2019年7月28日、友人達と一緒に和歌山県中紀にある小浦一文字へショアジギングへ行ってきました。
釣行結果は7人のグループでカマスたくさん、シオ(カンパチの子供)4匹、ツバス1匹をショアジギングで釣る事が出来ましたよ。
当日のショアジギングの様子
小浦一文字の近くで美味しいクエとハモ料理があるお店の紹介
小浦一文字でボウズにならない為の2つのコツ
当日のヒットルアー
についてお伝えしますね。
午前4時頃に照ちゃん渡船を使って出船
小浦一文字は沖にある防波堤なので渡船を使って行く事になります。
小浦一文字には【照ちゃん渡船】と【浜吉丸】2箇所の渡船から渡る事が出来ますよ。
今回はいつも使っている照ちゃん渡船を使って午前4時から渡船に乗り込んで出発しました。
小浦一文字に到着
照ちゃん渡船に乗り込んでから約15分、小浦一文字に到着です。まだ午前4時30分なのに既にたくさんの釣り人が居てびっくり!
当日は、前日台風が接近したので大雨。大雨後の変化が吉とでるか凶とでるか?ドキドキしながら釣り開始です。
小浦一文字の内側はいっぱいだったので外側で釣る事になりました
無事に小浦一文字に上陸したのはいいのですが、防波堤の高さが低い陸側は既に人がいっぱい。(午前4時30分なのに…)
なので防波堤の高さが高い海側の防波堤で釣る事になりました。
まずはコージーさんがムツをワームでゲット!
無事に釣り場所を確保して、みんながショアジギングの準備をしている時にコージーさんがジグヘッドにワームのライトタックルをさくっと準備して速攻釣り開始。
小浦一文字到着後約5分でムツをワームプラスジグヘッドで釣り上げます。
ジグサビキでカマスが入れ食いに!
その後はみんなでジグサビキを開始。早朝という事もあり、小さいながらもカマスが入れ食いに。
他のメンバーの方々もカマス祭りを楽しんでいました。
ここで日が昇ってきたので海の色を見てみると、昨日の雨のにごりもない様子でした。雨の影響はほとんどなかったみたいで安心です。
コージーさんがガシラヒットパターンを発見!
ここでみんながショアジギング(ジグサビキ)をしている中、コージーさんが一人、ジグヘッド+ワームでガシラ狙いに。しばらく釣れていなかったのですが、【防波堤の際の水面から2mくらいまでの表層の壁にガシラがいる】パターンを発見!
それからコージーさんが面白い様に良型のガシラが連続ヒット!あまりの連続ヒットに数名がガシラ釣りを始めたりしていました。
釣れ釣れさんが【シオ(カンパチの子供)】をショアジギングで釣り上げる!
ここでみんながジグサビキでのカマス釣りやガシラ釣りに興じている間に、釣れ釣れさんがストイックに通常のショアジギングをしていると、遂に本日初の青物、35センチくらいの【シオ(カンパチの子供)】を釣り上げます。
この1匹でみんなジグサビキでのカマス釣りやガシラ釣りはやめて本気でショアジギングをする様に。みんな現金です。
私たけとも【シオ(カンパチの子供)】を釣り上げる!
私の方は?というと引き続きジグサビキでカマスを釣っていたのですが、カマスのアタリもほぼ止まりジグサビキのついていない通常のメタルジグのタックルに持ち替えたら、目の前で小さいナブラが発生!
速攻ナブラにメタルジグを投入すると、『ガツン!』とヒット!!釣り上げると約35センチくらいのシオでした。
もう一回カマスのプチフィーバーがありました
その後朝8時前にもう一度カマスのプチフィーバーがありました。10分くらいで沈黙してしまいましたが・・・。
ここでメンバーの一人がシオを釣り上げる!
カマスのプチフィーバー後はほぼ沈黙していましたが、ここでメンバーの一人がメタルジグでシオをゲット!
初めて釣ったとの事でかなり喜んでいました。
ショアジグングでもガシラを釣るコージーさん
ここでショアジギングをしていたコージーさんにも待望のヒット!
『これは青物か?』とみんなの注目を集めましたがメタルジグで釣れたのは良型のガシラで青物ではありませんでした。この日、コージーさんはガシラにカマスと小物は絶好調!コージーさんはこの日の【小物マスター】ですね!
ここで遅れながら水温を測定 約25.4度でした
ここまで釣りを続けていて、この日の水温を測定する事を忘れていたので早速水温を測定すると約25.4度。普段通っている訳ではないので、この水温がどんな感じなのかは分かりませんが、とりあえず釣れているので悪くはないのでしょう。
午前10時過ぎからは沈黙
その後はメンバーさんがツバスを釣り上げたり、私が青物(サバ?)をキャッチ直前でバラしたりしましたが、午前10時過ぎからはそんな事もなくなり沈黙。時々シイラが内側メインで釣れていましたが、外側の防波堤にはあまり岸際には寄ってこず、釣れなかったです。(沖300mくらい先で何度かシイラが跳ねているのは発見、届きませんが・・・)
それにしてもこの日は本当に釣り人が多かったです。何度か小浦一文字には来ているのですが今までで一番の人の多さでした。
前日台風だったので土曜日の釣り人も日曜日集中した結果なのでは?と考えています。
午後0時の渡船の船で帰って釣り終了
その後引き続き釣れないので午後0時の渡船の迎えで帰り、この日の和歌山ショアジギング釣行は終了したのでした。
【岬旅館】で昼食
釣行後は、【岬旅館】で昼食を食べる事に。
クエ料理が名物らしい
店の前にでっかいクエの置物がありました。どうやらクエ料理が名物みたいです。ついでに岬旅館にくっついている形になっているのでほぼ岬旅館なのですが、正式名称は【割烹岬】のようですよ。
焼きクエ御膳を注文
今回初めてクエを食べるので、2200円とちょっと値段は高いものの、クエの味が一番しっかり分かりそうな【焼きクエ御膳】を注文しました。
石の板に分厚いクエの切り身を焼いて食べるスタイルで、クエを焼いて食べてみると、コクと旨味があるけど割とあっさりしていました。食感はしっとりとやわらかくて、上品な味がしました。いかにも高級食材といった感じの上品な味で美味しかったです。
がっつり食べるなら【ハモ丼】がオススメ!
実はこの日季節限定のハモも気になってハモ丼も頼んだのですが、こちらはクエとうってかわってボリューム満点!ごはんもたっぷり!ハモの天ぷらの下には玉子とじまで入っていてこれだけでお腹いっぱいになれますよ。ハモも天ぷらにすると『こんなにふっくらするんだ!』という驚きもありました。
値段も980円とお手頃なのでがっつり食べるならハモ丼オススメですよ。
7月下旬和歌山中紀小浦一文字ショアジギング釣果
たけと個人の釣果
・シオ(カンパチの子供) 35センチくらい 1匹
・カマス 10~20センチくらい 20匹くらい
全体の釣果(7人)
・シオ(カンパチの子供) 20~35センチくらい 4匹
・ツバス 30センチくらい 1匹
・ガシラ(カサゴ) 18~24センチくらい 10匹くらい
・カマス 10~20センチくらい 60~80匹くらい
7月下旬和歌山中紀小浦一文字ショアジギングまとめ
小浦一文字のショアジギングで釣る確率を上げるなら7月~8月がオススメ
小浦一文字では6月頃からシオ(カンパチの子供)とシイラが、7月頃からソウダカツオが釣れ始めます。シオは6月~10月頃まで釣れ続きますが、シイラは6月~8月、ソウダカツオは7月~8月の間しか釣れません。
ショアジギングで釣れるターゲットの魚の種類は多い方が釣れる確率が上がるので、決まった魚種をショアジギングで狙っていないのなら3種の魚種共に狙える7月~8月に小浦一文字に行くとショアジギングで釣れる確率がぐっと上がりますよ。
ショアジギングの前に防波堤の海側でジグサビキをするとたくさん釣れて楽しい!
2018年の小浦一文字のショアジギングでも早朝、防波堤の海側でジグサビキをするとカマスやムツがよく釣れて楽しむ事が出来ました。
今回の釣行ではムツはほとんど釣れなかったものの、カマスをたくさんジグサビキで釣る事が出来ましたよ。
今回のメンバーもにはショアジギング初挑戦という方も何人かいて、青物を釣る事が出来なかったメンバーも、
『ジグサビキでたくさん釣れて楽しかったです!』
とジグサビキは好評でした。もちろん本命はメタルジグやプラグを使っての青物ですが、もし青物が釣れなくても、カマスやムツがたくさん釣れるとそれだけでも来たかいがあるというもの。
ジグサビキのカマスやムツ釣りですが、意外と早朝しか釣れないので、まずは防波堤の海側でジグサビキをしながら、回遊してくる青物を待つ、というスタイルがオススメです。
今回はジグサビキでは青物は釣れなかったですが、ジグサビキでも十分青物がかかる可能性があります。小物を狙いつつ青物も狙えるという一石二鳥な釣り方が出来るのがジグサビキです。
私は今回、思惑通りジグサビキ&ショアジギングスタイルでカマスも青物も釣る事が出来ましたよ。釣る魚にこだわりがないなら、ジグサビキ&ショアジギングスタイルはオススメです。
7月下旬和歌山中紀小浦一文字ショアジギングヒットルアー等
メタルジグ30g(アナライザー バレット)
今回私がシオを釣り上げたメタルジグです。ショアジギングでよく使われているジグパラショートと比べて同じ重さなら一回りシルエットが小さいので、7月~9月上旬の青物がまだ小さい時期に有効ですよ。
フリーフォールさせると、ジグパラショートがヒラヒラしながらゆっくり落ちていくのに対して、アナライザーバレットは不規則にダートしながら早く落ちていきます。
同じ重さでもシルエットの大きさ、ルアーアクション共に違うので既にジグパラを持っている方もアナライザーバレットを持っておくと使い分けが出来そうです。
ジギング堤防サビキ
今回メンバー全員が使用したジグサビキです。メタルジグ付きセットの物もありますが、ジグサビキ単体で買うと自分の好みのメタルジグが使えるのでジグサビキ単体で購入するのがオススメです。
普通のサビキと違い、ショアジギングで使えるようにハリスも3~5号と太め。メタルジグのキャスティングの邪魔にならないように針の数も通常のサビキより少ない3セットとなっていて針も大型の青物がかかっても取り込める様に太軸の針となっています。
普通のサビキセットのサビキを使用すると、キャスト時に切れたり、大サバやツバス、シオが針にかかった時に仕掛けごと切れてしまうのでちゃんと専用の【ジグサビキ用】の物を選びましょう。
8mのタモ
小浦防波堤では、大物の青物やシイラが釣れるのでタモは必須。ですが防波堤の外側は海までの高さが約6~7mあり、通常のタモでは届きません。
内向きだと防波堤の高さ2mくらいなので問題なく大物も取り込みできますが、内側だと今回の様に人が多い時入れない事があり、外側の方がカマスやムツやガシラ等の小物がたくさん釣れます。
なので外側で大物が来ても大丈夫な様に8mのタモを用意しておくと安心ですよ。