
2025年2月16日、三重県にある海上釣り堀「辨屋」にて開催された「T-BOSE LINEオープンチャット海上釣堀を盛り上げよう!!大オフ会」に参加してきました。
今回は真鯛2匹しか釣れませんでしたが、前回の釣行も含めて、周りでたくさん釣っている方の餌も観察して
低水温で低活性な真鯛が釣れる餌と釣れる理由
が分かってきたので、釣行の様子を伝えた後に、ランキング形式にしてお伝えしていきますね。
当日の海上釣り堀「辨屋」釣りの様子
T-BOSE大オフ会の開会式が始まる

午前6時30分頃、海上釣り堀「辨屋」の事務所前にて開会式。
海上釣堀ユーチューバー「T-BOSE」さん達により、ルール等を説明してくれました。
海上釣堀ユーチューバー「T-BOSE」さんのYouTubeチャンネルはこちら
海上釣堀「辨屋」のイケスに到着

開会式後は、少し沖にあるイケスへ移動。各時船に乗り、イケスに到着です。
モーニングも無くイケス全体が沈黙

午前7時20分頃、釣り開始。この日は事前放流されているという事で、モーニングでの入れ食いを期待したのですが、私も含めイケス全体が沈黙。
誰も釣れないまま時間だけが過ぎていきます。
試作ウキ釣りロッドで「真鯛」を釣る

アタリが無いのと水温が低くて食いが悪い、との事なので私の中で最も集魚力が高くて食い込みやすいエサ「バッカスのえさ」を選択。
より食い込みやすくする為に半分に切って針に装着。
正直、食いが悪い時は脈釣りロッドの方が釣り易いのですが、まずは現在テスト中の
「釣りおじさん試作ウキ釣りロッド」
を選択。周りでは食いが浅いみたいでバラシ連発だったので、しっかりウキが沈みこむのを待ってアワセ!
狙い通りしっかり口にかかり、真鯛をゲットです。
★使用エサ:バッカスのえさ(半分に切ったもの)
★使用ロッド:釣りおじさんウキ釣り用試作スピニングロッド
★使用天秤:感度UP 即掛天秤(7cm)
海老エサのローテーションの末「バッカスのえさ」で釣れる

その後1時間くらいアタリが無い時間が続きましたが、遂に待望のアタリ!が小さいアタリだけで釣れず…。
この時使用していたエサがエビ系エサの「バッカスのえさ」だったので、同じエビ系エサをローテーションしてみる事に。
「バニーガール」「AKB+」とローテーションしていくもアタリが小さくなるだけで釣れず。
なので再び「バッカスのえさ」に変更。半分の大きさにして投入すると遂にヒット!
この日は「バッカスのえさ」がエビ系エサの中では一番良かったみたいです。
★使用エサ:バッカスのえさ(半分に切ったもの)
★使用ロッド:釣りおじさん即掛脈釣りSP290
その後は釣れずに釣り終了

その後は釣れる事なく釣り終了時間となりました。
閉会式は盛沢山の内容でした

釣り終わった後は閉会式。「うろこ屋」さんの魚の捌き方実演会から始まり、
福井にある海上釣堀の魚の買い取り・捌き屋さん「うろこ屋」の公式HPはこちら

「快釣エサ 本多商店」から団子の使い方のレクチャー。

がまかつの「林賢治プロ」からはより数を釣る為の方法のレクチャーがありましたよ。

そして最後はビンゴ大会!
私の釣果は冴えなかったですが、「T-BOSE LINEオープンチャット海上釣堀を盛り上げよう!!大オフ会」は大いに盛り上がって無事に大会が終わったのでした。
真冬の低水温で低活性な真鯛が釣れる餌ランキング

当日の釣行の様子を伝えたので、今回の釣行記事の本編「真冬の低水温で低活性な真鯛が釣れる餌ランキング」を釣れる理由と共にお伝えしていきますね。
もったいぶらず、1位から順に紹介していくのでよろしくです。
1位:エビ系漬け込みエサ
釣れる理由
1位は「エビ系漬け込みエサ」です。水温が下がり、真鯛の活性が低くなると、柔らかくてアミノ酸がたっぷり入った「漬け込み系エサ」の反応がとてもよくなります。
漬け込み系エサの中でも「エビ系」は真鯛が最も好むみたいで、反応が一番良い事が多いです。
2位:ササミ系漬け込みエサ
釣れる理由
2位は「ササミ系漬け込みエサ」です。釣れる理由は「エビ系漬け込みエサ」と同じ、となります。同じ漬け込み系エサで、効果もほぼ同じなのですが、「エビ系」の方が反応が良い場面が多いので、「ササミ系漬け込みエサ」が2位となりましたよ。
ただ、エビでなくてササミの方が反応が良い場面もあるので、「エビ系」の反応が悪い時は「ササミ系」に変更すると良いですよ。
3位:キビナゴ
釣れる理由
3位は「キビナゴ」です。キビナゴは他のエサにはない「銀色部分によるキラキラした反射」という他のエサには無い特徴があります。
この反射効果で、食い気のない真鯛のスイッチが入る事があり、上手くはまると「キビナゴでしか釣れない」という状況もありますよ。
釣れない場面も多いエサですが、替えがききにくいエサなので、必ず持っておきたいエサです。
4位:シラサエビ
釣れる理由
4位は「シラサエビ」です。活性の下がった魚に効果的な事が多いシラサエビですが、低水温で低活性となった真鯛には効果的でない場面が多いです。
ですが、アミノ酸が入ったエサを投入し続けてると真鯛もそのエサに慣れてだんだん口を使わなくなってくるので、そんな時はシラサエビの出番、となります。
ですが低水温時の真鯛相手では基本的には「釣れないエサ」と思ってもらっていいでしょう。
5位:団子系エサ
釣れる理由
5位は「団子エサ」です。低水温時以外では、色々な場面で役立つ団子エサですが、低水温で活性が下がった真鯛相手だと他のエサと比べて反応が良くない場面が多いです。
反応が良くない原因は、漬け込み系エサと比べるとアミノ酸が染み出る割合が少なく、キビナゴやシラサエビの様な特別な見た目や動きで誘う事も出来ないため、と考えています。
なので低水温が原因で真鯛の活性が低い状況な事が分かっているなら、団子エサはメインにおかず他のエサのローテーションをメインにするといいでしょう。
当日の海上釣り堀「辨屋」でのヒットエサ
バッカスのえさ

「バッカスのえさ」は基本的には釣れない状況の時に使う切り札的なエビ系エサ。独自配合の漬け込みダレにより、非常に高い集魚力と食い込みを持っています。
大きいエビを使っているのでボリュームがあり、見た目も目立ち、視覚でもアピールしているエサです。数あるエビ系エサの中で最も集魚力があるエサと感じています。
今回は低水温で真鯛の食いが悪い事が予想されたので釣った時は「全て半分に切って使用」しました。
バッカスのえさ以外に、AKB+やバニーガールも使用しましたが、この日、食い込みの良さはバッカスが一歩抜けていました。
このブログ記事を書いている時点(2025年1月下旬)では在庫が無くて売り切れ中となっています。
また販売再開となりましたらXやフェイスブックで告知しますので、興味がある方はチェックしておくといいですよ。
「バッカスのえさ」製作者の清丸さんの「x」アカウントはこちら
当日の海上釣り堀「水宝」での使用ロッド
釣りおじさん試作ウキ釣り用スピニングロッド

現在テスト中の「釣りおじさん試作スピニングロッド」です。
釣りおじさんより「こんな海上釣り堀のウキ釣り用スピニングロッドがあれば…」との要望から釣りおじさんの希望を出来るだけ叶えるべく、現在テストしています。
釣りおじさんからの要望は以下の通りとなりますよ。
・エギングロッドの様に軽くて細い
・軽くて細いけれど青物も余裕で取り込みできるパワーが欲しい
・青物を余裕で獲れるパワーを持ちつつ、真鯛やシマアジが相手の時もしっかり曲がってロッドのタメを使いたい
・ウキ止め糸が通り易い様に大き目のガイドを使いたい
・誘いを入れる時ロッドが邪魔にならない快適な長さにして欲しい(現在約270cm)
・誘いを入れた時ウキが弾かれない様ティップ部分は固すぎず柔らかすぎずの固さにして欲しい
・ラインが穂先に絡んだ時でも穂先が折れにくくして欲しい(PEラインでどうしても絡みやすい為)
これらの要望を叶える為には相反する事も多く、ロッドの設計を色々やりなしています。
そしてつい先日、新たな試作ロッドが上がってきました。
現在試作・テスト中なのは5番・6番ロッド。両方とも強度とバランスの問題を解決させた同じコンセプトとなりますが、5番ロッドより6番ロッドの方が少し強度を強めに作っています。
今回は「6番ロッド」を使用しました。
今回の試作ロッドでの変更点は…
・ガイドセッティングの見直し
ガイドをより小径、低重心化する事で、ロッドをより軽量にする事と、ライントラブルの軽減が狙い
・ソリッドティップを+10cm長くする
ソリッド部分を長くする事でより水を噛み、より繊細な誘いをしやすくする狙い
となりました。
今回6番ロッドで釣ったのは真鯛1匹だけでしたが、5番ロッドと比べると少し張りがあり、真鯛相手だともう少し曲がってくれた方が良さそうに感じました。
ただ、ロッド全体の曲がりのバランスは6番の方がキレイに曲がるイメージなので、なかなかどちらがいいか甲乙つけがたい感じです。
【エギングロッドの様に細く・軽く・短くて取り回しが良く・誘いもちゃんも水噛みし・青物相手にも全く負けないバットパワー】
という色々相反した性能を目指しているウキ釣りロッドですが、5番・6番ロッド共にこれらの条件は達成できているのでは、と感じています。
私自身はあまりウキ釣りは釣り込んでいる訳ではないので、あとの細かい調整は「釣りおじさん」のインプレッション待ち、となりそうです。
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
「即掛 脈釣りSP290」は「即掛 脈釣りSP350」より全長を短くした事で感度と取り回しを良くしたチューンドモデル。
「即掛 脈釣りSP350」より約60cm短くした事で感度が上がり、短く軽くなった事により取り回しが良いです。
ロッドが短い分取り込みが早く確実に可能で、モーニングや大会時に僕はよく使っています。
あと290cmは際釣りでも邪魔にならない長さなので、際釣りにも余裕で対応。
ただ、短い分大きなイケスの中央部は攻める事が難しいです。
中央を攻める様に長めの脈釣りロッドかウキ釣りロッドを別に用意しておいて2本セットで運用するなら一番扱いやすい脈釣りロッドと感じています。
「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」について詳しい説明は公式HPへ
海上釣り堀「水宝」使用釣りアイテム
HAPPY ANGLER 感度UP 即掛天秤
・ウキの感度UP
・仕掛けの糸絡み低減
・誘いを入れた時の食わせの間が長くなる
と3つの効果がある海上釣り堀ウキ釣り用の天秤です。どうしても「ウキの感度UP」に注目がいきがち、ですが個人的に一番有用だと思っているのは「誘いを入れた時の食わせの間が長くなる」部分。
シラサエビ等の沈みの遅いエサの場合、エサが横になびきやすくナチュラルに誘う事が容易になりますよ。
とりあえず装着しておいて損はない、と思うので「ちょっと気になる…」なら一度使ってみる事をオススメします。
「どうして3つの効果が得る事が出来るのか?」については公式HPにて出来るだけ分かりやすく解説しているので、その仕組みについて知りたい方は公式HPをチェックしてみて下さいね。
「感度UP 即掛天秤」について詳しい解説はこちら(公式HP)