所】というだけあってたいやきはたっぷりあんこが入っていて本当に美味しい。たいやき単体で食べてもいいと思いました。
5月の鳥取サーフヒラメ釣りの釣果
・ヒラメ 42センチくらい 1匹(釣ったのはBEANさん、私はボウズ)
5月の鳥取サーフヒラメ釣りまとめ
事前のポイントチェックは超重要!
今回の釣行では釣りの前にいくつかポイントを見て周りましたが、やはり現場を見て釣り場を決めるのはすごく大事だと感じました。
いきなりベストな時間帯に現地に到着、釣り開始ではなく、ベストな時間の1~2時間前には現地に到着して各サーフをチェックして、どこが良いポイントかしっかり絞り込んでから釣り場に入るのがやっぱり大事ですね。特に地元でない今回の様な遠征釣行の場合より重要ですね。
昼間にサーフでヒラメを釣るには【少しでも深い場所を狙う】
今回、BEANさんが見事にヒラメをヒットさせたのは入ったポイントの中でも最も深い所(水深3mくらい?)でした。
元々深場から浅場に入っきているヒラメを狙うので、水深1mでも3mでも同じ事なんでは?との考えもありますが、この日の天候は晴れ。
さらに波もほとんどないドピーカンの時間帯だった事を考えると、エサを摂る気で浅場のサーフまで上がってきているヒラメといえども、流石にその中の浅い所ではなく、深い所にいたと思われます。
当日は波も風もなく晴れだったので、水深1mくらいの場所は底まで見えている状態。ヒラメも鳥に襲われる可能性が考えられ、その事も深場にいた要因かも知れません。
【潮の動き出すタイミング】を逃さずにルアーを通す事が大事
今回真っ昼間にヒラメを釣りを開始したのですが全く勝算がない訳ではありませんでした。
この日は午後0時に満潮、それから下げ潮となり潮が動き出す潮回り。真っ昼間にいい潮が流れる事を予想し、そのタイミングを狙っての釣行でもありました。
上げ潮に乗ってベイトフィッシュが岸近くまで来て、潮止まり。そして潮が下げはじめて潮が動き出す、そのタイミングがすごく大事だったと考えています。
事実、今回ヒラメの釣れたサーフでは、下見の時(午前11時頃)はベイトフィッシュはいなかったですが、午後0時過ぎ、釣り開始時は多くのベイトフィッシュが岸際に。
そして午後2時を過ぎる頃にはベイトフィッシュは姿を消していました。ベイトフィッシュの有無だけが釣れた要因ではありませんが、釣れる要素の1つであった、と考えています。
5月の鳥取サーフヒラメ釣りヒットルアー
ファルクラム
今回BEANさんが見事ヒラメを釣り上げたルアーは【ファルクラム】でした。シンキングミノーとヘビーシンキングミノーの中間ぐらいの沈下スピードとの事ですよ。
とりあえず私は買いました。やっぱり釣れたルアーは買っちゃいますね。