2022年10月9日、早朝~昼前にかけて【大阪南港魚つり園護岸】へショアジギング釣行に行ってきました。
私の釣果はエソのみでしたが、フェイスブックのオフ会に参加させてもらった結果、2つの気付きがありましたよ。
【大阪南港魚つり園護岸】での状況・釣果・釣れた理由
【大阪南港魚つり園護岸】のショアジギングで知っておきたい2つの事
についてお伝えします。
【大阪南港魚つり園護岸】についての説明
【大阪南港魚つり園護岸】は名前の通り、大阪南港にある海釣り公園施設です。
入園料は無料ですが、最寄りの駐車場が1500円と有料(2022年10月時点)なので、実質的に駐車料金が入園料となっています。
詳細は公式HPを確認して下さいね。
【大阪南港魚つり園護岸】の駐車場(グーグルマップ)
【大阪南港魚つり園護岸】の公式HPに駐車場の紹介が無いみたいなので、こちらで紹介しています。(グーグルマップ)
当日の状況(海水温・天気・水質・魚の活性・タナ等)
当日の海水温
当日の海水温は約22.6度でした。
釣行時の天気・気温・風
当日の釣行時の天気は、終始曇りでした。
気温は気象庁の過去天気(堺市)から調べました。10月9日の日中の最高気温が16.3度、最低気温が12.2度。
放射冷却があまり起こらず、比較的暖かい朝になりましたが、曇りで日がでてこなかったので、日中は肌寒かったです。
風はほぼ無風で快適に釣りができました。
当日の水質
当日の水質は透明度が高く、大阪湾奥という事を考えるとかなりキレイな状態でした。
釣行時の潮周り
当日の潮周りは【大潮】でした。朝6時頃に満潮(潮位157cm)、干潮が昼の12時27分(潮位35cm)。
午前11時前まで釣りをしていたので、釣りしている間はずっと潮が動いている状態でした。
当日の魚の魚影・活性等
青物(ハマチ・サゴシ系)
青物の活性は、潮が動き続ける潮周りだった事もあり、全体的にポツポツと青物が上がっている状態。午前7時くらいに少しだけナブラがありましたが、その後ナブラは起こりませんでした。
サビキ釣りで釣れる魚(小アジ・小サバ・イワシ等)
サビキ釣りで釣れる小アジ・小サバ・イワシ系の魚は、朝マズメの1時間程は好調でしたが、その後は完全に釣れなくなっていました。サビキ釣りする方は日中の期待はあまり持てなさそうなので注意、ですね。
カワハギ
この日一番好調に釣れていたのがカワハギでした。朝から好調に釣れており、釣り終わりの午前11時頃までずっと釣れ続いていました。
今回の釣行の後、カワハギについて調べたのですが、カワハギはあまりマズメ関係なく釣れる魚の様で、その点はとてもありがたい魚ですね。
サヨリ
私が釣行から帰る直前(午前10時30分頃)からサヨリを狙う方が出てきて、ぼちぼちサヨリを釣られていました。しっかり専門で狙うと面白そうです。
エソ
この日、カワハギに次いで釣れていたのが【エソ】でした。ショアジギング(青物狙い)の外道ではあるのですが、朝からコンスタントに釣れ続いていました。
活性はかなり高かった様です。ですが午前10時くらいになると、あまり釣れなくなっていました。
当日の魚の平均サイズ
青物(ハマチ・サゴシ系)
ハマチ系のサイズはメジロサイズが釣れているのも見ましたが、基本的には40cm前後のハマチサイズが多かったです。サゴシはあまり釣れていませんでしたが、こちらも概ね40~50cm程でした。
サビキ釣りで釣れる魚(小アジ・小サバ・イワシ等)
釣れていたイワシはカタクチイワシで、大きさは10cm程と小さめ。小アジは10~12cmくらい。小サバは12~15センチくらいでした。
全体的に小ぶりなサイズが多かったです。
カワハギ
カワハギは15センチくらいの小型が多かったですが、時々20センチ近い大きさのものも釣れる感じでした。
サヨリ
サヨリのサイズは20センチ弱のエンピツサイズでした。もうちょっとサイズアップして欲しい所ですね。
エソ
エソは本当サイズがバラバラで20cmくらいの小型から50cmあるかも?といった大型まで色々なサイズが釣れていましたよ。
大阪南港魚つり園護岸で釣っていたポイント
グーグルマップ
当日、大阪南港魚つり園護岸で釣っていたポイントです。当日は非常に人が多く、とりあえず空いている所に入った感じなので、釣り場を選べる余裕はありませんでした。
たまたま、ですが周りを見た感じだと、比較的青物は良く釣れていた場所と思います。
大阪南港魚つり園護岸釣行で釣れた魚と釣れた理由
朝から周りで青物(ハマチ・サゴシ)が釣れる
私ではありませんが、私の隣の釣り人(2人組)が、朝7時くらいから8時くらいにかけて、ショアジギングでハマチとサゴシを釣っていました。
上の画像は私が声をかけて隣の釣り人に撮らせてもらった画像です。ヒットルアーも教えて頂き感謝!です。
大阪南港魚つり園護岸ショアジギングでのヒットルアー
隣の釣り人(2人組)が釣ったルアーの一つが【撃投ジグ40g】でした。(カラー:エッジバーンシルバーと思われます)ショアジギングでのメタルジグは、飛距離が出る事と、あらゆるレンジを探る事が出来る事から、定番のルアーです。
釣れたルアーのもう一つが【ビックバッカー】でした。こちらもショアジギングでは定番のメタルバイブです。(サイズ:107・カラー:イワシグローストライプと思われます)
大阪南港魚つり園護岸は水深があまり無いので(恐らく水深5m程)縦に攻めるメタルジグより横に攻めるメタルバイブの方が釣りやすいと思います。
エソが釣れる
私の方は、というと青物ではなくエソがヒット!でも何も釣れないよりは良かったです。
エソのヒットルアー:アナライザーバレット 30g (ピンクゼブラ+ゼブラケイムラ)
今回エソしか釣れなかったですが、今回使用したメタルジグは、ライトルアーフィッシング発のオリジナルカラー【ピンクゼブラ+ゼブラケイムラ】のメタルジグです。
今までありそうでなかった【ケイムラ+ゼブラ】が、マズメ時などの光量が少ない時、水が濁っている時でもしっかりとアピールします。
元となったメタルジグは、シルエットの小さいタイプのメタルジグ(アナライザーバレット)。
ベイトが小さい事が多い+水が濁る事が多い大阪湾ではシルエットが小さい+ハイアピールカラーは非常に良く釣れるので、気になる方は一度試してみてくれると嬉しいです。
ツバスがヒット!
午前7時過ぎ、私にも青物がヒット!ですが取り込み直前で痛恨のバラシ。大きさはツバスサイズ(40センチちょっと切るくらい)でした。
ヒットルアーはナッゾジグの35g(ブルピンイワシシルバー)でした。
バレたツバスのヒットルアー:ナッゾジグ35g
ナッゾジグは巻くとボディーがミノーの様に動くメタル系ルアーです。今回使用した重さは35g、カラーはブルピンイワシシルバーでした。
浮き上がりが早いのが特徴で、ナブラ打ちや表層~中層を攻めたい時に使えます。『ミノープラグを使いたいけど飛距離が欲しくて・・・』という状況の時に特に有効なルアーです。
オフ会参加の方が次々にカワハギを釣り上げていました
8時頃になると青物の方は、ポツポツと釣れるぐらいになり、終戦模様。ここで隣を見てみると、フェイスブックのオフ会参加している方が次々にカワハギを釣り上げていました。
釣れたエサと仕掛け:青イソメ・胴付き仕掛け
カワハギが釣れたエサは青イソメでした。カワハギ専用の針でしたらアサリがいいらしいですが、普通の針の仕掛けを使用する時は青イソメかオキアミがいいとの事。この日は青イソメの方がアタリが多い、との事でした。
釣りに帰った後に調べると同付仕掛けは2号~4号くらいの針がカワハギ釣りには最適との事。今回は手に入れやすい胴付き仕掛けを紹介しています。
カワハギ釣りに初挑戦!1匹釣らせてもらいました
あまりにもオフ会参加の方がカワハギを釣っているので、お願いして、タックルを貸してもらう事に。そしてすぐにカワハギをゲット!初めてカワハギを釣る事が出来ました。
今回はエサ(青イソメをちぎったもの)で釣らせてもらいましたが、釣行後に調べるとルアー(ワーム)でも釣れるみたいです。
カワハギを釣った時刻が午前10時頃。その後30分程ショアジギングを続けるも、青物の調子は上がらない様子なので、私はここで釣り終了としたのでした。
その後サヨリも釣られている方がいました
私が帰る直前くらいに、オフ会参加者の中にサヨリを狙いだす方がでてきて、サヨリ仕掛けを出してサヨリを釣られていました。この時点で午前10時30分頃。
サヨリも日中に釣りやすい魚なので、持ってくる竿や仕掛けに余裕がある方はサヨリ仕掛けも準備しておくと良さそうです。
サヨリ用の投げ仕掛けです。この仕掛けと刺し餌だけでなく、撒き餌のオキアミが別途いるのでその点は注意です。
大阪南港魚つり園護岸釣行での釣果
私の周りの方(釣果を確認出来た方)の釣果
・ハマチ 2匹 45センチくらい(隣の2人組の釣り人)
・サゴシ 1匹 50センチくらい(隣の2人組の釣り人)
・カタクチイワシ 10センチくらい 10匹くらい(オフ会参加者)
・小アジ 10~12センチくらい 5匹くらい(オフ会参加者)
・小サバ 10~15センチくらい 10匹くらい(オフ会参加者)
・カワハギ 12~20センチくらい 20匹程(オフ会参加者)
・サヨリ 20センチくらい 2匹程(オフ会参加者)
・エソ 20~50センチくらい 20匹程(隣の2人組の釣り人・オフ会参加者)
私の釣果
・エソ 20~30センチくらい 2匹
【大阪南港魚つり園護岸】のショアジギングで知っておきたい2つの事
【大阪南港魚つり園護岸】は水深が浅いの横に攻めれるルアー中心で
私は今回初めて【大阪南港魚つり園護岸】で釣りをしたのですが、釣りをしてみて気付いたのが、【沖にある防波堤なのに水深が浅い】という事でした。
恐らく水深4~5m程。大阪の防波堤はだいたい8~12mくらいはあるので意外でした。
水深が浅いのでメタルジグの縦の動きで誘いづらいです。なので、ミノー系やメタルバイブ系等の、縦でなくて横に攻める事が可能なルアーを用意しておくといいですよ。
周りを見ていても、釣っている方の大半はメタルバイブ、もしくはミノー系でした。
ショアジギングが不発な時はカワハギ狙いは大いにあり!
今回、フェイスブックのオフ会に参加という事で、エサ釣りをされる方とも一緒に釣りをしたのですが、秋の波止の足元でカワハギが釣れるという事を初めて知りました。
・秋の防波堤の際にはだいたいカワハギがいる
・マズメでなくても釣れる
という事から、ボウズ率が高いショアジギング時にカワハギ釣りのタックルと仕掛けを準備しておくと、青物が釣れない時でもカワハギを釣れば『何も釣れない・・・』といった事が激減するのでは?と思いました。
カワハギはとても美味しい魚ですし、ショアジギングの朝の時合が終わった後から、カワハギ釣りを始めても十分間に合うので、相性はとても良いですよね。
基本的にはカワハギはエサ釣りですが、どうやらルアー(ワーム:パワーワーム ミニイソメ中 等)でも釣れるみたいなので、『エサ釣りはしない!』と思っている方にも良さそうです。
大阪南港魚つり園護岸釣行でのヒットルアー・仕掛け等
ナッゾジグ
今回ツバスと思われる魚をバラしたルアーです。メタルジグと違い、巻くと普通にアクションしてくれるのと、浮き上がりやすいので、ナブラ打ちに最適と思っています。
今回ヒットした重さは35g、カラーはブルピンイワシシルバーでしたが、ナッゾジグは1.8g~45gまで各種重さが揃っています。(カラーは6種類)
ショアジギングで使える重さは25~45gくらいが最適と思います。ビックバッカー等のメタルバイブと違い、アクションが控えめで、メタルバイブより浮き上がりやすいので、表層を攻めたい時やメタルバイブのアクションだと強すぎる時に使用すると良さそうです。
プラグ系と似た様なシュチュエーションで使用するべきルアーと思いますが、メタル系ルアーなので、飛距離がプラグ系の1.5~2倍くらい出るのが強みです。
『プラグ系で攻めたいけれども飛距離も欲しくて・・・』といった時に選ぶと良いルアーです。
アナライザーバレット 30g (ピンクゼブラ+ゼブラケイムラ)
今回エソしか釣れなかったですが、今回使用したメタルジグは、ライトルアーフィッシング発のオリジナルカラー【ピンクゼブラ+ゼブラケイムラ】のメタルジグです。
今までありそうでなかった【ケイムラ+ゼブラ】が、マズメ時などの光量が少ない時、水が濁っている時でもしっかりとアピールします。
元となったメタルジグは、シルエットの小さいタイプのメタルジグ(アナライザーバレット)。
ベイトが小さい事が多い+水が濁る事が多い大阪湾ではシルエットが小さい+ハイアピールカラーは非常に良く釣れるので、気になる方は一度試してみてくれると嬉しいです。
カワハギ釣り用の胴付仕掛け
一般的にカワハギを釣るには【同付き仕掛け】を使います。カワハギ釣りに使用する同付き仕掛けは2号~4号くらいが最適との事。
今回は手に入れやすい【ささめ針 波止際族のさぐり胴突・3号の針】の同付き仕掛けを紹介しています。
カワハギ釣りに使えるワーム:パワーミニイソメ 中
今回釣ったのはエサ(青イソメをちぎったもの)でしたが、調べてみるとワームである【パワーミニイソメ 中】でも釣れる様です。
私も次回カワハギを狙う事があったらワームで狙ってみたいと思いました。
パワーミニイソメを液漏れせずに保管できる便利な容器
パワーミニイソメは他のワームより食わせやすくする為に専用のアミノ酸液に漬かっています。
一度袋の封を空けてしまうと、ジッパーをしっかり閉めても液漏れしてくるので、液漏れしない容器に移し替えておくと便利で汚れません。
紹介しているのは、ガルプやエコギアアクア用の容器ですが、もちろんパワーミニイソメも保管できます。液漏れせずにコンパクトなので、とても便利です。
5本セットですが、だいたい1本1袋入れる事が出来ますよ。
折り畳める水くみバケツ
通常の水汲みバケツも折り畳む事は可能なんですが、畳んでも押さえないとすぐに反発して戻ってしまう事にストレスを感じていたので、折り畳んだまま持ち運びできる水汲みバケツを作りました。
値段が割高なのが難点ですが、折り畳んだ状態のままで持ち運びできるので、とても便利ですよ。カラビナも付属しているので、色々な所に引っ掛けての持ち運びも可能です。
ショアジギングでの使用ロッド
フエルコ GT906-6S
今回ショアジギングで使用したロッドはフエルコのパックロッド【GT906-6S】でした。9フィート6インチのロッドで、6本継で仕舞寸法は55cmと非常にコンパクトになります。
6~7フィートのパックロッドは数ありますが9フィート6インチのパックロッドは今までほとんど無かったので、パックロッド派の私としてはリリースされてとても嬉しいです。
ロッドの調子はレギュラーファースト。20~40gのメタルジグ系のルアーが扱いやすいロッドで、キャスト時のブレもほとんどなく、ロッドブランクスに粘りがあるので、遠投もしやすいです。
あと、ローガイドポジションなので、PEラインが非常に絡みにくくなっているのはかなりポイント高いです。
一般的なショアジギングのロッドよりもう少し柔らかめなので、30~40gのメタルジグ系ルアーを使ったショアジギングから、サーフでのヒラメやシーバス釣りにも使えそうです。
ショアジギング系のロッドはかさばるので、サブロッドとしては持っていきにくかったですが、他の釣りに行く時も、ナブラ等が起きる可能性のある釣り場の場合、寸法55cmとコンパクトになるメリットを活かして、リールとメタルジグ数個と共にリュック等に突っ込んでおいたら、急なナブラにも対応できそうです。