初めてのGT(ロウニンアジ)ロッドを選ぶ際の7つの基準|迷った時のオススメも

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GT(ロウニンアジ)を釣る為のロッドの基準って分からないですよね。
私も、全然分からなかったので、フィッシングショーや釣具屋さん、
GTガイドの方等に聞いたり、実際にGTを釣りにパラオまで行ってきた経験から、

初めてのGTロッドを選ぶ為の基準や気をつける事、オススメのロッドを紹介します。

 

GTのロッドは魚の大きさではなく『あなたの体力』に合わせて選ぶ

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GT以外の他の対象魚の場合、魚の大きさや扱うルアー、フィールドによって、ロッドの強さ
を決めますが、GTフィッシングの場合は違います。

GTは通常の魚と違い、非常に大きい上に重く(最低10キロ、最高50キロクラスまで)
通常の人で、まともに引っ張りこしたら、その引きで海に落ちかねないぐらいの引きだからです。

もちろん、固いロッドだと、その分GTの走りを早く止める事が出来、
キャッチ率も上がるでしょう。ですが、それはあくまで『GTの引きを受け止められる』だけの
筋力・体力がある人だけです。

 

私(身長175cm 体重75キロ 軽運動しているくらい)の体力ではGTロッドは扱えない

私はだいたい、身長175センチ 体重75キロ 年齢39歳(2017年2月時点) で
週に1~2回は自転車を漕いでいます。(ちょっとメタボ気味)

自分で言うのもなんですが、平均的な同年代の友人よりやや筋力・体力はある方です。

実際パラオまでGTフィッシングをしてきた際に、『シマノグラップラーS80MH』という
GTを釣るにはライトなロッドを使用しましたが、このロッドを1日中ボート上で
振り続けるのはかなり堪えました。

GTフィッシングの様子はこちらへ(釣り日記の記事)

『シマノグラップラーS80MH』だと、10キロ以上の魚がかかると、ほぼ満月にロッドが曲がり、
ロッドで魚の引きをかなり吸収してくれますが、それでも最後のバイトの時は、海に落ちれそうな
くらいでしたよ。

 

普段鍛えていない人がGT専用ロッドを扱うと危険な理由とは

なので、特にトレーニングをしていない場合、GT専用の固いロッドを購入するのは
かなり危険です。

ロッドが固いと100g前後のルアーをキャストするのにより大きな負荷がかかりますし、
魚をかけた時はモロにその衝撃がくるので、下手すると、ロッドから手を離してしまい、
海に落とすか、もしくは本人もろとも海にダイブする可能性が大きいからです。

 

魚に合わせるのではなく、あなたの体力・筋力に合ったロッドを選ぶ

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GT以外の他の魚の場合、いくら魚が大きくて引く、といっても
よっぽど体力・筋力が無い人でもない限りは

人>魚

となり、小学生低学年くらいの子供出ない限り、魚の力の方が強いという事はありません。
なので、魚の大きさや引きに合ったロッドを選ぶのですが、GTの場合、

人<魚(GT)

となる訳です。

ロッドもリールのドラグもない状態でGTとひっぱりこすると、
普通の成人男性でも、人より魚の引きの方が強いのです。

なので、GTを釣るロッドを選ぶ際には、GTに合わせるのではなく、
扱う人に合わせる必要があります。

 

最低100gのルアーをキャスト出来るロッドが必要

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基本的にあなたの体力・筋力に合わせたロッドを選ぶのが基本なのですが、が
最低限必要なスペックがあります。それは

『100g前後のルアーをキャスト出来る固さ』

です。

GTフィッシングでは50~200gのルアーを使うのですが、メインで使うのが
70~150g前後のルアーです。

なので、最低100g前後のルアーがキャスト出来るくらいのロッドの固さは必須となります。

 

ロッドの長さは7フィートから8フィート前後

GTフィッシングは基本チャーターボートを借りて釣るので、
あまりに長いロッドだとボート上で邪魔になります。

GTをを釣っている人やGTを釣っているガイドさんに色々話を聞いた所、
7フィートから8フィート前後が良い、との事でした。

実際私がパラオでGTフィッシングをした時は丁度8フィートのロッドを
使いましたよ。特に8フィートで不便なく使えましたが、これ以上長いと
邪魔になりそうなな感じなので、

8フィート以下のロッドがオススメです。

 

あなたにピッタリなGTロッドの選び方

釣具屋等にはほとんどGTロッドが置いていない

GTロッドは最低でも3万円前後、普通なら6~8万円くらいするので
自分でロッドの曲がりを確認して購入したいですよね。

しかし、GTロッドが置いている釣具屋さんはほぼありませし、
あっても種類は恐ろしく限られている事でしょう。

これでは自分に合ったGTロッド、選べませんよね。

 

『フィッシングショー』でGTロッドを実際に曲げて選ぶのがオススメ

色々なメーカーのGTロッドを曲がり具合を実際に触って確かめる機会は、

『フィッシングショー』

しかないでしょう。フィッシングショーは年に1回しかありませんが、
年1回のチャンスでも、問題は無いはずです。

何故かというと、GTを本気で釣りに行こうと思えば殆どの場合
その選択肢は海外になるはずです。

GTを釣るにはどこに行けばいいの?各釣り場の紹介はこちらへ

海外に釣りに行く場合、最低4~5日は休みをとらないといけないので
必然的に1年以上の長期的な釣行計画となるはずです。

それなら、フィッシングショーは年に1回あるのですから、その間に
GTロッドの物色は可能という事ですね。

 

私は2016年のフィッシングショーで確認

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私の場合は2016年のフィッシングショーで各種GTのロッドを色々振ってみたり、
曲げたりして、どのGT用ロッドを購入するか決めましたよ。

あなたもGT用フィッシングに行く予定でしたら、フィッシングショーにGT用ロッドを
物色しにいくといきましょう。

 

確かめに行けない・ロッドを曲げてもどれがいいか良くわからないなら

もし、あなたが、

・フィシングショーになんか行けない

・GTを釣りに行くのにそんなに待てない、すぐにでもGTを釣りに行きたい

・実際に曲げてみてもどれを選んでいいか良くわからない

のでしたら、私が選んで使ったロッドをオススメしますよ。

 

私のオススメはシマノグラップラーの『S80MH』

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GTフィッシングはとてもお金がかかるのでちょっとでも安いロッドがいい

GTフィッシングはとてもお金がかかります。海外に行くのに20~30万円、
リール、ルアー、その他用品を揃えるとそれだけで20万円くらいかかります。

それに、ほとんどの方が一生に1回、2回行けるかどうか?の釣りですから
釣具代は安く済むなら安くすんだ方がいいですよね。

 

『S80MH』はGTに使えるロッドとしては破格の安さ

私が購入した、グラップラーの『S80MH』ですが、GTロッドとしては
破格の安さです。

 

他のGTロッドの2分の1から3分の1の価格

他に試してみたGTのロッドやツナロッドはほとんどが5万~8万円
(10万円超えるのもザラにありました…)

ですが、グラップラー『S80MH』は、約2万5千円。
他のGTロッドの2分の1から3分の1の値段です。

 

GTロッドは最低2本はいるので、安いと2倍助かる

GTフィッシングでは最低必要なロッドは『2本』です。
もし、GTを釣っている先で1本のロッドにトラブルがあった場合、
1本ではどうしようもないからですね。

高価なGTロッドを2本揃えるのは費用的に超痛いですが、
グラップラー『S80MH』なら、通常のGTロッド1本分の値段で
2本揃える事が出来て、さらにお釣りがくるくらいの値段なので、
本当、ありがたいです。

 

安くても必要十分以上の性能

フィッシングショーで振った感じでは棒みたいなイメージでしたが、
実際パラオに行ってルアーをキャストしてみると、思った以上にしなってくれます。

適正ルアーウエイトは80~100gくらいかな、と感じました。
私と同じくらいの体力でしたら、必要十分な固さではないでしょうか。

魚をかけた時はロッド全体でしなってくれてます。
この価格帯ながら、『ハイパワーX』という構造を使っているロッドで、
ペナペナ、という感じではなくてしっかり反発もしてくれていますよ。

ハイパワーXについて詳しくはシマノの公式HPにて書かれています

GT、ツナロッドとしては非常に安い価格帯のロッドですが、
フィッシングショーで他のロッドと曲げ比べた感じでは、大きな差が
あるようには感じませんでした。
(他のロッドは実際に使っていないのでその点はご理解の上、参考にして下さいね。)

 

まずはこのロッドに慣れてから本格的なGTロッドを選んでも遅くない

『S80MH』値段がとても安いので、今後GTフィッシングにハマる事になった場合、
このロッドを基準にあなたの好みのGTロッドに買い替えるのもアリと
思いましたよ。

最後に実際にパラオで使用した私の感想を書いているので、
この事も参考にして、いけそう、と思うなら購入してみて下さいね。

 

2017年1月実際に『S80MH』を使用しての感想

でっかいサメや10キロオーバーのサワラでも大丈夫だった

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2017年1月のパラオGT釣行では、GTキャッチ出来ませんでしたが、
でっかいサメや10キロを軽く超えてそう(重量測定していないので不明ですが)
なサワラを釣った感じからいうと、十分耐える事が出来ましたよ。

 

70gのルアーだとちょっと固い、150gのルアーの場合少し柔らかいと感じた

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私がパラオ釣行に使ったルアーは2種類。

・ローデッドF180(75g)

・ブルポップ200mm(150g)

の2種類でした。ローデッドをキャストしている時はちょっとロッドが固いな、と感じましたし、
ブルポップをキャストしている時はロッドが柔らかいな、と感じましたよ。

なので、適正ルアーウエイトは100gくらいのロッドです。
実際にキャストしてみると、ティップが意外に柔らかいロッドなので、
30gぐらいまでのルアーならキャスト出来そうです。

※一応、MAXルアーウエイトが100gまでのロッド、となっているので、それ以上の
ルアーをキャストする場合は自己責任でお願いしますね。

 

体力・筋力に自信があるならもう少し固いロッドがいいが…

実際に10キロ以上の魚の引きにも耐える事が出来て、ルアーも100g前後までは余裕を
もってキャスト出来るロッドですが、体力・筋力に自信があるなら、もう1ランク固いロッドでも
いいでしょう。

実際魚をかけた時、もうちょっとロッド固くてもいいかも、と思えましたし、150gのポッパーを
キャストするにはもう1ランク固いロッドの方がより適正だと思います。

ですが、私ぐらいの体力でしたら、これ以上固いロッドだと、私の場合体力的に持て余しそうだったので、
固いロッドはやめた方が無難です。私の場合、このロッドでもやや持て余し気味でしたし…。

 

GTロッドどれを購入するか悩んでいるならグラップラー『S80MH』で決まり!

なので、どのGTロッドかなやんでいるならグラップラーの『S80MH』は
オススメです。

グラップラーS80MHはAmazonから購入する事ができます

 

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