2020年6月2日、福井県敦賀市にある沖防波堤へ友人と共にライトルアーでキスを釣りに行ってきました。
当日のキスのルアー釣りの様子
キス釣りにおけるエサとルアーの釣れ方の違い
当日のキスのルアー釣りのヒットパターン
キス釣りと同時にエギングやフラットフィッシュを一緒に釣る為の方法
についてお伝えしますね。
夜明けと共に釣り開始
今回は福井県敦賀市にある釣具屋さん【つりえさスーパー越前】からレンタルボートを借りて赤崎沖堤へ。
夜明けと共に手漕ぎボートを借りて赤崎沖堤へ。ボートをレンタルする際に店員さんが、『今年はアオリイカのアタリ年でよく釣れていますよ。』と言ってくれていたので、まずはエギングでアオリイカを狙います。
海水温は約18.6度
海水温を測定すると約18.6度。去年の同時期(5月下旬)の釣行時の水温は約14.2度なので去年より約4度も高めです。
アオリイカはまったく釣れず
夜明け直後の午前4時30分からエギングでアオリイカを狙い続けて約1時間・・・まったくアタリすらありません。ですが、対面の防波堤にいるヤエンをしている釣り人はアオリイカを釣り上げていたので、確かにアオリイカはこのエリアにはいる様子です。
メバルの群れがいたのであり合わせの釣り道具でメバルを釣ってみる
エギングをしながらふと防波堤の際を見ると、15~28センチくらいのメバルが多数いるのを発見!
メバリングの用意はまったくしていなかったのですが、フラットフィッシュ用に用意していたワームを切ってテールのみ使い、キスのルアー釣り用のハリスとガン玉を使って即席のジグヘッドリグを作りメバルを狙うと数投目でメバルがヒット!
3匹程釣った所でメバルがスレて釣れなくなったのと、潮の動きが大きくなってきたのでメバリングは終了してフラットフィッシュを狙う事に。
フラットフィッシュもまったく釣れず
メバリングを終了した後、ジグヘッド+ワームでフラットフィッシュを狙っていきます。が、潮はいい感じで動いていますがアタリもないまま潮が緩んで時合終了となりました。
アオリイカもフラットフィッシュも釣れないのでキスを釣り始める
アオリイカもフラットフィッシュも釣れないので、予定よりちょっと早いですが、ライトタックルでのキスのルアー釣りを開始します。
するとパワーミニイソメを使ったライトキャロで早速キスがヒット!かわいいキスですが幸先の良いスタートです。
その後キスが連続ヒット
その後大小のキスが数匹連続ヒットとなりました。まずは本命が複数釣れてくれて一安心です。
友人が【肘たたきサイズのキス】をゲット!
友人がこの最大となる【肘たたきサイズのキス】をゲットしました!今回の様にビッグサイズが時々釣れるので4月から6月にかけてのシーズン初期のキス釣りは本当オススメです。
再びエギングでアオリイカを狙う
とりあえずキスが釣れて、ボウズは無くなったので再びエギングでアオリイカを狙っていきます。が、まったく釣れそうにないので30分程でエギング終了。再びキスのルアー釣りを始めます。
20センチ程の良型キスをゲット!
エギングからキス釣りに戻した直後にいいアタリ!そして本日最大となる約20cmのキスを釣る事が出来ました。
その後ポツポツとキスを追加
その後はすっかり日が昇った事もあり、キスのアタリも散発的にしかありませんが、まったく釣れない、という程ではなく、ポツポツとキスを釣り上げていきます。
キスのルアー釣り終了
暑くなってきた事もあり、この日のキスのルアー釣りは午前11時頃に終了となりました。
当日の釣行をまとめたショートムービーもあります
当日の釣行の様子をまとめたショートムービーもありますよ。
6月上旬福井県敦賀キスのルアー釣り釣果
・キス 12~20センチくらい 10匹くらい
・メバル 15~19センチくらい 3匹
6月上旬福井県敦賀でのキスのルアー釣りまとめ
キス釣りにおけるエサとルアーの釣れ方の違い
この日は友人はルアーでなくて、エサ(石ゴカイ)を使用した通常のキスのチョイ投げでキスを釣っていたのですが、友人には複数ヒットしたメゴチがルアー(パワーミニイソメ)の方にはまったくヒットしなかった事。
友人曰く、『メゴチは口も小さく、ルアーだとほとんど釣れないんですよ。』との事で確かにルアーを使用した私の方には今回メゴチがヒットしなかったです。
外道(メゴチ)を避けてキスだけを狙って釣りたい時は、エサ派の方も、ルアー(パワーミニイソメ)を用意しておくと役立ちそうですよ。
当日のヒットパターンは広範囲をチェック&早めのリトリーブ
当日はキスの活性は高く、アタリばかりでかからない、という事はなかったのですが、群れが小さく、アタリがあったポイントでもすぐにアタリが無くなるような状況でした。
なので、やや早めのリトリーブで広範囲をチェックしていくのがこの日のヒットパターンだったようです。あと初めてキスのルアー釣りする際の注意点として、エサと違いほっとくと動かないので止めるとアタリがかなり減る事。エサの時より【動かし続ける事】を意識するとエサと変わらないくらいの釣果も可能となります。
キス釣りだけに集中して朝早くから釣るともっとキスは釣れます
今回はフラットフィッシュにエギング(あとメバリングも)と色々釣りをした為、キスの釣果はぱっとしない釣果となりましたが、色々な釣りに浮気せずに朝早くからキス釣りだけに集中したなら、今回の釣果の2倍~3倍くらいは釣れていたと思います。
キスは朝マズメでなくても釣れてくれるので、他の魚を一緒に狙う場合後回しとなりますが、当然キスも朝早い時間帯の方が日中よりずっと釣りやすいです。
他の釣りに興味がないなら、しっかり朝早くからキス釣りに集中して釣っていくと良いですよ。
今年の春アオリイカは絶好調らしい
釣りえさスーパー越前の店員さんの話によると今年2020年春のアオリイカは絶好調との事。この日は私も友人もアオリイカを釣る事が出来ませんでしたが、ヤエンをしている釣り人が釣っているのは見ましたし、しばらくは春のアオリイカは狙えるので、エギングのセットも一緒に用意しておくとビッグなアオリイカをゲットできるかも、です。
キス釣り・エギング・フラットフィッシュを同時に狙う場合のオススメ時間配分
フラットフィッシュは朝マズメで潮が大きく動いた時に狙う
フラットフィッシュは朝マズメを過ぎるとあまり釣れません。なので朝マズメ中心に狙い、マズメが終わったらキス釣りやエギングに移行したらいいと思います。
朝マズメの中でもさらに釣れる確率が上がるのが潮が大きく動いている時。『潮が早くなったな。』と感じたならエギングやキス釣りは置いておいて、その時間だけはフラットフィッシュに集中して釣っていくといいです。上手くいくと【こちらの釣行日記の時の様に】でっかいマゴチ等が釣る事ができますよ。
エギングは夜明けまでとキス釣りの合い間で狙う
エギングはここ敦賀では、回遊さえ来ればあまり時間帯関係なく釣れるみたいです。なのでフラットフィッシュもキスもまだ釣れない薄暗い状態の夜明け前、そして朝マズメ時は潮がゆるんだ時、(潮が大きく動いている時はフラットフィッシュ狙い)、その後は周りでアオリイカが釣れだした時、キスの群れがどこか行って釣れにくくなった時等、合い間合い間にエギングしていきましょう。
上手くいくと【こちらの釣行日記の様に】春のアオリイカをさくっと釣る事も可能です。
キス釣りはフラットフィッシュ・エギングが釣れない時に釣る
キスが一番釣れる時間帯は朝マズメが終わり、辺りが明るくなった時。6月上旬でいうと午前5時くらいから7時くらいが一番釣りやすい時間帯です。6月上旬の水温だとフグ等のエサ取りも少なく、日中でも釣る事が出来るので、朝マズメはフラットフィッシュを狙い、その後朝マズメが終わった後でキスを釣り始めます。
キス釣りはフラットフィッシュや春のアオリイカと比べるとずっと釣りやすいので、フラットフィッシュ、アオリイカの方を優先してその合い間にキス釣りをしていくといいですよ。
6月上旬福井敦賀のキスのルアー釣りヒットルアー等
パワーミニイソメ
キスのルアー釣りで使用したワームは【パワーミニイソメ】です。各色釣れますが一番実績のあるカラーは一番目立つカラーの【桜イソメ】です。どれか一色だけ選ぶなら桜イソメを選ぶといいです。
ガルプ・エコギアアクア専用容器
汁物系ワームのパワーワーム、エコギアアクア、ガルプ等のワームの保管にピッタリの専用容器5本セットです。コンパクトかつ、指でつまむだけでワームを取り出せるので指の汚れも最小限で済みますよ。
キスのルアー釣りにピッタリのロッドホルダー付きクーラーボックス
キスのルアー釣り等の小物釣りにぴったりの約7Lの小型のクーラーボックスです。ロッドホルダーや小物入れも装着されていて使い勝手もとてもいいです。
キスのルアー釣りにピッタリなロッドホルダー付きクーラーボックスについて詳しくはこちら
長靴より蒸れなくて快適な防水透湿靴下
ボートを砂浜等から出す時に、少し海の中に入ってボートを押さないといけなく、長靴をはくのですがこれが6月にもなると蒸れて暑い・・・。膝下まである防水透湿靴下(DexShell)を使ったら海に立ち込んでも防水なので濡れないですし、透湿素材なのでボートに上がってからは蒸れないで快適。快適に釣りをしたいなら本当にオススメです。
マリンシューズ
防水透湿靴下を使っても履いている靴が普通の靴だと中に水が溜まったままでずっと濡れたままに・・・。なので水に濡れる事が前提となって水はけが良い【マリンシューズ】を一緒に揃えておくといいですよ。