2019年6月13日、友人と一緒に春のアオリイカをエギングに行ってきました。
今回は浅場のエリアで朝マズメ一発勝負!
結果は狙い通り春アオリイカをエギングで仕留める事が出来ました。
当日のエギングの様子
春の福井エリアでアオリイカを釣る確率を上げる釣り方・ポイントの選び方
についてお伝えしますね。
福井県敦賀にあるサーフエリアからゴムボートを使ってエギング開始!
今回は朝の一のエギングが終わった後、ボートでそのままキス釣りをする事と、この時期エギングしている釣り人が多いので、人的プレッシャーを避けるという2つの意味でゴムボートを使用して少し沖狙いでエギングを開始します。
水温は約19度
当日の水温は約19度。アオリイカが釣れる最低水温が約16度という事なので水温の高さは十分。敦賀周辺の釣果情報を見てもアオリイカが釣れている様子なので、産卵の為に来ているアオリイカは間違いなくこのエリアにいると思われます。
沖テトラの少し沖の水深2~4ラインをエギングでテンポよくチェック
春のエギングの場合、浅場の広がる藻場等に隣接した駆け上がり等、アオリイカの通り道になるベストポイントを見つけて1箇所で延々とエギをキャストし続け、回遊してくるアオリイカを狙い撃つ、というのが通常の春アオリイカの狙い方。
ですが今回は短時間で結果を出したい事と、私が1箇所で何時間もエギをキャストし続ける行為が面倒で苦手な為、浅場まであがってきたアオリイカを広範囲にエギングで狙っていく通常とは変わった攻め方で春アオリイカを狙っていきます。
エギング開始から約1時間経過するも釣れず
自分の中では、『エギング開始直後にも釣れるのでは?』とか思っていたのですが、そこは難易度の高い春アオリイカ。流石に開始10分20分では釣れてくれません。
エギング開始から1時間経過するも、まだアオリイカはヒットしません。
春アオリイカをエギングでゲット!
アオリイカが釣れない状態が続いたので、釣っているエリアを沖テトラの少し沖から沖テトラの手前に変更。主にテトラとテトラの間のちょっとした駆け上がりを中心にして探っていきます。
ボートを流している内に、砂場のエリアから、【藻場×点々とした岩場】のエリアに変わってきて、その直後、遂に私のエギにアオリイカがヒット!
胴長約23cnと春アオリイカにしては小ぶりですが、無事に狙い通りアオリイカをゲットです。
無事アオリイカが釣れたのでその後はそのままキス釣りへ
無事アオリイカがエギングで釣れてくれた事と、日もそれなりに昇ってきていたのでここでエギングは終了。
そのままゴムボートでのキス釣りに移行しました。
6月中旬福井春エギング釣果
・アオリイカ 胴長23センチくらい 1杯
6月中旬福井春エギングまとめ
短時間で結果を出すなら浅場に出てきているアオリイカを狙う
春のエギングは基本的には駆け上がり等のあるポイントで回遊してくるアオリイカを待ち伏せするのが一般的ですが、この方法だといつアオリイカがいつ回遊してくるか分からない為、延々と同じ所に向かってエギをキャストし続けなければいけません。
私は釣れないとすぐに心折れるのでこの様な釣りは苦手なんです。なので、今回のアオリイカ狙い方は、産卵の為に既に浅場にでてきているアオリイカを次々にエギをキャストしてこちらから狙っていくスタイルで狙いました。
駆け上がり等にいるアオリイカと違い、すでに浅場に入っているアオリイカは産卵に夢中になっている個体が多くなかなかエギで釣れませんが、そんな中でも食い気のあるアオリイカがいるのも事実。
水深が2~4mまでの浅場狙いなので、釣れる数は少ないものの、水深が浅いのでエギをアオリイカに見せるのに時間はかかりません。
なので、今回は機動力のあるゴムボートを使って藻場×浅場のエリアを次々にエギをキャストしていきました。
今回釣れたのは1杯だけとなりましたが、釣り開始してわずか1時間ちょっとでアオリイカを釣る事が出来たので、下手すると数日釣れない事も珍しくない春のエギングでは十分な結果と私は思っています。
曇り・雨の方がより釣れる
今回エギングで釣ったポイントは7~8年前くらい?に梅雨の時期のメバリングをしていた時にたくさんの親アオリイカが入っているのを見た事があるエリアでした。
当時たくさんのアオリイカを見た時の天候が小雨。今回のエギングをした時の天気は晴天で釣りの後、近くまでボートで寄ってもほとんどアオリイカを目視する事が出来なかったです。
釣り場が浅く、晴れより曇り・雨の方がたくさんのアオリイカが寄ってくるのでは、と考えています。今回は釣りに行く日が決まっていた事もあり、くもりや雨を選べなかったのですが、浅場でのアオリイカをエギングで釣る確率を上げるならくもりや雨の日を選んで釣行するといいでしょう。
ワンド×浅場×藻場のエリアを探す
この時期、福井エリアではどこでもアオリイカが釣れる可能性があるんですが、やはりアオリイカの魚影が濃いのは、【ワンド×浅場×藻場】のエリアとなります。
藻場はあまりにも藻が濃すぎてもよくないので、まばらにあるくらいの場所を選ぶとより良いです。
人的プレッシャーを避ける為にゴムボートを使いました
今回はゴムボートからのエギングとなりましたが、浅場にいる活性の高いアオリイカを広く浅く探って釣る、というこの方法の場合、エギをキャストしさえすれば、ほぼ誰でも釣れる、という事にもなります。
なので、釣れる条件を満たしていても釣り人が多い場所は厳しいと考えていて、その為に人的プレッシャーの少ないエリアを釣りする為に、ゴムボートを使用しました。
・【ワンド×浅場×藻場】のエリアを効率よくチェック出来る
・人的プレッシャーが低い
の条件を満たせば必ずしもゴムボートを使わなくても釣れると思うので、私みたいに『アオリイカが回遊するまでエギをキャストし続ける事なんてできないよ~。』という方はこの釣り方をしてみるといいですよ。
ルアーのキス釣りを一緒にするのもオススメ
春のアオリイカエギングはボウズ率が高い釣り。今回は狙い通りにアオリイカが釣れましたが、エギングがボウズになった時の事も想定して、エギング後にルアーでのキス釣りの準備もしていました。
福井エリアで春アオリイカがピークを迎える5~6月の春のエギングシーズンは丁度、良型のキスが釣れる時期とかぶり、しかもキスはマズメでなくても十分釣れてくれるので、朝マヅメはエギング、その後キス釣り、とすると両方の釣りが楽しめますよ。
流石にキス釣りでボウズという事は稀なので、エギングでアオリイカが釣れない場合でも、でっかいキスをお土産にお持ち帰りする事が出来ます。これで家におかずを持ち帰る派の釣り人も安心してエギング釣行できますね。
6月中旬福井エギングのヒットエギ
エギゼヨ3.0号【ピンクレインボー】
今回春アオリイカを仕留めたエギは【エギゼヨ3号 ピンクレインボー】でした。プラスチック製のボディーで光にかざすと半透明になるのがポイントです。去年の秋のエギングでも大活躍したカラーで今回のエギングでも釣れてくれました。
エギゼヨは同じ号数なら他のエギより少し沈下スピードが遅めなので、今回の様な浅場攻略にピッタリ!号数は3.5号だと沈下スピードが早すぎるので3号がオススメです。
長靴より蒸れなくて快適な防水透湿靴下
ボートを砂浜等から出す時に、少し海の中に入ってボートを押さないといけなく、長靴をはくのですがこれが6月にもなると蒸れて暑い・・・。膝下まである防水透湿靴下(DexShell)を使ったら海に立ち込んでも防水なので濡れないですし、透湿素材なのでボートに上がってからは蒸れないで快適。
快適にボート釣りをしたいなら本当にオススメです。
マリンシューズ
防水透湿靴下を使っても履いている靴が普通の靴だと中に水が溜まったままでずっと濡れたままに・・・。なので水に濡れる事が前提となって水はけが良い【マリンシューズ】を一緒に揃えておくといいですよ。