幻の魚、と呼ばれているアコウ(キジハタ)、実はルアーで簡単に釣れてしまうんです。
私はブラックバスやらメバルやら、アジやアオリイカまで、
色々な魚をライトルアーメインで釣っていますが、
アコウはルアーで釣れる魚の中でも『最も釣り易い魚です。』
さらに、食べて美味しい、となったら言う事無し、ですよね。
あなたもアコウ、『ルアーで爆釣したい!』と思いませんか?
そんなあなたに、アコウの釣れる時期、ポイント、タイミング等を
お伝えします。
この記事を読めば、きっとあなたにもアコウが簡単に釣れますよ。
目次です
アコウが数釣れるのは【日本海エリア】
瀬戸内海や太平洋側では『幻の魚』
アコウはどこでも釣れる、という魚ではなく、 住んでいるエリアに行かないと釣る事が出来ません。
私の住んでいる大阪湾にもいる事はりますが、 非常に絶対数が少なく、狙って釣れるものではありません。
大阪湾を含む瀬戸内海エリアでは、アコウの絶対数が非常に 少なく、太平洋がある、和歌山や三重でもあまり釣果は聞かれません。
だから、アコウは『幻の魚』と呼ばれているのですね。
日本海側エリア(兵庫・京都・福井等)がよく釣れる
ではどこで釣れるのか?というと、それは
『日本海側エリア』です。
私は大阪に住んでいるので、近畿地方のエリアと
なりますが、兵庫・京都・福井、と広い範囲で
アコウを狙う事が可能ですよ。
日本海エリアではアコウは決して『幻の魚ではない』
そして、日本海エリアで言えば、アコウは決して 『幻の魚』ではありません。
幻どころか、しっかりと時期とポイントさえ 選べば、20匹、30匹、いや、それ以上釣る事も 十分に可能です。
釣れるサイズは20~30センチくらいがメインとなりますが、
ルアーへの反応も良い魚で、私はライトルアーフィッシングにおいて、
最も釣り易い魚と、思っています。
実際にアコウを釣っている様子はこちら(釣行日記)
実際にアコウを釣っている様子は釣行日記を読んでくれると当日の状況やヒットルアー、使い方や釣果も詳しく分かりますよ。
アコウの釣り方をより詳しく知りたいならこちら(アコウ釣行日記一覧)
アコウが釣れる時期はいつ?
アコウは『夏』に釣れます
『アコウは根魚』との思いから、 他の根魚であるガシラ等と同じ時季、春や冬に釣れるもの、 と思っているかも知れませんが、アコウが最も釣れる時期は【夏】です。
アコウは7月から8月が最も釣れる
アコウは早い年でしたら、6月下旬から釣れ出します。 遅い年でも7月上旬からは釣れ出しますよ。
最も釣れるのがだいたいお盆前後の8月中旬頃をピークに 除々に釣れる数が減っていきます。
9月いっぱいまでは釣る事が出来ます
9月いっぱいまでは釣る事が出来ますが、 10月になると、ほとんど釣れなくなります。
10月頃でもボートでちょっと沖の10mライン等を 探ると結構釣れたりするので、きっと水温の低下と共に、 沖にいっているのでしょう。
こうして、アコウのシーズンが終わります。
アコウは夜に釣れるの?日中に釣れるの?
アコウは基本的には夜行性と言われています。 なので夜に釣るもの、と思われがち、ですが 全然日中でも釣る事が出来ます。
夜だからといってすごく釣れるという事は 私は経験した事がありません。
アコウは昼でも夜でも釣れる!ルアー初心者は最初は【日中】の方が釣りやすい
むしろ、夜より日中の方が釣り易い、と思うくらいです。
『これからアコウをルアーで釣ってみよう!』
と、これからルアー釣りでのアコウ釣りを始めるなら、明るくてポイントの様子等もはっきり分かる日中に釣りするといいですよ。
アコウは朝マヅメと夕マヅメどっちが釣れるの?
日中でも釣る事が出来るアコウですが、当然【マヅメ】が 最もよく釣れる時間帯です。
マヅメといっても、朝マヅメと夕マヅメがあるのですが、 アコウの場合、私の経験からは、【朝マヅメ】の方が
圧倒的に釣れますよ。
夕マヅメでは1時間くらい釣れます
夕マヅメの場合、アコウの食いが立ってくるのが、 夕日が沈んでから、で沈みきったら、今度は一気に 食いが落ちるので、よく釣れる時間の長さは、30~1時間くらいです。
朝マヅメでは4時間くらい釣れます
対して、朝マヅメは少し空が薄暗くなる時からガンガン釣れて 完全に日が登ってからも少し釣れにくくなるものの、 釣れ続きます。
だいたい午前9時くらいまでは比較的よく釣れるので、 朝5時から、となると4時間は釣れる時間がある、という事です。
なので、アコウをルアーで釣るのなら、【朝マヅメ】が オススメですよ。
アコウはどんな天候が釣れやすいの?
アコウも他の魚と変わらず、晴れているより曇り・雨。 無風よりも、風がある程度吹いている方がより活性が上がります。
ですが、晴れているからといって全然釣れない、という事は なく、釣りにくくなる程度なので、それほどシビアに天候を 気にする必要はないでしょう。
アコウはどんな潮位と潮だったら釣れるの?
もちろん、潮は動いている方が釣れますが、潮止まりだからといって まったく釣れないという事はありません。
潮位に関しては 干満の差が50cmとあまり無い日本海側だから、かもしれませんが、 ほとんど干潮・満潮で釣果の差はありませんよ。
なので、潮位や潮はあまり気にしなくても大丈夫です。
アコウが釣れるポイントはどこ?
外海の方がより釣れる
アコウは湾内でも釣れますが、外海に面している 所の方が魚影が濃い傾向があります。
なので、基本的には外海のエリアを狙っていくと いいですよ。
障害物が絡んでいるポイントが釣れる
アコウは根魚で障害物に隠れるのが好きなので、 何か隠れる所がないと、基本的には釣れないので、
・地磯
・テトラ帯
・サーフにあるシモリ
等がポイントになります。 アコウを釣るのでしたら、何か障害物がある所を狙いましょう。
でも『漁港』はNG
障害物のある代表的なポイントとして【漁港】があります。 ですが、アコウは根魚で回遊したりはしないので、 基本的に1度釣ってしまうと翌年まで 魚の補充がききません。
漁港は足場もよく、誰でも釣りにくる所なので、 真っ先にアコウは釣られて、いなくなってしまっているんですね。
なので、漁港でアコウを狙っても大抵貧果に終わります。 漁港以外で、人があまり来ない様なポイントを 狙う様にしましょう。
アコウのルアーでの釣り方
アコウはルアーで最も簡単に釣れる魚なので初心者にも最適!
アコウはとてもルアーに好反応する魚です。エサ釣りでも釣れる魚ですが、ルアーの方が手返しが良くてより数が釣れる事が多いので、普段ルアーフィッシングではない餌釣り派の釣り人もルアーで狙う事をオススメしますよ。
アコウのハイシーズンとなると、数釣り出来る魚なので、ソルトルアーフィッシング初心者にもピッタリ!
ルアーで狙うソルトルアーの対象魚の中でも最も釣りやすい魚の1つなのでルアー初心者こそアコウを
狙うといいですよ。
アコウは根魚ですが底ではなく【底より少し上】を狙う
アコウは根魚で障害物の側ついています。なので基本は【底】周辺を狙うといいのですが、アコウは根魚としては積極的にエサを追うので、底をズル引きだとあまり効果的に攻める事が出来ないんですね。
底周辺は狙うのですが、底より1~2mくらいは離して誘うとより効果的ですよ。具体的にはリフト&フォールや、大きなシャクリ&フォールが有効な攻め方です。
根魚ですが積極的に小魚も追うので表層~中層もチェックする
アコウは根魚なのですが、根魚の中では遊泳力が高く、カニ等の甲殻類だけではなく、イワシなどのベイトフィッシュも果敢に追いますよ。
ベイトフィッシュを追っている時は表層~中層で釣れる事が多く、1投1匹の入れ食い状態になる事も。
ベイトフィッシュがいそうな駆け上がりがあったり、ベイトフィッシュがピチャピチャしていたりしている場合、まずはそこへルアーを投入してみましょう!エキサイティングなアコウ釣りが出来る可能性がありますよ。
アコウはグラブやクロー系ワームよりも【ダート系ワーム】が釣れる
アコウは根魚なので、ほとんどの記事やブログで、グラブやクロー系のワームをオススメされていますが、これはちょっと違っていて、実は一番釣れるのは【ダート系ワーム】なんです。
理由は先程にも書いた様に、アコウはとてもルアーへの反応が良い魚で、カニやエビだけではなく、小魚も積極的に捕食する珍しいタイプの根魚です。
なので、小魚が逃げるようなアクションをするダート系ワームが劇的に効くんですね。
ダート系ワームをシャクって左右にダートさせた後にフォールさせる釣り方がとても効果的ですよ。シャクる事によりルアーを跳ね上げ、ズル引きよりずっと根掛かりも少なくなる事もこの釣りをオススメする理由です。
アコウをダート系ワームで釣る為の詳しい釣り方についてはこちら
まとめ
アコウは日本海側で釣れる
数釣り出来るがサイズは30センチまで
釣れる時期は『夏』
朝マヅメが最も釣れる
天気や潮・潮位はあまり気にしなくてOK
外海で障害物のあるポイントを選ぶ
【底】より少し上を狙う事を意識して釣りをする
よく釣れるルアーはクロー系ではなくて【ダート系ワーム】がとても良く釣れる
という事ですね。
アコウの詳しい釣り方や必要なルアーやタックルは?
釣るために必要なタックルやルアーは 別ページにてまとめています。 こちらのページを見れば、アコウを釣る為に必要なルアーや タックルがどんなものか、全部分かりますよ。
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