2019年7月10日、午後5時前から午後8時くらいまでにかけて、広島にある太田川放水路でチニングをしてきましたよ。
結果はキビレチヌが1枚とちょっとさみしい釣果となりましたが、色々気付きが多かった釣行となりました。
太田川放水路周辺の駐車場の紹介
当日のチニングの様子
太田川放水路の釣り場の特徴・釣り方・ヒットルアー等まとめ
についてお伝えしますね。
午後4時に広島の用事が終了!太田川放水路周辺の駐車場に車を止める
午後4時頃に広島でのお仕事終了!少し移動して太田川放水路周辺の駐車場に車を止めてチニング開始です。
太田川放水路周辺にはたくさん駐車場があって安心
広島の太田川放水路周辺は上のグーグルマップを見て分かるようにたくさんの駐車場があります。
1つ1つの駐車場は小さめですがこれだけ周辺に駐車場があればチニングする際の駐車も安心ですね。
水温は約23度
水温は約23度。地元の大阪より少し水温は低いみたいですがチニングには問題なさそうな水温です。
チニング開始前にポイントの様子をチェック!
周辺はゴロタ場と石積護岸。水門もありますし、時々チヌが泳いでいるのも目視でき、チヌは確かにこの川にいる模様。
釣れそうな雰囲気にテンションが上がります。
カニだらけだったのでルアーはパワークラブ(M)を使用しました
護岸を歩いているとカニ、カニ、カニ。カニだらけだったので今回チニングではずっとパワークラブ(M)を使用する事に決定です。
川を南下した先の橋周辺はチヌがうようよいるも釣れず
まずは北上して目ぼしいポイントをチェックしていくもチヌはヒットせず。
なので思い切って1キロくらい歩いて次の橋の下まで南下。すると橋周辺ではキビレ・マチヌ共にうろうろしていて魚影十分!
喜び勇んでルアーをキャストするも、着水と同時に散っていくチヌ達・・・。
チヌは所々にいるものの、釣れる感じではないので、さらに南下していく事に。この頃から小雨だったのが大雨になってきて、レインコートを着ているとはいえ、ちょっとキツイ・・・。釣れないのがなによりキツイですが。
橋を超えて南下するとさらにチヌの魚影がすごい事に
橋を超えてさらに南下するとこのあたりからさらにチヌの魚影がUP!水深70cmくらいしかないゴロタ浜の間を中心にチヌがウロウロしまくっています。
潮位が下がってもう時間がない!
この日は午後4時からの満潮からの下げ潮で今時点で午後6時40分。広島周辺はかなり潮位が上下するエリアでこの日は約200cmくらいは潮が動く様子。
今チヌが着いているゴロタ場の潮が引いて地面になってしまうまでおそらくあと40分程。正直あせりながらチニングルアーをキャストしていきますが、無常の無反応・・・さらに気持ちがあせります。
トップウォータープラグに変更してチェックするもチヌからの反応は無し
どうもルアーが見切られている感じがしたので、『トップウォータープラグではどうか?』とポッパーに変更するもまったくチヌは反応せず。
午後7時過ぎ、遂にキビレチヌがヒット!
トップウォータープラグでは釣れないので、再びチヌ釣るやつにパワークラブ(M)を装着してゴロタ浜に向かってキャストを繰り返します。
もうほとんどゴロタ浜の岩がむきだしになって、『もう駄目か・・・』と思った頃、『コツコツッ!』と遂に待望のアタリ!スイープに合わせるとあっさりと寄ってきて、そのままキャッチ!
ちょっとカワイイサイズのキビレチヌですが広島チニングでの初チヌゲットです。
その後は完全に潮位が下がりさらに厳しい状況に。午後8時くらいまで粘るもその後はノーヒット。
こうしてこの日の広島チニング釣行は終了したのでした。
広島の太田川放水路チニング釣果
・キビレチヌ 25センチくらい 1匹
広島の太田川放水路チニングまとめ
海に近い南側の方がチヌの魚影が濃かった
いつでも、という訳ではないかもしれませんが、南下して海に近づけば近づく程チヌの魚影が濃かったです。思っている以上に太田放水路からの真水の量が多く、塩分濃度が高い海側の方がチヌにとってより良いのかも知れません。始めての釣り場なのではっきり分からない部分は多いですが、【海に近づく程チヌの魚影は濃い】という事は頭に入れておくと良さそうですよ。
チヌのほとんどは【岸際】を意識していた
ほとんどのチヌは岸際に着いていました。おそらく理由は護岸に大漁にいたカニと思われます。岸際に大漁にいるカニを捕食する為にほとんどのチヌは水深がほとんどなくなったゴロタ場や護岸でも岸際に張り付いていたと考えています。
潮位がもっと高い状態で魚影の濃いポイントに入れたら結果は違っていたかも
太田川放水路の水はかなりキレイで、水深2mくらいまでだったら底まではっきり見えるくらいの透明度。当然岸際の水深50cm~1m程の所だと、キャストした先のラインもチヌから丸見えの上、水面のラインの波紋もかなり嫌がっている様子でした。
魚影の濃い南側のポイントに到着した頃には、既にゴロタ浜の岩が水面から半分でている状態で、水面からチヌまでの距離が50cm程の状況。キャストしてルアーを投げるとラインの波紋でチヌがあっという間に逃げる、という事が多発しました。
これが潮位が高い状態だと、岩から水面までの距離は1~2mとなり、チヌの眼の前にラインを見せる事もなく、上から沈めてゆっくりチヌにルアーだけ見せる事が出来たはずです。
なので満潮近い時間帯に魚影の濃いポイントで釣りしていれば小さいキビレチヌ1匹だけでなく複数のチヌをキャッチ出来たかも、と思いました。
チヌの警戒心は高め 濁った時や夜間にチニングした方がいいかも
実際に広島市内の太田川放水路でチニングをした感想は、『チヌの魚影は濃いけれど警戒心が高い。』といった印象でした。広島市内でたくさんの釣り人に釣り続けられていて、人的プレッシャーが高いのかも知れません。
私の住んでいる大阪周辺もチニングのメッカで釣り人は多めですが、こちらは割と釣りやすい印象だったので、ちょっとこの違いに戸惑いました。
市内の川ですが、水質がよく透明度が高いので、大雨が降った後の濁り時、又はマヅメや夜間の方が釣りやそうな印象を受けました。
今回1匹にキビレチヌを釣ったのもほとんど水中が見えなくなるマヅメ時だったので、マズメ、もしくは夜間に満潮となるような潮回りで釣行するといいかも知れませんね。
広島の太田川放水路チニングヒットルアー
チヌ釣るやつ
今回使用したチニング用ルアーは【チヌ釣るやつ】の3gでした。中通し仕様のチニング用ルアーで、他のチニング用のジグヘッド・ラバージグと比べて丸い事と、引いてきた時に一体となる事、オモリと浮力体の2重構造になっているので、同じ重さなら通常のジグヘッドやラバージグより玉が大きくて岩の間に挟まりにくい事から、根掛かりしにくいルアーとなっていますよ。
パワークラブ(M)
今回カニがいたる所にいたので今回使用したワームはパワークラブ(M)にしました。チニングだけでなく防波堤での落とし込みの釣りや穴釣りにも使えたりもするので、とりあえず一袋持っておくと便利です。
ガルプ・エコギアアクア専用容器
アミノ酸液に浸かっているタイプのパワーワーム、エコギアアクア、ガルプ等のワームの保管にピッタリの専用容器5本セットです。パワークラブMの場合、1つの容器で1袋分入れる事ができるので、5本セットなら5袋分入れる事が出来ます。コンパクトかつ、指でつまむだけでワームを取り出せるので指の汚れも最小限で済むので嬉しいですね。
長靴より蒸れなくて快適な防水透湿靴下
雨の時はレインコート+長靴となるんですが、梅雨の蒸し暑い時だと長靴の中がムレて暑くて不快になる事が多いです。そこで長靴の代わりに防水透湿靴下のDexshellを使うとムレムレの不快な状態を解消出来ます。
通常の靴と組み合わせると靴がビショビショになって水が溜まるので、水はけの良いマリンシューズやウェーディングシューズと組み合わせて使用するといいですよ。今回は雨の中の釣りだったのでより蒸れにくい吸水速乾素材【クールマックス】を使用している【COOLVENT LITE】を使用しました。
ジップロックがセットとなっているので、釣行後、靴下の外側が濡れた状態でも持ち帰りしやすいです。
ウェーディングシューズ
防水透湿靴下を使用する際には水に使っても大丈夫な靴が別途必要です。今回ゴロタ場もあり、少し足場が悪そうだったのでをフェルトスパイクのウェーディングシューズを使用しました。
チニングにピッタリなコンパクトなショルダーバッグ
元々自転車用のフロントバッグですが、これがチニングにベストマッチ!ワーム数袋と小型のルアーケース1~2個、少々小物が丁度入ります。バッグ内にペットボトルホルダーがあり、バッグ内に立てて入れる事も可能となっています。
又、フタ部分はマジックテープで止めるだけなのでルアー交換も楽に素早くできますよ。小さくて軽いのもラン&ガンの多いチニングでは嬉しい限りです。
防水仕様ではありませんが割と雨の中でも使用する事ができます。今回は途中から大雨でしたがバッグの中身はほとんど濡れずに済んでいましたよ。
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