2021年3月5日、滋賀県にある管理釣り場、アクアヘヴンまで友人と釣りへ。複数の試作フェザージグのテストも兼ねて行ってきました。
当日のアクアヘヴン釣行の様子
アクアヘヴンで爆釣となった意外なヒットパターン
各フェザージグの釣れ方と使い方
についてお伝えしますね
アクアヘヴンは今や関西屈指の管理釣り場
一昔前は、関西には【朽木渓流魚センター】という大型の管理釣り場があり、関西で一番の大きさ・魚影を誇っていましたが、現在は閉鎖となってしまいました。(※2021年3月時点ではフィッシング高島となり移転していますが工事で休業中です。)
朽木渓流魚センターが無い今、関西で大きな管理釣り場といえば、京都の【嵐山フィッシングエリア】と今回釣りに来た【アクアヘヴン】ぐらいなので、今やアクアヘヴンは関西屈指の管理釣り場、となっています。
今回は新作のフェザージグを用意
今回は現在試作のまなこフェザージグ、【まなこフェザージグ ラストリゾート(仮名)】と【まなこフェザージグマラブー フロート(仮名)】等のテストも兼ねていました。
画像右奥にあるのが【まなこフェザージグ ラストリゾート(仮名)】で、ペレットを模したフェザージグ。関東のブラックバス管理釣り場では猛威を振るいましたが、関西のニジマス相手でもちゃんと釣れるか試していきます。
画面左手前にあるのが【まなこフェザージグ フロート(仮名)】です。こちらは既に複数回釣行での実績もあり、ほぼ完成。通常のまなこフェザージグと同じウエイトで、より遅いフォールを実現する為に【フロート】が付いているのが特徴です。
軽いウエイトのフェザージグをキャストするのが苦手な方や、同じフォールスピードでより遠投したい時に役立つフェザージグとなっています。
アクアヘヴンで受付
午前6時30分過ぎにはアクアヘヴンに入り、受付で料金の支払いやルール、ポイント説明を聞きました。昼までには釣り終わる予定でしたが、12時までだとちょっとやり足りない気がしたので、1日券(4500円)を購入。アクアヘヴンから午前7時の釣り開始の合図を待ってから、午前7時から釣り開始となりました。
水温は約12.2度
当日の水温は約12.2度。ニジマスの適水温は10~20度くらいと言われているので、丁度良さそうな水温です。
ビッグトラウトゾーンで良型のニジマスがヒット!
この日は平日で雨という事もあって、釣り人は私と友人1人以外の釣り人はおらず、本当の貸し切り状態。
まずは大物狙い、という事でビッグトラウトゾーンで釣りを開始すると、試作の【まなこフェザージグ ラストリゾート(仮名)】にヒット!
40cm程の良型のニジマスと、レギュラーサイズのニジマスを立て続けに釣り上げる事が出来ました。
良型のニジマスとのファイト動画(ツイッター)
先日のアクアヘヴン(管理釣り場)釣行でヒットした良型ニジマスのファイト動画。友人が撮ってくれました、感謝です^^
【詳しい釣行の様子はブログにて】https://t.co/dJE5wEnWcz←リンク pic.twitter.com/120TgYpkpa— たけと@ライトルアーフィッシング入門 (@taketo01) March 9, 2021
まなこフェザージグ フロート(仮名)でニジマスを釣り上げる!
その後、ラストリゾートではアタリが時々あるものの、乗らないので、ルアーチェンジ。
次は、まなこフェザージグ フロート(仮名)に切り替えてスローリトリーブしていると、ヒット!
再び40cm程の良型ニジマスを釣り上げます。
友人も【セニョルトルネード】で釣り上げる!
友人も【セニョールトルネード】を使って順調にニジマスを釣り上げていました。
『フェザージグなんて反則!』と思っている方はセニョールトルネードは良く釣れるのでオススメです。
ルアー変更でさらにもう1匹良型のニジマスを追加!
しばらくするとバイトが無くなったので、【まなこフェザージグミノー】に変更。
すると狙い通り良型のニジマスがヒット!良型のニジマスには、まなこフェザージグミノーが効く事が多いです。
バラエティーゾーンに移動
その後、バイトが遠のいたので、午前9時前に隣の【バラエティーゾーン】へ移動しました。
バラエティゾーンは数釣り用のポンドで、トラウトのサイズは小さめですがそ、の分数多くのトラウトが放流されています。
なかなか釣れずに大苦戦
バラエティーゾーンに移動して、まなこフェザージグマラブーを使ってスローリトリーブしてみると、ワラワラとニジマスが寄ってきますが、10センチくらい手前までくると、見切ってUターン。
シェイキングしても、リトリーブスピードを上げても、やはり見切られてUターン。やる気のあるニジマスが多数いるのは分かったので、どうすれば、すぐに見切るニジマスが釣れるのか?を考えます。
まなこフェザージグニンフが大活躍!
そこで、ルアーが見切られる時に有効な事が多かった、【まなこフェザージグニンフ】を投入。
表層を意識している様子だったので、0.3~0.5gのまなこフェザージグニンフを水面直下でシェイキングさせると、次々にニジマスがヒット!
10バイトに1匹くらいしか釣れませんが、延々バイトし続けるので、入れ食い状態に突入です。
友人もフェザージグニンフで爆釣を楽しんでいました
友人も最初はフェザージグを使わず、ルアーで釣っていましたが、時間が経過するにつれ、魚がスレてきたのもあり、ほとんど釣れなくなっていました。
私に釣り方を聞いた友人は、手持ちのまなこフェザージグニンフを使って釣り始めると、すぐにコツを掴み、ニジマスを次々に釣っていき、さらにその後、新たなパターンを見つけて、私よりニジマスを数釣っていましたよ。
(※友人が釣っている様子は撮れなかったので私が釣ったニジマスの画像を載せています。)
表層から中層狙いに切り替えてさらに追加!
しばらくすると、表層の反応が悪くなってきたので、まなこフェザージグニンフの表層狙いから、まなこフェザージグ フロート(仮名)を使ってのスローリトリーブで中層狙いに切り替えると、ピタリとはまって再び連続ヒット!さらに数釣りしていきます。
まなこフェザージグロングテール(仮名)を使って大物ゲット!
バラエティーゾーンでは存分に数釣りを楽しめたので、最後に良型のトラウトを釣る為、再びビッグトラウトゾーンへ。
去年の嵐山フィッシングエリアで好釣果だったまなこフェザージグロングテール(仮名)を使っての中層のスローリトリーブで攻めていくと、45~50cmくらいのビッグなニジマスが2匹ヒット!
有終の美を飾る事が出来ました。
3月上旬アクアヘヴンの釣果
・ニジマス 20~50センチくらい 50匹程
最近の養殖ニジマスは美味しいので持ち帰りがオススメ
今回釣り上げたニジマスの一部は、ライトルアーフィッシング用クーラーに入れて持ち帰りして、軽く揚げて頂きました。
最近の養殖のトラウト(ニジマス)は美味しいので、持ち帰って頂くのがオススメです。
アクアヘヴン釣行まとめ
まなこフェザージグニンフの水面シェイキングパターンはどこでも通用しそう
今回最も多くのニジマスを釣った、まなこフェザージグニンフの水面シェイキングパターンですが、今回の釣りだけではなく、
なごみの里やガリバーフィッシングガーデンでもあった、非常に効果的なパターンで、他の管理釣り場でも効果的な場面が多数ありました。
この水面シェイキングパターンは、他のルアーでは代替できない事が多いです。(まなこフェザージグニンフが虫系フライに似ている事からと思われます。)
このパターンの時は他のルアー、釣り方では極端に反応が悪いので、1つは持っておいた方が良さそうです。
まなこフェザージグフロート(仮)は普通に良かった
今回テストしたまなこフェザージグマラブー フロート(仮)ですが、0.5gのフロート付きはフロート無しのまなこフェザージグマラブーと比べても釣果はほぼ変わらず。
フロートを付ける事で食いが変わるのでは?と何回もテストをしましたが、ニジマスが水面直下を意識している状態以外はほぼ関係ない事が再度確認できました。
(※水面直下を意識している時は下から食いあげる為、フロートがニジマスにとって違和感と感じた様です。)
フロート付きだと0.5gの重さでも、0.3gとほぼ同じ沈下速度となり、0.3gのまなこフェザージグマラブーと同じ感覚で使えます。
フェザージグは基本、沈下スピードが遅い程釣れるので、重さは軽い方がいいのですが、軽くすると飛距離がでません。
まなこフェザージグマラブー フロート(仮)は、フロートを付ける事で沈下スピードを落としつつ、ルアーを重くする事が出来たので、とても扱いやすく、釣れるフェザージグに仕上がりました。
まなこフェザージグロングテール(仮)は使いやすいフェザージグ
まなこフェザージグマラブーを作る際に、『一口サイズにする為』に通常のマラブータイプのフェザージグよりテールを短くしたのですが、透明度が低い状況や、深い場所にトラウトがいて、サイトフィッシングが出来ない時は、しっかりテールの動きでアピールしてくれるロングテールタイプが使いやすい事が分かりました。
まなこフェザージグロングテール(仮)は、ボリュームがあるので、ある程度大物のトラウトを狙えるのも嬉しい点です。
大物のトラウト狙いのフェザージグは【まなこフェザージグミノー】があり、とても有効ですが、まなこフェザージグミノーでは反応しない時があります。(まなこフェザージグミノーしか反応しない状況もありますが。)
【まなこフェザージグロングテール(仮)】元々凡庸性の高いマラブータイプのフェザージグなので、大物を狙える上に、使いどころも選ばないので、かなり使い勝手が良いフェザージグになっています。
まなこフェザージグ ラストリゾート(仮名)はイマイチでした
先に仕事仲間の先行テストや関東のブラックバス釣り堀の釣果から、期待していた【まなこフェザージグ ラストリゾート(仮名)】ですが、今回のアクアヘヴンでの釣れ具合はイマイチ。
釣れる事は釣れますが、この釣れ具合ならまなこフェザージグマラブーの方がよく釣れる、という結果となりました。
ペレットを模したフェザージグで、普段からペレットをよく撒いている釣り場でないと効果は薄いかも知れません。先行テストではかなり好釣果となっているので、引き続きテスト、ですね。
今までの釣れっぷりから仮名が、ラストリゾート(最終手段)だったのですが、状況を選ぶフェザージグになりそうなので、普通にペレット、という名前になるかも、です。
今後のテスト結果を見て名前をどうするか決めていきます。
3月上旬管理釣り場アクアヘヴンのヒットルアー等
HAPPY ANGLER まなこフェザージグ ニンフ
今回のアクアヘヴン釣行で最も釣れたフェザージグです。いつでも使えるフェザージグでないですが、『このフェザージグしか釣れない!』という状況が結構あるので、1個は持っておく事をオススメします。