2019年8月4日、福井県敦賀市まで友人と一緒にアコウ(キジハタ)釣りに行ってきました。
7月24日のアコウ釣行で『2019年のアコウシーズンインは8月3~4日頃になる!』と伝えてしまいましたが
無事に宣言通り8月4日には2019年アコウ(キジハタ)も無事に接岸。例年より2週間くらい遅れましたが無事に2019年アコウ開幕!となりました。
当日のルアーでのアコウ釣りの様子
当日のヒットパターンとヒットルアー
2019年アコウ釣り今後の展開
についてお伝えしていきますね。
午前5時前に福井県敦賀にあるポイントの沖テトラへ出発
午前4時30分には友人と共に福井県敦賀にある沖テトラのポイントに到着。この日は快晴で風もなく、日が昇ると厳しそうな予想なので、朝早めに釣りを開始して、アコウの活性が高い朝マヅメの時間中にサクッと釣ってしまおう、という作戦です。
水温は約27.8度
水温は約27.8度。7月24日のアコウ釣行から水温も約4度上がり期待が持てます。
まずは小型のガシラがお出迎え
今回は、晴れで風もない事からあまりアコウの活性が高くないのでは?と判断。ハードルアーはやめてアコウ釣りでは最も信頼しているマナティー60を使って釣っていくと、まずは小型のガシラさんが釣れてくれました。
釣り開始から30分、遂にアコウが釣れだしました
釣り開始から30分沈黙が続きましたが、やっと釣り方を発見!この日はリアクションでしか食ってこないみたいで、マナティー60を底まで沈めてダートさせた瞬間に食ってくる、というパターンを見つけてからは連続でアコウがヒットしていきます。
内海側が釣れる事もあるので内側も忘れずチェック!
沖テトラでのアコウ釣りは基本は外海側が釣れますが、ベイトが入っていたりすると内海側で爆釣する事も。
今回内海側をチェックした時は、良型のガシラが3連発した後に数匹のアコウが釣れたくらいでしたが、ベイトフィッシュが入っている状況だったりすると、内海側で爆釣!という事もあるので、とりあえず内海側もチェックしておくといいですよ。
ナイスサイズのアコウも飛び出しました!
この日は小型のアコウが中心だったのすが、釣り開始から約1時間30分、30センチ程の福井県敦賀エリアでは良型といえるアコウも飛び出しました。
友人も良型のアコウを仕留める!
友人もコンスタントにアコウを釣っている様子で、良型のアコウを仕留めていました。友人の方に釣れ方を聞いてみると、やっぱりリアクションでしか食ってこない、との事。
アコウは基本ダート後のフォールで食ってくるのですが、今回はダート直後に食ってくるのでアタリが取りにくかったです。
マナティー60のレッドヘッドからクロキンカラーに変更すると再び釣れ始める
友人がマナティー60のクロキンカラーを使っていて、日も昇ってきた事もあり、私の方もレッドヘッドからナチュラルカラーのクロキンに変更。
するとちょっとバイトが遠のいていたのが復活!再びアコウが釣れ始めました。
アコウはクーラーに移す前にスカリに入れておくといいですよ
アコウは美味しい魚なんですが、そのまま締めてクーラーに入れると胃の中の内容物が胃液で腐って、捌くときにすごい臭いになる事が・・・。
洗えば臭いはだいたい取れますが、台所がえらい臭いで充満しますし、時々水洗いしても臭いが取れず駄目になる事があります。
なので、スカリでギリギリまで生かしてから、持ち帰る前に内蔵だけ取ってクーラーに入れて持ち帰ると、美味しく頂く事ができます。
足場が悪い所だとスカリを持ち歩くのも大変ですが、それだけの事をする価値は十分にありますよ。アコウは夏が旬で美味しい魚ですが、処理を間違うと悲しい事になるので気をつけて持って帰って、美味しく食べてあげましょう。
クロキンのマナティー60でもう1匹30センチくらいのアコウをゲット!
そして今度はクロキンのマナティー60でもう1匹30センチ程の良型アコウをゲットしました。
その後もあきないくらいにアコウとガシラがヒット!
その後も入れ食いといったかんじではありませんでしたが、コンスタントにアコウとガシラがヒットしましたよ。
午前8時にはアコウ釣り終了
午前8時過ぎにはバイトも少なくなってきて、魚も十分釣ったのでストップフィッシングとなりました。
同行の友人が釣行時の動画を作ってくれていました
同行の友人が釣行時の動画を作ってくれていたので、その動画をUPしておきますね。友人視点の動画ですが、この日の釣りの様子が伝わると思います。
動画ではなんとマナティー60のキンクロカラーでマゴチを釣っている様子もありますよ。(釣り上げ後テトラの穴に落ちていきましたが・・・。)
マナティー60はアコウだけでなくマゴチにも有効なので、アコウもマゴチも釣りたい!という欲張りなアングラーにもオススメです。
2019年8月上旬福井県敦賀のアコウ(キジハタ)釣果
・アコウ(キジハタ) 18~30センチくらい 20匹くらい
・ガシラ(カサゴ) 16~23センチくらい 20匹くらい
2019年8月上旬福井県敦賀のアコウ(キジハタ)まとめ
今回釣れたパターンはリアクションのみ ルアーはダート系ワーム一択だった
『アコウにはマナティー60が効く!』といつも伝えている私ですが、あくまで他のルアーと比べてよく釣れる事が多い、という事で他のワームでは釣れない、という事ではありませんでした。
ですが今日のヒットパターンは、9割型がダート直後のリアクションバイトで、シャッド系ワームやメタルジグを投入してもまったくヒットしなかったです。
なのでバイトの出方も通常のアコウのアタリ、フォール中に『ガツガツ!』とくるようなバイトでなく、ダートさせた後フォールしようとするとロッドティップが入っていく感じ。
原因は恐らくですが【水温の急上昇】と考えていて、7月24日の水温約23.8度。今回8月4日の水温が約27.8度と10日間で約4度も水温が上昇しました。
アコウに最適な水温になったとはいえ、急過ぎる水温上昇で一時的に低活性になり、リアクションでしか食わなくなったと考えています。
なので今回の状況に限っては【鋭いダートをするマナティー60でしか釣れない】状況だったと言えるでしょう。
普段はグラブやクローワームでアコウを釣っている方も今回の様なパターンがあるので、マナティー60を1袋はお守り代わりに持っておくと釣れない危機を救ってくれるかも知れませんよ。
晴天時やテトラ際のアコウにはマナティー60のクロキンカラーが効く
今回はずっと晴天だった事もあり、日が昇ってからはナチュラルカラーであるクロキンカラーに軍配が上がりました。沖のベイトについているアコウにはレッドヘッドが効果的ですが、
テトラ際に張り付いているアコウのほどんどが【カニ】を捕食していて、カニの色に似ている事からクロキンカラーはテトラ際にいるアコウに対してとても有効なカラーです。
レッドヘッドだけでも釣れない事はありませんが、状況によってカラーを使い分ける事で、アコウの釣れる確率がさらにUPしますよ。
遂に2019年のアコウがシーズンイン!今年の今後の釣れ方とその対策
低水温で遅れに遅れていたアコウが遂に本格シーズンインしました。今回釣った印象では、不調だった去年2018年と比べると接岸数は多めなものの、例年と比べると2分1~3分1くらいの数しかいなく、型も小型が多いようです。
この後、さらに接岸してくるのか、このまま下火になるのかはちょっと読みきれない所ですが、基本的には低水温が長く続いた後のアコウシーズンは低調になる事が多いので8月下旬くらいまでにはアコウ釣りにいって、しっかり釣っておくといいですよ。
8月下旬くらいまででしたら、例年より少なめとはいえそれなりの数釣りが出来るので夏の風物詩のアコウ釣りを楽しむ事が出来ると思います。
8月上旬福井県敦賀のアコウ(キジハタ)ヒットルアー
マナティー60
今回も活躍したマナティー60です。もう夏の福井のアコウ釣りでは定番ですね。今回はレッドヘッドとクロキンカラーが役に立ちました。アコウだけでなく同じ夏のルアーターゲットのマゴチにも効果的です。
アコウを一時的に生かしておくためのスカリ
アコウを一時的に生かしておく為のスカリです。アコウはそのままクーラーに入れておくと氷で冷やしていても胃の中の内容物が腐って捌くとえらい臭いになる事が多いです。なので釣り終わりまで生かしておいて、釣り終了時に締めて内蔵も一緒にとってからクーラーに入れると美味しく頂く事が出来ますよ。
長靴より蒸れなくて快適な防水透湿靴下
最近愛用している防水透湿靴下です。今回使用しているタイプはひざ下まであるので長靴代わりに使用する事が可能です。
真夏に長靴だとすごく暑いですし、かといってサンダル等だとテトラや地磯では危険。防水透湿靴下だと、靴下でしっかり足を守る事が出来ますし、透湿素材なので蒸れる事なく快適に釣りする事が可能です。
ウェーディングシューズ
防水透湿靴下を使用する際には水に使っても大丈夫な靴が別途必要です。今回は足場の悪いテトラ周りをメインに攻めたのでフェルトスパイクのウェーディングシューズを使用しました。
テトラや地磯でのルアーフィッシングで嬉しいコンパクトなショルダーバッグ
元々自転車用のフロントバッグですが、これがコンパクトでライトルアーゲームにベストマッチ!ワーム数袋と小型のルアーケース1~2個、少々小物が入ります。大きいルアーバッグはたくさんあるのですが、これだけコンパクトなルアーバッグはほとんどありません。
又、フタ部分はマジックテープで止めるだけなのでルアー交換も楽に素早くできますよ。足場が悪いテトラ帯でのラン&ガンの多いアコウ釣りで小さいバッグは動きやすくて嬉しい限りです。
アコウ釣りにピッタリなコンパクトなショルダーバッグについて詳しくはこちら