メタルジグでアコウをバラさない為に|他の魚と違うフックとセットが必要な2つの理由

※当サイト内の一部のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれます。
メタルジグフック考

アコウをルアーで釣る時にワーム+ジグヘッドと同じくらい出番があるのが
『メタルジグ』です。メタルジグの遠投力には私もよく助けられています。

そんなメタルジグですが、正しいフック選びとセッティングが出来ていないと
アコウがバレまくったり、毎キャストごとに根掛かりする、なんて事に
なってしまいますよ。

アコウに対するメタルジグのフックセッティングは通常の魚とは
ちょっと違い、通常通りのセッティングではバラシの連発となってしまいます。

バラシの連発とならない為に、何十匹とメタルジグでアコウをバラしまくった末に
やっと分かった、対アコウのメタルジグのフックとセッティングに
ついて伝えていきますね。

リア部分にトリプルフック単体では根掛かりが多すぎる

最近は、市販されているメタルジグも、シングルフックが付いている物が
多くなってきましたが、通常、メタルジグを購入すると、リアにトリプルフック1本
が付いている、という形で売られている事が一番多いです。

このトリプルフック単体、比較的アコウのかかりはいいのですが、
アコウを狙うポイントが基本的にテトラや捨て石が岩礁帯のエリアなので
非常に根掛かりしやすいのです。

トリプルフックのままだと数投に1回根掛かりがあり、
とてもまとも釣りする事が出来ませんでした。なので、根掛かりしにくい
フックセッティングを考える必要が出てきたのです。

 

最初に思いついたのが『フロントにアシストフック1本』

004

最初に思いついて実行したフックセッティングが
フロント部分にアシストフックを1本のみ使用する事、でした。

アコウは底付近にいる事が多いので、底を取りながら釣りする事がほとんどです。
なので、リア部にフックがあるより、フロント部分の方が根掛かりしにくい、と思った為です。

 

実釣ではアコウをバラしまくり

喜び勇んで試してみると、確かに根掛かりは激減。これで快適に釣りが出来る、
と思いながらキャストしていると、『ゴンゴン!!』とアコウの明確なアタリ。

ここからが大変でした。ロッドを送りこんでも、なかなかアコウが乗らない。
今まではアコウのアタリがあればほとんど乗っていたのに、3回に1回くらいしか
乗らなくなったのです。

しかも、やっと、『乗った!』と寄せてくると、今度はかかりが浅くてバラシが連発
となりました…。

 

バレる・乗らない理由は、『吸わない』で『噛みつく』から

その後にたくさんのアコウをバラシつつも何十匹も釣ってわかったのですが、
アコウってあまり吸い込むバイトをしないで、『噛み付いてくる』バイトが
多いのです。

フロントのアシストフックは魚が口を空けて吸い込む際に、軽いアシストフックが
口の中に吸い込まれてかかる、という寸法なのです。

ところが、アコウの場合、吸い込む力が弱く、代わりにガシガシ!と噛みつく様な
バイトをしてきます。

さらにアコウは下から食い上げる事が多いので噛みつくのはメタルジグのリア側…
だから、ちっともアコウは乗らなかったのです。

 

リア部分にシングルフックを装着して実釣した結果

003

なので次はフロント部分のアシストフックは外して、メタルジグのリア部分に
シングルフックを1本装着して実釣です。

こちらもリア側にフックはありますが、シングルフックという事もあり、
根掛かりもほとんどなく、こちらの方は結果上々。

そして、『ガツガツ!』とアコウのバイトがあったので、
バシッと合わせると、スッポ抜ける事なく、8割くらいのアコウは
乗ってくれます。しかし、ここからが問題でした…。

 

取り込み途中でバレまくるアコウ

アコウがかかるまでの確立は大幅に上がったのは良かったのですが、
今度はかけてからのやりとりの途中でバレまくりです。

2匹に1匹、つまりヒットさせたアコウの半分以上がバラシ…。
これは辛すぎる…という事で違うフックセッティングを考えて
いく事にしたのでした。

 

シングル1本が駄目なら、とシングルフックを2本装着してみる

リアのシングルフックにするとバラシまくったので、
今度はシングルフックを2本、リアに装着しました。

どうせなら、とフックを向かい合わせにセッティングする
『地獄針仕様』にして試してみました。

 

『リアに地獄針仕様』したのが大正解

メタルジグフックセット

メタルジグのリア部分に2本のシングルフックを『地獄針』仕様にして、
実釣で使用してみると、今までバレまくっていたアコウが嘘のように
しっかり乗り、取り込み途中でもバラさなくなりました。

もちろん、根掛かりもほとんどしませんでしたよ。

メタルジグのリア部分を『地獄針仕様』にしたら、フッキング率・キャッチ率の向上と
根掛かり軽減する事を両立させる事が出来、このセッティングは大正解だった、という事でした。

 

まとめ

アコウは『噛みつくバイト』なのでフロントアシストフックは役に立たない

最適なフックセッティングは『地獄針仕様』

という事ですね。
あなたも、メタルジグのフックセッティングをしっかり行い、
メタルジグでアコウ、爆釣して下さいね。

 

リア重心で7gのメタルジグ

良い記事と思ったらシェア&いいね!をお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこのブログの管理人

釣り歴約30年。バス釣り・管理釣り場・エギング・メバリング・ロックフィッシュ等のルアー釣りを 幅広く経験しています。特に力を入れている釣りはメバリングです。

幅広い釣り経験を通じて、釣り初心者に分かりやすく釣り方等を紹介しています。

詳しいプロフィールはこちら

ツイッターとフェイスブックではブログ・動画の更新情報と、近況の様子や釣り初心者に役立つプチ情報などをお届けしています。

近況の様子や役立ちプチ情報はブログでは読めないコンテンツとなるので、ぜひ、下のフォローボタンからお好みのSNSを選んでフォローしてくださいね。