2020年11月13日、釣れ釣れさんからの誘いで『レンタルボートでオフショアジギング行くんだけと、行く?』との誘いがやってきました。
GPS魚探付きの本格的な船をレンタルする様で、『これは面白そう♪』と思ったので2つ返事で一緒に行く事に。釣れ釣れさんの仕事の先輩さんと私と合計3人でオフショアジギングに行ってきましたよ。結果、思った通りたくさんの気付きがある、充実した釣行となりました。
今回レンタルしたボート屋さんの紹介
当日のオフショアジギング釣行の様子
当日の魚が釣れた魚探のパターン
乗合船とレンタルボートどっちが釣れる?
についてお伝えしますね。
京都府舞鶴にある【BayBlue】でボートをレンタルしました
今回は京都府舞鶴にある【BayBlue】でボートをレンタルしました。今回借りたボートの大きさは23フィート。実際に見ると思った以上に大きく立派で、トイレまで付いていました。
料金は2750円(1時間当たり)+ガソリン代。今回9時10分頃から16時までの約7時間+ガソリン代で約28000円程。オフショアジギングの乗合船が10000~12000円くらいなので、3人で行くなら乗合船と比べても安い値段です。
2級以上の船舶免許がないと入会する事が出来ませんが、バス釣り等をしていて既に船舶免許を持っているなら、おおいにアリ!な選択肢と思いました。
【BayBule】に到着
午前8時20分頃、京都府舞鶴にある【BayBlue】に到着。受付が午前9時からなので、タックルの準備をしながら受付開始を待ちます。
キャリーカートがありました
荷物置き場からボートまで100mくらいあるんですが、その荷物の移動が楽に出来るよう、キャリーカートが備え付けてありました。もちろん使用は無料です。
【BayBule】の施設内で受付
午前9時になったので、ボートの受付開始です。ボート会員である釣れ釣れさんがボートの受付をしてくれました。
ボートに乗り込み【冠島】へ
ボートは普段陸に置いていて、ボートを使用する時にクレーンを使って海に運ぶスタイルでした。クレーンで海に着水する様子はカッコイイです。
ボートに乗って【冠島】周辺へ向かいます。GPS付きなので、GPSマップの通り進んだらいいので、迷わず行けます。とはいっても運転は釣れ釣れさんですが。
【冠島】周辺に到着
BayBlueから出発してから約40分、遂に【冠島】周辺に到着です。
釣れ釣れさんがヒラマサを釣り上げる!
冠島周辺に到着してから約30分。釣れ釣れさんにヒラマサがヒット!無事に取り込みにも成功します。大きさは55センチ程でした。
(※余裕なくて写真撮り忘れていたので動画からなんとか使えるのをチョイスしています。)
魚探でベイトフィッシュを見つけてはメタルジグを落としていきます
その後、上の様な画像の様な形にベイトフィッシュが魚探で映る所を探し回って、見つけたらすぐ船を止めて即メタルジグ投入、を繰り返します。
大型ヒラマサが釣れ釣れさんにヒット!
上記のパターンがはまったみたいで、釣れ釣れさんにヒラマサと思われる魚がヒット!先ほどのヒラマサより大きいみたいで、ロッドが満月に曲がり、ドラグがどんどんでていきます。が、ファイト途中でフックアウト・・・。
その15分後くらいに再び釣れ釣れさんにビッグヒット!
ヒラマサのフックアウトから約15分後、今度は先程よりさらに大きいヒラマサらしき魚がかかり、今度はロッドが海面に刺さり、釣れ釣れさんは何も出来ない状態に。そしてドラグを好きに出されてそのままラインブレイク・・・。PE2号にリーダー25lbだったとの事でしたが、このラインとタックルでは対応できないサイズだった様子でした。
私にもヒラマサがヒット!
その後、潮止まり直前に私の方にもヒット!釣り上げると55センチ程のヒラマサでした。ボウズはなんとか回避したのほっとします。
潮止まりとなりアタリも止まる
その後、満潮潮止まりとなり、海が湖みたいな状態に・・・。アタリもなくなりここで昼食休憩です。1時間くらいすると下げ潮となり潮が動き出したので再び釣り再開です。
釣れ釣れさんがアコウ(キジハタ)を釣り上げる
釣り再開して、魚探を見ながらさっきまでと同じ30~50mラインを流してみるも、先程までいたベイトフィッシュがほぼいません。なので今度は水深20m前後の所に行くと、そこそこベイトが溜まっている所を発見!
水深15~20mのベイトのいるエリアを流し始めると、釣れ釣れさんのロッドが曲がり、良型のアコウ(キジハタ)を釣り上げます。
釣れ釣れさんはその直後にもう一匹アコウを釣り上げますが、こちらは30センチに満たないサイズだったのでリリース。この日は釣れ釣れさんが絶好調です。
さらに釣れ釣れさんがシオを釣り上げる!
ここでさらに釣れ釣れさんにヒット!釣れ釣れさんがダメ押しのシオを釣り上げる事に成功です。
遂に先輩さんにビッグヒット!!
釣れ釣れさんがシオを釣った時点で14時40分くらい。ボートの帰着時間が16時までで、冠島からBayBlueに帰るのに40~50分はかかる為、15時までには釣りを終えて帰らないといけません。
時刻が14時50分となり、もうまもなく終了・・・。という時に今までずっと沈黙を続けていた釣れ釣れさんの会社の先輩さんに待望のヒット!
ロッドがバッドまで曲がり、重々しく引く感じから、『これは50UPのアコウか?』と一気に期待が高まるも、根に潜られ痛恨のラインブレイクとなってしまいました。
15時にストップフィッシング
このラインブレイクが最後となり、ここでストップフィッシング。BayBlueに戻り、帰路に着いたのでした。
11月中旬京都オフショアジギング釣果
たけとの釣果
・ヒラマサ 55センチくらい 1匹
全体(3人)の釣果
・ヒラマサ 55センチくらい 2匹
・シオ(カンパチの子供) 45センチくらい 1匹
・アコウ(キジハタ) 30~38センチくらい 2匹
・ベラ 20センチくらい 1匹
当日の魚が釣れた魚探のパターン
今回魚が釣れた魚探のパターンは上の様にベイトフィッシュが縦に並んでいる場所が良かったです。当日ベイトの群れが小さかったみたいで、すぐに魚探に映らなくなくなったので、上の様な画像がでたらすぐに船を止めて、出来るだけスピーディーにメタルジグを落とすのが吉だった様です。
水深20m以下の場所はシルバー系のメタルジグの方が良さそう
今回釣りの後半、水深15~20mラインで釣りをしていた釣れ釣れさんが連続ヒット!対する私の方はまったくヒットなし、という状態でした。その時釣れ釣れさんが使っていたのがイワシカラーのメタルジグ。対して私が使っていたのがピンクゼブラのメタルジグ。
今までのオフショアジギングで好結果を残していたピンクゼブラカラーですが、水深20mくらいまで浅くなると、底まで光が届く為、ベイトフィッシュの色に似ていないピンクゼブラカラーよりも、ベイトフィッシュの色に近いシルバー系(今回はイワシカラー)の方がマッチして、釣れ釣れさんに連続ヒットしたのでは、と考えています。
GPS魚探にポイントが登録されているので初挑戦でも安心
GPS魚探に主な釣りポイントはあらかじめ登録されているので、GPSの地図を見ながらそこに行けばいいだけです。初めてのレンタルボートオフショアジギングの方も安心ですよね。船の進行方向もGPSではっきり分かるので、初めて沖に出ても、迷う事なくポイントに到着できますし、帰りもスムーズに帰れます。
普段ボートのブラックバス釣りしている人はハマるかも
今でも私はボートのブラックバス釣りを時々しているのですが、本当年々ブラックバスが釣れなくなってきています。レンタルボートで魚探をかけながら釣りをしますが、ほとんどのポイントは開拓されていて、ただ魚探で良いポイントを狙うだけ、では全然いい釣りが出来なくなっています。
今回私はヒラマサ1匹でしたが、友人はヒラマサ3ヒット(2匹バラシ)、アコウ(キジハタ)2匹、シオ1匹と4匹の魚を釣る事が出来ていますし、ブラックバス程ポイントが叩かれている感じはしませんでした。
今回、釣果はイマイチでしたが、今後釣りこんでいったらマイポイントの発見やヒットパターンの開拓ができて、もっと釣れそうな予感はしましたよ。釣れる魚も大きいですし、自分でポイントを探してその時のヒットパターンを見つける、という部分はそのまんまブラックバス釣りに通じます。
『昔はブラックバス釣り楽しかったけど、最近釣れないからつまらない・・・』
と思っているなら一度レンタルボートのオフショアジギングしてみてはどうでしょうか?きっと楽しいですよ。
乗合船とレンタルボートどっちが釣れる?
私が普段しているオフショアジギングは乗合船です。乗合船のオフショアジギングは経験していても、レンタルボートを使ってのオフショアジギングは未経験の方がほとんどと思います。
乗合船とレンタルボート、どっちが釣れるのか?という所は皆さん気になる所なのでは?と思ったので私の感想を書いてみました。
今回レンタルしたボートが大きく、沖まで移動が出来るので、ポイント選びの幅では乗合船と変わりません。ただ自分で魚探を見て魚を探さないといけないので、釣りだけに集中できない部分はありますし、プロである乗合船の船長と比べると釣れるポイントを見つけ出す部分もとても勝てないなあ、と思いました。
なので、単純に【釣果】という点だけでいえば【乗合船の方が釣れる!】と言えるでしょう。
でも、レンタルボートは仲間内だけで出来て、他の釣り人に気を遣わなくていい釣り出来るのは良い所です。あと、自分で魚を探して釣っていく楽しさがあるので、釣果以外の点も考えるとどちらも同じくらい面白い、と私はました。
・釣果優先なら【乗合船】
・自分で魚を探して釣る喜びを得たいなら【レンタルボート】
という選択がベターという事ですね。
11月中旬福井オフショアジギングヒットルアー
ジグパラ バーチカルショート サクラゼブラ
以前オフショアジギングで好調にハマチやサゴシが釣れている時に色んなカラーのメタルジグを試したのですが、一番好反応だったのが一番目立つカラーの【サクラゼブラ】でした。今回釣れたのはヒラマサ1匹だけですが、その時使用していたメタルジグだった事もあり、紹介しています。
ジグパラバーチカルショート(80~120g用)のフロントアシストフック
ジグパラのオフショア用のメタルジグにはフック付いていない物がほとんどです。フロントのアシストフックはメタルジグの1/3の長さが基本との事。ジグパラバーチカルショート(80~120g)の場合、ジゲンショートツインが丁度良い長さとなります。ジグパラバーチカルショートは割と太いので大きめの#3/0を選ぶといいです。
他のメーカーのフロントアシストフックを選ぶ場合はアシストフックのラインの長さ2cm・フックの大きさは#2/0~#3/0を選ぶと丁度いい感じとなりますよ。
フロントアシストフックを装着する為のスプリットリング
メタルジグにアシストフックを装着する為にはスプリットリングが別に必要です。京都~井県周辺でオフショアジギングする時はだいたいPE2~3号、リーダー30~60lb程なので、スプリットリングもアシストリーダーの強度に合わせて出来るだけ小型の物を選んだらOKです。私はカルティバのハイパーワイヤー#5(60lb)を使用しています。
メタルジグとラインを繋げる為のソリッドリング
通常のルアーフィッシングでは交換が素早くできるスナップが使われる事が多いですが、鰤や大型ヒラマサがヒットする確率が高いオフショアジギングでは、スナップが外れたり伸びたりするリスクが高いので、伸びたり外れるリスクがほとんど無いソリッドリングを使用する事が多いです。こちらもリーダーの強さと同じか少し強いくらいのリングを選べばOKです。大手メーカーの物ならどこのでもいいですが、私はオーナーのマイクロソリッドリング 5.5(64lb)を主に使用しています。