2018年4月14日、琵琶湖南湖にてレンタルボートを5台借りて友人達とバス釣り大会を開催しました。
春の琵琶湖らしく最大54センチのブラックバスが釣れましたが、6人中3人が釣れない、という両極端な釣果となりました。
6人同時にバス釣りをした結果、何が釣れない要因なのか、釣れる要因だったのか?がはっきり分かりましたよ。昨今の難しい琵琶湖南の攻略にもきっと役立つはずです。
琵琶湖南湖の当日の状況
6人のバス釣りの様子
4月中旬の琵琶湖南湖のヒットパターン
についてお伝えしていきますね。
琵琶湖南湖のどこでバス釣り大会は開催されたの?
今回の琵琶湖南湖で行われたブラックバス釣り大会は、琵琶湖の雄琴周辺にある【ビワコマリン】というレンタルボート屋で20馬力のボート5台を借りて開催となりました。
4月中旬のバス釣り大会のルール
身内のバス釣り大会といえ、一応ちゃんとルールがあります。今回のルールは・・・
・6時00分スタート、13時00分帰着の6時間。
・範囲はビワコマリンの規定に従う(琵琶湖大橋~自衛隊沖まで)
・3匹のブラックバスの重量で競う
・サイズは何センチでもOK(たとえ5センチでもOK)
・死んでいた場合はカウントしない(エラが動いていたらOK)
・帰着時間は1分遅れる毎に-100gのペナルティー
・ただし、ボートトラブル等、予期せぬトラブルの場合は遅れた場合もペナルティーは無し
・遅刻は何時間してもペナルティーはなし。ただし、帰着時間は他の参加者と一緒
・ノンボーターを乗せて1ボート複数人数での釣りもOK。ただしノンボーターの釣果はカウントなし。
今回のノンボーターは1名参加、となりました。誰が誰のボートに乗ったかは後述しますね。
当日の天気や状況等
釣り当日までは比較的穏やかな日が続き、冷え込みもなかったです。当日はおおむね曇りでしたよ。
6人の4月中旬琵琶湖におけるバス釣りの様子をお伝えします
ではここから、6人の自己紹介と当日のバス釣りの様子、ヒットパターンやルアーの紹介についてお伝えしていきますね。
たけとによる4月中旬の琵琶湖南湖の釣りの様子
自己紹介
【ライトルアーフィッシング入門】の管理者であり、バス釣り大会の主催者です。昔はバス釣りに週3回行くくらい釣り狂っていましたが、現在はほとんどこのバス釣り大会以外バス釣りはしないように・・・。
昔取った杵柄で、なんとかやっている様な感じですが、最近の琵琶湖南湖にはちょっとついていけない感じ・・・。でもなんとか今年も釣れるよう頑張ります!
朝一は木浜沖へ
朝一は木浜沖の浚渫エリアにルドラを通してチェック、地形の変化にはジグヘッドリグでフォローしていくもまったくのノーバイト。1時間くらい経過してもアタリもないのでポイントを移動します。
西側沖をチェックしていくも【ウィード】が無い
その後、天神川沖から自衛隊沖まで琵琶湖の西側をチェックしていくも、全然ウィードがない・・・。
琵琶湖の西側でウィードがないと、ブラックバスが居着く場所がほとんどないので絞りようがない・・・。最後は魚探をかけながらウィードを探しウロウロするもウィードの固まりは見つけられず。本当にウィードが無いので再び東側へ移動です。
岸際はオカッパリの釣り人が多くて釣り出来ず
完全に見失ったので、ルドラを使って東岸のリップラップをルドラで探っていこうと思い、東岸に移動。が、ほとんどのエリアでオカッパリの釣り人が多くてほとんど釣る事が出来ず。
ルアーをほとんどキャストする事なく再びポイント移動です。
地形変化がわかりやすい木浜に再び移動
ウィードが無いので、地形変化が分かりやすい木浜沖の浚渫エリアに再び移動。丁寧にルドラとジグヘッドリグでチェックしていくもやっぱりノーバイト。
ここで風が強くなってきて、帰着できるか心配になり釣りをやめ、ビワコマリンに戻る事に。
帰着途中に大荒れ
琵琶湖南湖の東岸から西岸に移動途中にすごい東風が吹いて、一気に大荒れに。とても釣り出来る状況ではなくなったので、11時過ぎには琵琶湖マリンの浮き桟橋に戻って帰着して私のバス釣り大会は終了したのでした。
ニケさんによる4月中旬の琵琶湖南湖の釣りの様子
去年のバス釣り大会ではあまりブラックバスを釣る事が出来ませんでした。今年になってボート免許を取得してから1年経過。ボートでの釣りに慣れてきて、好調にバスを釣るのか?
では、ニケさんのバス釣りの様子をお伝えします。
烏丸半島沖からスタート
ニケさんが最初に選んだポイントは【烏丸半島沖】まずはここからスタートするもアタリなし。西側に移動します。
カネカ裏沖に移動するも引き続きノーバイト
ボートを走らせてカネカ裏の沖に移動するも、ここでもノーバイト。再び移動です。
ビワコマリン沖に移動
今度は少し移動して、ビワコマリン沖へ。が、ここでも状況は変わらずノーバイト。再びポイント移動です。
再び烏丸半島沖へ移動
西側が駄目だったので、再び【烏丸半島沖】に移動。が、烏丸半島沖に到着前後からとんでもない強風が・・・。
釣りにならないので帰着する事に。
強風過ぎて雄琴沖まで流される
ビワコマリンに帰着するつもりが風が強すぎて雄琴沖まで流されました。ほとんど釣りにならないですが、もしかしたら釣れるかも?という事で少し釣りするも釣れず。その後帰着してバス釣り大会を終えたのでした。
プロさんによる4月中旬の琵琶湖南湖の釣りの様子
自己紹介
プロさんは、もうこのバス釣り大会以外ほとんどバス釣りはしていない様子。私と一緒ですね・・・。ですが、去年最後の奥琵琶湖でのバス釣り大会では優勝まであと一歩!という所までいっているのであなどれません。
今年は年間優勝狙ってみてください!
朝一は下物沖の浚渫を狙う
朝一は下物沖の浚渫エリアへ。ダウンショットリグ・ネコリグ、はてはスコーンリグまでするもノーバイト。次のポイントへ移動です。
烏丸半島沖へ移動
今度は【烏丸半島沖】へ移動。が、ここでもまったく反応がない・・・。
木浜沖の浚渫を狙う
そして次は木浜沖に移動。木浜の浚渫を狙うもここもノーバイト。ここで東側は駄目だ・・・という事で西側に移動を決意。
アクティバ沖に移動するも爆風が
琵琶湖南湖の西側、アクティバ沖に移動。が、アクティバ沖に移動直後とんでもない爆風が・・・。
『これはヤバイ!』という事でそのままビワコマリンまで帰着してバス釣り大会を終えたのでした。
キャノピー氏による4月中旬の琵琶湖南湖の釣りの様子
自己紹介
去年・おととしとこのバス釣り大会年間優勝をしているキャノピーさん。ブラックバス釣りは今も2週間に1度は行っている現役選手。今年も年間優勝候補です。
下物の沖3.5mのハンプを攻める
朝一は2週間前、プライベート釣行の際釣れた場所、下物の3.5mのハンプエリアを繰り返し攻めていきます。ポイントのキーポイントは、少しでも【ウィード】がある所。
ほとんどのハンプではウィードが無い状態でしたが、2週間前ではその中でもくさったウィードでもいいのでウィードのある場所で釣れたので、ウィードのあるエリアが当たるまでハンプをチェックしていきます。
ハードボトム+ウィードがからむポイントを発見
3.5mのハンプエリアをマルチスティックのライトテキサスリグでチェックしていくと、【コリコリ】と硬い物があたっている感触のあるエリアを発見。
その周辺にもくさったウィードと生え始めのウィードが混合したウィードもあり、『ここはいいポイント』と確信します。
30分ハードボトム+ウィードを流し続けるとマルチスティックで遂に初ヒット!
その後【ハードボトム+ウィード】エリアをマルチスティックのライトテキサスリグをチェックしていくと、遂に本日初ヒット!
40センチを軽く超えるキッカーフィッシュをゲットしました。
続いてヒットするもバラシ
その後続いてヒットするも、バスが前に進んできていて、食っている事に気付くのが遅れた結果、アワセも遅れてバラシ。その後バイトが遠のいたので、下物のシャロー側をチェックしてみる事に。
【ルドラ】でもう1匹追加!
下物のリップラップ、岸際には陸っぱりのバスアングラーが並んでいるので、陸っぱりの人が届かない場所くらいからルドラSPをキャストして2mのシャローエリアをチェックしていくとすぐに40センチ程のバスをゲット!
『これはルドラパターンか?』と思わせるも、その後バイトなし。
その後東風が急に吹いてきて荒れ出したのでビワコマリンに早めに帰着してバス釣り大会を終えたのでした。
釣れ釣れさんによる4月中旬の琵琶湖南湖の釣りの様子
自己紹介
琵琶湖や淡路島によくバス釣りに行くバスアングラー。去年は1回お休みした事もあり、年間順位4位(6人中)でしたが、バス釣りの腕は確か。今年は年間優勝目指して下さい!
今回はノンボーターのコジーさんと同船して一緒にバス釣りをしましたよ。
朝一は下物の浚渫エリアで釣り始める
朝一は下物の浚渫エリアに入りました。周りのボートがポロポロ釣れていたので、エリア選びに間違いはない、と確信。微妙に移動しながら下物エリアの先端の方まで移動していきました。
ノンボーターのコジーさんがラバージグでアタリ!
ノンボーターのコジーさんがキャストしているラバージグにアタリがあった、との事。そのエリアは水深2.5mの浚渫エリア。
このポイントを逃さない様に、マーカーブイを投入。アタリのあった周辺に的を絞ってネチネチと粘ります。
7gのライトテキサスのフリックシェイクで40UPのバスゲット!
すると、遂に待望のアタリが!こうして40UPのナイスバスをゲットしました。
その後は琵琶湖が荒れだして、釣りにならなくなったので、早めにビワコマリンまで帰着してバス釣り大会を終えたのでした。
コジーさんによる4月中旬の琵琶湖南湖の釣りの様子
今回は50UPのバスを釣り上げたので特別に【ノンボーター】のコジーさん釣りの様子を紹介!
普段ノンボーターの方の釣りの様子は書かないのですが、54cmのバスと40UPのバスを釣り上げたので、ノンボーターのコジーさんの釣りの様子も紹介しますね。
下物沖の4mラインでラバージグにアタリ
今回は釣れ釣れさんと同船しました。まずは下物の沖にいきまして、4mラインをラバージグ(ヘッドロック・ワームはツインテールグラブ)を使用。その際一度アタリがありましたが、のらず。ポイント的には特に大きな変化が無かった事もあり、そのまま下物の浚渫エリアを流し続けます。
3m→2.5mのかけあがり+新芽のウィードエリアを発見!
バイトが続かないので4mラインから3mラインと少し浅めの方をチェック。
ずっとチェックと続けていると、3mから2.5mへのかけあがりの上、シャキシャキ系のウィードの新芽のエリアを発見!
『このエリアにはバスいる!』と思いすかさずマーカーブイを投入しました。
ヘッドロックのラバージグで54センチのバスをゲット!
しばらく粘っているいると、遂にラバージグ(ヘッドロック・ワームはツインテールグラブ)にヒット!本日最大サイズとなる54cmのバスをゲットしました。
その後40UPのバスも追加
その後、何回かアタリがあった後、40UPのバスも追加!ここから、という所でしたが、この時点で強風が吹いてきて、ボートをマーカーブイ付近に固定させる事すら困難な程に・・・。
その後さらに風が強くなってきたので早めにビワコマリンに帰着して今日のバス釣りを終えたのでした。
ビッグフィッシュ賞は【キャノピーさん】
今年のバス釣り大会から導入された【ビッグフィッシュ賞】ですが、今回は1860gのナイスキッカーを仕留めたキャノピーさんとなりました。ビッグフィッシュ賞はポイント+1となります。
4月中旬琵琶湖南湖でのバス釣り大会の結果発表
順位 | 名前 | 匹数 | ポイント | 総重量 |
1位 | キャノピーさん | 2匹 | 5P+1P | 3340g |
2位 | 釣れ釣れさん | 1匹 | 4P | 1080g |
3位 | たけと | 0匹 | 3P | 0g |
3位 | ニケさん | 0匹 | 3P | 0g |
3位 | プロさん | 0匹 | 3P | 0g |
※+1Pはビッグフィッシュ賞
今回はキャノピーさんがビッグフィッシュ賞と一緒に完全優勝ですね!私たけとを含む3名は完全ボウズ・・・。ですが3人まとめてボウズな事で全員3位となり、ポイントは3Pに・・・。ある意味ちょっと特した気分です。
2018年のバス釣り大会最初の優勝者は【キャノピーさん】
2018年最初のバス釣り大会の優勝者はキャノピーさんでした。ビッグフィッシュ賞も一緒にゲットして完全優勝ですね!
去年までは会費は無かったですが、今年から会費が一人500円となりました。会費は次回のレンタルボート代割引券となりました。今回5人参加したので2500円のボート割引券ゲットです。ついでにワーム一袋もおまけです。
バス釣り大会年間成績表
参加者 | 第1戦 | 総P | 総重量 | 年間順位 |
キャノピーさん | 6P | 6P | 3340g | 1位 |
釣れ釣れさん | 4P | 4P | 1080g | 2位 |
たけと | 3P | 3P | 0g | 3位 |
ニケさん | 3P | 3P | 0g | 3位 |
プロさん | 3P | 3P | 0g | 3位 |
ランハイさん | 0P | 0P | - | 6位 |
今回ランハイさんは不参加だったので0P。私たけと、ニケさん、プロさんは3人まとめてボウズだったのですが、大会のポイント制的に全員3位で3Pに・・・。
まずはキャノピーさんと釣れ釣れさんが一歩リードする形となりました。今年は全5戦行う予定なので、まだまだ誰が年間優勝するかは分かりませんよ。
4月中旬の琵琶湖南湖のバス釣り攻略まとめ
琵琶湖南湖は【東風】に注意!
今回11時頃から東からの強風(といっても風速6m程)が吹き、琵琶湖南湖は大荒れ!西風だと後ろに山があるのでかなりの強風でも大荒れにはなりにくいのですが、東風の場合、平地なのでほとんど風を防ぐものがなく、少し強い風が吹くだけで大荒れとなります。
下手すると命にかかわるくらい荒れるので琵琶湖南湖でレンタルボートのバス釣りを擦る場合は【東風】には本当に気をつけて下さいね。
岸際のポイントは厳しい
春といえば、岸際の水深1~2mラインを狙うのが定番なのですが、今の琵琶湖南湖だと、人が入れる所は陸っぱりのバスアングラーが、数少ないボートからしか狙えないポイントもレンタルボートが常に叩いている状況。
なので、ボートからだと陸っぱりのアングラーとポイントがバッティングしまくって攻めきる事も難しい状況でした。
今年に限らず来年以降も同じ傾向と思われるので、岸際以外でのポイントを見つける事が今後琵琶湖南湖でボートのバス釣りをするにあたって必要になってくる事となります。
ウィードが無い状況でもやっぱり【ウィード】が大事
今年に限らずここ数年の琵琶湖南湖では、藻刈りが行われていて、3月~4月は非常にウィードが少ない状況となる事が多いです。
2018年の春はその傾向が顕著でほとんどのエリアではウィードが無い状態でした。
ウィードが無い、となると取水塔を代表とするマンメイドストラクチャーがポイントになるはずなのですが、琵琶湖南湖ではその様なポイントは一番に叩かれて、マンメイドストラクチャーではほとんど釣れません。
つまり、ウィードが無い状態でも、琵琶湖南湖でバスを釣ろうとするなら、数少ない【ウィード】を探してそのエリアを釣る、という事が大事なんですね。
【ハードボトム】も決め手の1つ
今回バスを釣り上げたキャノピーさん、釣れ釣れさん、コジーさん、共に釣れた場所は【ハードボトム】でした。ウィードと共に【ハードボトム】のエリアを探すのが大事という事でした。
4月中旬の琵琶湖南湖のヒットルアー
ヘッドロックのラバージグ
コジーさんがノンボーターながらこの日の最大魚、54cmのバスを釣り上げたルアーが【ヘッドロックのラバージグ】です。理由は分かりませんが、ラバージグってデカイバスが何故か釣れるのでビッグワン狙いなら持っておくといいですよ。
ヘッドロックのラバージグはAmazonから購入する事ができます
マルチスティック5.5インチ
優勝者のキャノピーさんがライトテキサスで使用していたのは【マルチスティック5.5インチ】でした。春に限らずよく釣れるワームとの事ですよ。
マルチスティック5.5インチはAmazonから購入する事ができます
マーカーブイ
魚探やルアーの感触等から釣れそうなエリアを見つけても、ボートが流されていくと、釣れそうなエリアがどこだったか分からなくなる事が多いです。 なのでいいエリアを見つけたらマーカーブイを投入するといいですよ。
これで確実に見つけたいいポイントで釣りをする事が出来ます。コジーさんが釣り上げた54センチのバスの影の立役者です。
マーカーブイはAmazonから購入する事ができます
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