2024年1月27日、海上釣り堀「雑賀崎シーパーク」にて、
「わがまま釣りクラブ」の定例会に参加してきました。
結果は「24人中6位」と上位となる事が出来ました。
当日の「雑賀崎シーパーク」でのヒットパターン・釣りの様子
魚の活性が低くて釣れない時の4つの攻略法
についてお伝えしますね。
当日の海上釣り堀「雑賀崎シーパーク」の釣果
・真鯛 3匹
・青物(ワラサ)1匹
・クロソイ 1匹
・シマアジ 1匹
でした。
当日の海上釣り堀「雑賀崎シーパーク」での状況
わがまま釣り倶楽部の釣り定例会は大会形式となっています。
今回は魚種に関わらず1匹1P。釣り開始時間は午前8時。10時に釣り座変更(対面に移動)。釣れた魚の集計が午後12時過で終了という流れでした。(釣り自体は午後1時まで、その後大会結果発表、解散となりました。)
天気ですが、朝から晴れていて風も弱く釣りやすかったです。海水温は約9.6度。海水は少し濁りが入っている状態ですが、水深が浅い(角で水深約5m)ので角は底まで見える状態でした。
当日の海上釣り堀「雑賀崎シーパーク」の釣り方と様子
午前7時30分頃にイケスに到着
午前7時30分頃にそれぞれに割り降られたイケスへ。今回割り振られたイケスは「ツナ」でした。
午前8時スタートなので、その時間に間に合うように釣具の準備をしていきます。
「モーニング」で真鯛ゲット!
釣り準備に夢中になっていたら、釣りスタートが近づいているのに気付かずに釣り準備途中で午前8時になり、釣り開始の鐘が鳴りました。
他の皆さんがモーニングで真鯛を次々に釣っている中、10分も出遅れて釣り開始。
最初に使用したロッドは「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」。脈釣りロッドとしては短めのロッドでやりとりがしやすいので、連続ヒットが見込めるモーニングや放流直後によく使っています。
釣り遅れましたが、なんとかモーニングの恩恵を受ける事が出来て釣り準備後、すぐにアタリがあり真鯛ゲット!
ちょっとトラブルがありましたが幸先良いスタートを切る事が出来ました。
★使用エサ:AKB+
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
午前10時までノーバイト
私が真鯛を釣ったタイミングくらいでモーニングが終了。その後対面の釣り座ではポツポツ釣れていましたが、こちらの釣り座側はあまり魚が来ない場所だった様でずっとノーバイト。
そして午前10時の釣り座変更時間(対面側に移動)までノーバイトが続きました。
釣り座変更直後に真鯛をゲット!
釣り座を対面側に変更すると、左隅側にたくさんの魚がいるのが見えます。「これは挽回のチャンスが来たのでは?」と思いつつ釣り再開。
釣り座変更の直前に真鯛の放流があった事もあり、釣り座変更直後に真鯛がヒット!釣れた水深はほぼ底(約5m)でした。
「さあ、これから反撃開始!」という気分になり、気合が入ります。
★使用エサ:AKB+
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
さらに真鯛を追加!
先程の真鯛を釣ってから約5分後、再び同じ釣り方で真鯛を追加。
「ここから爆釣?」
と思うも、ここでアタリが止まり、イケス全体も沈黙します。
★使用エサ:AKB+
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
「変化」を捉えて青物(ワラサ)をゲット!
実は真鯛を釣っている間に青物放流されていたのですが、放流直後は全く釣れず。
その後みんな真鯛狙いに変更していたのですが、遂に大量に放流されていた青物の動きが変わりました。
さっきまではイケス周りを定期的にぐるぐる周っていたのですが急にイケス中心に集まってきたので、
「これは食い気が立ったのでは?」
と思い「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」からより長くてイケス中心を狙える「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350」に持ち替えてウグイを投入。
するとすぐに穂先しぼりこまれて青物がヒット!
無事に取り込みも成功し、青物(ワラサ)をゲットです。
★使用エサ:ウグイ
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350
ネットに張り付いていたクロソイを釣り上げる!
私が青物を釣った後、しばらくイケス全体で青物フィーバー!(私は追加の青物ゲットは出来ませんでした。)
青物フィーバーが収まった後は再び誰も釣れない状態に戻りました。
何をしてもアタリすら出ないので、イケスの端のネット(水深1mくらい)に張り付いているクロソイを狙う事に。
もちろん、先程から私と隣の方が度々狙っていたのですが無反応でした。
ですが、イケスが沈黙しているので腰を据えてこのクロソイを狙います。
ロッドを際狙い用のロッド、「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」に変更。エサをシラサエビにして、目の前でしつこくしつこく10分くらい誘っていると遂に口を開けてくれてヒット!
粘り勝ちでクロソイをゲットしました。
★使用エサ:シラサエビ
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 際釣りSP240
サイトフィッシングでシマアジを仕留める!
クロソイを釣った後も引き続きイケスは沈黙中。ですが底の方を見ると底にシマアジの群れ(5-6匹くらい)と真鯛2~3匹がいるのが見えました。
ロッドを再び「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」に変更。
なのでまずは真鯛・シマアジ両狙いで「AKB+」を投入。すると「パクッ!」とシマアジが咥えた!ですがAKB+が大きすぎたみたいで針の部分までは吸い込まず。
なのですぐに仕掛けを引き上げて今度は団子エサである「快釣エサ ゴールドファイヤー」を選択。
小さく千切り丸めて落とすと再びシマアジが吸い込んだのが見えたので即アワセ!
アワセもバッチリ決まりシマアジをゲット!しました。
★使用エサ:快釣エサ ゴールドファイヤー
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
その後は釣れずに終了時間となりました
シマアジを1匹釣った後はただでさえ低かった活性がさらに下がりどうやっても食わなくなり、そのままタイムアップとなり、今回の釣りは終了となりました。
結果は24人中6位
定例会終了後は順位発表があり、結果は6匹(真鯛3匹・青物1匹・クロソイ1匹・シマアジ1匹)。
今回のわがまま釣り倶楽部でのルールでは魚種関係なく「1匹=1ポイント」となり合計6ポイント。
結果は24人中6位でした。
前半ほとんど釣れなかったですが後半の追い上げでいい順位になって満足です。
魚の活性が低くて釣れない時の4つの攻略法
「偏光グラス」を使う(サイトフィッシング)※水深の浅い海上釣り堀のみ
今回釣りをした海上釣り堀「雑賀崎シーパーク」は平均の水深5~6m程と水深の浅い海上釣り堀。
水深5~6mだと偏光グラスを使えば底まで見える事が多いです。今回の様に魚がいても目の前に何回も見せないと口を使わない状況の場合、底まで見えると見えないではその差は歴然。
浅い海上釣り堀では「偏光グラス」は本当に役立ちます。今回の釣果の半分は偏光グラスが無いと釣れていない魚でした。
私の使用している偏光グラスは「TALEX」のイーズグリーンとラスターオレンジ。下記に紹介している海上釣り堀では海の色が緑色っぽい事が多く、イーズグリーンが合う事が多いです。
クロソイは目の前でしつこく誘う
クロソイはネットの際に張り付いている事が多く、活性が低い時は目の前にエサを落としても最初は完全無視されます。
ここで諦めて狙う事をやめる事も多いと思いますが、クロソイがエサを目の前に落としても逃げない時、実はチャンスの事が多いです。
しつこく何分も目の前でエサを動かし続けると、数分~数十分で最後は口を使う場合が非常に多いです。
普通にイケス全体が釣れている時は他の魚を狙った方がいいですが、イケス全体が沈黙している時は粘って釣る事も大事だと感じています。
今回も10分くらい何回もシラサエビをクロソイの目の前に打ち込み続けて口を使わせる事に成功しましたよ。
青物は「動きが変わった」時に素早くエサを投入する
青物は活性が低い時は正直何をしても釣れない事がほとんど。
なので青物は活性が低い時は狙わないで、青物の動きが変わった瞬間を逃さず、動きが変わったと同時に青物用のエサ(今回はウグイ)を投入すると一発で食ってくる事が多いです。
「動きが変わる→活性が上がる」事が多く、しばらくは釣りやすい状態が続く事が多いです。
なので、いち早く気付いて他の釣り人より早く青物用のエサを投入する必要がありますよ。
今回、私が青物(ワラサ)を釣った後にしばらく青物ラッシュがありました。恐らく私が一番最初に青物の活性が変わったのに気付く事が出来、上手く青物を釣る事が出来たと思っています。
シマアジは「サイトフィッシング」で仕留める
シマアジは普段からアタリ小さい&すぐ吐き出すのでアワセが難しい魚。
通常の活性の時だと何回もエサを吸い込み吐き出ししてくれるのでチャンスは意外と多いのですが、活性が低いと1回のアタリで終わる事が多いです。
貴重なワンチャンスを逃さない為には、出来るだけエサが見える水深で勝負して、食ったのを見て確認して即アワセ!が確実です。
サイトフィッシングで目で見て合わせる場合、黄色やダイダイ色の視認性の良いエサを使うとやりやすいです。
あと、エサは一口サイズにすると吸い込みやすくなり、より釣りやすくなりますよ。
海上釣り堀の「雑賀崎シーパーク」ヒットエサ
おうみ楽釣会青年部 AKB+
「AKB+」は海上釣り堀系ユーチューバー「おうみ楽釣会青年部」からリリースされたエビ系エサ。
冷凍系のエビエサの中ではトップクラスの集魚力・食わせ力があるエサで、モーニングや食い渋り時に役立つ事が多いです。
集魚力・食い込みが良い分、エサ取りには弱いのでエサ取りが少ない時に使用するといいですよ。
本多商店 快釣エサ 極みシリーズ ゴールドファイヤー
快釣エサ 極みシリーズ の団子エサです。割とよく使っているのですが、個人的には「めっちゃ釣れる!」というエサではなくて幅広い状況で「使いやすい」と思わせてくれるエサと感じています。
イエロー系の団子で、同じイエロー系団子の「マルキュー マダイイエロー」より団子の持ちがいいですし、集魚成分も多め。使うと普通に釣れてくれるので、「黄色系の団子が良さそうだな。」と思った時によく使っていますよ。
海上釣り堀の「雑賀崎シーパーク」使用ロッド
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
「即掛 脈釣りSP290」は「即掛 脈釣りSP350」より全長を短くした事で感度と取り回しを良くしたチューンドモデル。
「即掛 脈釣りSP350」より約60cm短くした事で感度が上がり、短く軽くなった事により取り回しが良いです。
ロッドが短い分取り込みが早く確実に可能で、モーニングや大会時に僕はよく使っています。
あと290cmは際釣りでも邪魔にならない長さなので、際釣りにも余裕で対応。
ただ、短い分大きなイケスの中央部は攻める事が難しいです。
中央を攻める様に長めの脈釣りロッドかウキ釣りロッドを別に用意しておいて2本セットで運用するなら一番扱いやすい脈釣りロッドと感じています。
「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」について詳しい説明は公式HPへ
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350
「即掛 脈釣りSP350」はあらゆる状況で高次元に使える様に作りこんだ脈釣りロッド。
ロッド全長が350cmと長めに作っている事で、大半のイケスの中央付近まで届くので、中央付近を攻める事が可能です。
ただ、ロッドが長い分「即掛 脈釣りSP290」と比べると感度は低く、取り込みはやりにくいです。
また、長いので際釣りはやりにくいです。際釣りをするなら際釣り専用に作った「即掛 際釣りSP240」の方がやりやすいですよ
一部やりにくい部分やかゆい所に届かない部分はありますが、「即掛 脈釣りSP350」はこの1本で概ねどんな状況でも使用できるので、「1本の脈釣りロッドでどんな釣り場・状況でも対応したい。」のなら、とても良い脈釣りロッドとなっています。
「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350」について詳しい説明は公式HPへ
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 際釣りSP240
「 即掛 際釣りSP240」は際釣り専用の脈釣りロッド。際釣り用ロッドとしては少し長めの240cmに設計。(一般に際釣り用ロッドの全長は180~210センチ程度が主流です)
際にいる真鯛やシマアジや根魚をかけた時に最高のパフォーマンスを発揮するロッドパワーにしているのが特徴で、真鯛やシマアジをかけると、レギュラーテーパーな事も相まって非常に気持ちよくロッドが曲がってくれるロッドです。
際釣り専用に作っているだけあって、際釣りだと短くて取り回しが良く、さらに軽く・よく曲がり・感度も良いロッドです。魚をかけて楽しいロッドに仕上げているので、「際釣りで楽しく魚を釣りたい」ならオススメです。
「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」について詳しい説明は公式HPへ